フィリピンの治安が心配な方へ!マニラやセブの2017年最新情報

2016年6月にフィリピンの大統領がロドリゴ・ドゥテルテ氏になりました。麻薬犯罪者を殺して取り締まっていってます。ドラッグは絶対しないでください。フィリピンに行く前は、最新の治安情報を確認することをオススメします。

フィリピンの治安情報、銃社会のリスク

2017年のフィリピンの治安情報です。2012年から2017年に何度もフィリピンに行ってます。行った場所はマニラ、アンヘレス、セブ、ターラック、タガイタイ、ドゥマゲテ、バギオ、イロイロ、バコロドです。

ミンダナオのイスラム過激派テロ

フィリピンでのイスラム教のテロを心配する声が増えています。フィリピンはキリスト教徒が90%の国ですが、5%イスラム教の方がいます。ミンダナオ島という南のエリアです。ミンダナオ島は語学学校があるエリアではないのでフィリピン留学とは関係ないのですが、ISテロに巻込まれないために、最近の治安情報は入手するようにしてください。

2017年5月23日、ISに忠誠を誓う「アブ・サヤフ」幹部のイスニロン・ハピロンがミンダナオ島に潜伏しているという情報を得て、フィリピン政府軍が身柄確保に向かったところ、イスラム過激派「マウテ・グループ」と銃撃戦になりました。ドゥテルテ大統領はミンダナオ全島に戒厳令を布告。その後、5月30日までに民間人を含む100人超が死亡してます。

参考情報
戒厳令のミンダナオで起きている本当のこと
参考情報
ボホールのテロ:渡航する際のテロ等に対する注意喚起

フィリピンの治安の変化

2016年6月に大統領がドゥテルテ氏になってから、治安はよくなっているのですが、その過程でいろいろと問題が起きてます。彼は麻薬犯罪者に懸賞金をかけるので、「嫁が殺し屋になってしまった」なんて笑い話も起きています。自首する犯罪者が多くて、収容所がいっぱいだったり、口止めのために犯罪者を殺そうとする政治家がいたり、フィリピンらしい話が尽きません。ドゥテルテ氏については賛否両論だと思います。自分自身も複雑な気持ちで見ています。ただ、腐敗と汚職の国で、国民が葛藤しつつドゥテルテを選んだのは事実です。投票前にたくさんのフィリピン人に話を聞きましたが、投票に行かないものもいましたし、ドゥテルテ氏の男尊女卑は嫌いだけど、彼しかフィリピンを変えることはできないと言う女性もいました。

大統領が変わってからも、何度もフィリピンに行ってますが、警備が厳しくなったと感じます。治安面では、危ない場所に行かなければ、留学生は問題ないです。フィリピンにいる方々は「治安はよくなってる。」と言ってます。

フィリピンの治安は確かに悪い

治安は良くなってるとは言え、フィリピンは他の国に比べると治安は悪いので、海外経験がない方はあまりオススメしていません。もし、治安が最重要でしたらフィリピン留学は避けたほうが良いかもしれません。

フィリピンの治安は悪いです。スリ、美人局、睡眠薬、自白剤などの被害者に会いました。スリが多くて、財布、iPhoneがよく盗まれています。iPhoneの盗難はアジア全体で多発していて、手口はパターン化してますので、地球の歩き方などの旅行ガイドブックに載っている被害例は目を通しておいてください。

トラブルにあう方は危機管理ができてないことが多いです。日本ほど治安の良い国はないです。安全と言われているマレーシアでも1ヶ月滞在したら、子供が誘拐されてたり、駐在員が襲われたりする話を聞きます。タイでも数年ごとにテロが起きてます。留学は海外に長期滞在するので、しっかり自己管理してください。

マニラの治安

マニラは安全な場所ではないですが、マニラの治安のイメージはちょっと悪すぎます。僕はマニラに何度も行ってますが、危険な目にあったことはないです。ただし、どの国でもそうですが首都は人口が多いので、犯罪発生数は多いです。観光客を狙った盗難も多く、留学生のトラブルも起きています。マニラはマカティのようなキレイな都市部と、治安が悪くてトラブルが多いキアポのようなエリアで全然雰囲気が違います。

ドゥテルテ大統領に変わってから、マニラ空港付近の取り締まりが厳しくなっています。マニラ空港に到着して禁煙エリアでタバコを吸って、罰金を払った生徒もいますので注意してください。

最近では、マニラ空港すぐの有名なカジノのリゾーツ・ワールド・マニラに放火がありました。

参考情報
マニラのカジノ銃撃 30人以上の遺体発見

セブ島の治安

「セブ=安全、セブ=ビーチ」のイメージを持ってる方も多いですが、現実は違います。セブ島はみんなが思ってるほど治安は良くありません。セブ島は縦に細長い島で、語学学校があるのは主にセブシティです。セブシティは汚いエリアもありますし、ストリートチルドレンが多く治安が悪いエリアもあります。

危機意識が低い旅行者が増えているため、セブのトラブルは増えています。マニラの次に治安は悪いです。過剰に心配する必要はないですが、日本のような意識でいると危ないです。トラブルで多いのは盗難です。ストリートチルドレンに気をつける。危ない場所に行かない。ケンカしない。当たり前のことに注意しましょう。

参考情報
フィリピンセブはやっぱり危険?!強盗に100ペソ渡した日本人が撃たれる

バギオの治安

バギオの治安はいいですが、治安がいいと思って軽卒に行動する方も増えてきています。日本のように安全な場所はないので注意してください。2016年はバギオで日本人生徒がレイプされています。朝方まで1人で行動していたようです。女性は注意してください。

参考情報
Japanese student raped in Baguio City

アンヘレスの治安

アンヘレスの治安はマニラやセブに比べると全然大丈夫です。ですが、夜に出歩くときは注意はしてください。特に女性。男性でも夜1人で歩いてて囲まれてお金をとらえた人を何人も知っています。アンヘレスの歓楽街で夜遊びする男性は多いですが、慣れるまでは夜は1人では出歩かないほうがいいです。ただ、僕は深夜でも1人で行動してますが、アンヘレスでトラブルは全くないので、自分としては治安が悪い場所とは思ってないです。

その他のエリアの治安

クラーク、イロイロ、バコロド、ドゥマゲテ、ターラックなどの地方都市はのんびりしてます。日本でも、東京と田舎は違います。同じような感じです。フィリピンでも地方のほうが治安はよいです。一方で、娯楽はなくインフラも整っていません。断水、停電になる可能性は田舎のほうが多いです。

トラブル事例

空港でカバンに銃弾を入れられて脅される

一時、空港でカバンに銃弾を仕込まれ、空港職員に口止め料を要求される恐喝事件が起きていました。マニラ空港では日本人の被害者が出てニュースになったので、空港が憂鬱でした。大統領が変わってからは整備体制が厳しくなって、このトラブルは聞かなくなりましたが、そのかわり、空港のチェックインが時間がかかるようになっています。特にマニラの空港が厳しくなっています。

参考情報
マニラ空港でカバンなどに銃弾を仕込まれ、空港職員に口止め料を要求される恐喝事件が多発

タクシーでのぼったくり

トラブルで一番多いのがタクシーです。運が悪いと最悪なタクシードライバーと遭遇します。メーターを使わない。追加料金を要求する。お釣りを返さないなどです。タクシーに乗ったらメーターが動いているか確認して、動いてなければメーターを使うようにお願いしましょう。メーターを使ってくれない時は降りてください。また、大きな紙幣ではお釣りを返してくれないので、事前に紙幣は細かくしておきましょう。

参考情報
フィリピンでタクシーを安全に乗るために知っておくべきこと

オーストラリア人詐欺師

マニラ空港で日本人を狙ったオーストラリア人詐欺師が出没しています。

「マニラ空港で荷物をなくして、バタバタしてる間に飛行機を乗り過ごした。空港では誰も相手にしてくれない。この国は最悪だ。財布も失くしたから飛行機のチケットを買えないから、金を貸してくれ。必ず返す。パスポートのコピーも渡す。」

知らない人にお金を貸してはいけません!

参考情報
マニラ国際空港に出没するオーストラリア人詐欺師

トランプ賭博詐欺

トランプ賭博詐欺はフィリピンだけでなく、東南アジアで頻繁に起きています。モールとかで、片言の日本語が話せるフィリピン人が話しかけてきます。昔に日本で働いていたとか、親族が日本にいるなど言ってきて、話してるうちに仲良くなります。そして、自宅に誘われます。食事の歓迎を受けた後に、トランプを誘われます。「金持ちの友達がこれから来るから、一緒にカモにしてやろう!」と誘われて、結局カモにされます。定期的に留学生が引っかかってます。僕もモールで声をかけられることはありますが、1人で知らない人について行かなければ大丈夫です。賭博は違法なので、もし被害にあって警察に行くと、罪に問われるので注意してください。

参考情報
セブ島におけるトランプ賭博詐欺に関する注意喚起

スリ・盗難

財布を盗んでもお金が入ってないかもしれませんが、iPhoneは高く売れるので、iPhoneがすごく狙われてます。混雑してる乗り物でよく盗難が発生していますので、人ごみの中ではスリに注意してください。

ストリートチルドレン

ストリートチルドレンは集団で現れます。近づいてきて体をベタベタ触られているうちに貴重品が盗まれてしまいます。可哀想と思って近づいたりしないでしてください。

トラブルを避けるための注意点

  • 知らない人に付いていかない
  • 外国人丸出しの格好をしない。重要!
  • もらったものを食べない
  • ジプニーとか乗り物で混雑してきたらポケットに手を入れる
  • 治安が悪い場所に行かない
  • 夜に1人で歩かない
フィリピンでは盗難防止のためリュックは人ごみでは前に背負う
フィリピンでは盗難防止のためリュックは人ごみでは前に背負う

リュックは盗難防止のため、フィリピン人も前に背負ってます。経済的には、日本と比べると貧しい国ですから、お金がある素振りを見せれば、集まってきます。これはアジアならどこでも同じです。

僕が心配してるのは、危機意識が全くない方がフィリピンでトラブルに巻き込まれて死んじゃうことです。そうなったらフィリピン留学のブームは終わるでしょう。日本ほど安全な国はないと理解して海外に行ってください。

参考情報
外務省のフィリピンの渡航情報

フィリピンは安全とは決して言えませんが、普通に危機管理してたらそれほど治安は悪くないです。僕は毎晩出歩いてましたが、夜でも被害にあったことはないです。トラブルはだいたいお金か女性問題です。留学生がトラブルにあうのはだいたいクラブ、カジノ、パブ。そして、可愛い女の子に付いて行った時なので、夜遊びには注意してください。