2022年のフィリピンの治安情報です。2012年から何度もフィリピンに行ってます。行った場所はマニラ、アンヘレス、セブ島、ターラック、タガイタイ、ドゥマゲテ、バギオ、イロイロ、バコロド、スービック、ボラカイ島です。
治安情報
コロナウイルスによる治安悪化
コロナの影響でフィリピンの語学学校が多数倒産!渡航はオススメしません!閉校情報を更新しました。
フィリピンへの渡航はオススメしません。
セブ島で浜田純子さん射殺、殺人容疑で浜田さんの夫が逮捕
去年のセブの事件から10ヶ月、殺人容疑で浜田さんの夫の慎一容疑者(77)が逮捕されました。フィリピンでは日本人に気をつけろと言われます。身内も例外ではありません。おいしい話には注意してください。東進ハイスクールの元カリスマ英語講師の山中博氏に逮捕状
セブの語学学校ベイサイドイングリッシュセブが刑事裁判。とうとう逮捕状がでました。 山中博氏に逮捕状!学校乗っ取り事件?セブ島のベイサイドの刑事裁判まとめ!【マニラ】二人乗りバイクテロでJAC大串真砂人氏が襲撃され死亡
フィリピンのマニラ・マラテ地区にて日本人男性”オオグシ マサト”さん67歳が銃で襲撃会社経営しているハマダ・ジュンコさんが銃撃で死亡
死亡したハマダさんの会社はタリサイというエリアで、語学学校があるセブシティからは車で30分ぐらいです。事件が起きたのはタリサイとセブシティの間ぐらいなので、学校エリアからそれほど遠くないです。留学生が行くエリアではないですが、セブは治安がよいと思い込むのはやめましょう。 会社経営しているハマダ・ジュンコさんが銃撃で死亡【セブ】日本人生徒がレイプされる
ベイサイドに留学していた日本人女性学生がレイプされました。発見された学生は泥酔状態、下半身裸で野原で横たわっていました。バルハバル(バイク便)に乗って帰る途中に被害にあいました。セブの治安を過信しないでください。【セブ】酔っ払った日本人が警察の拳銃を奪おうとして逮捕される
Drunk Japanese man nabbed in Cebu【マニラ】カジノのリゾーツ・ワールド・マニラで放火
マニラ空港ターミナル3のすぐ近くの有名なカジノのリゾーツ・ワールド・マニラに放火がありました。36名死亡 マニラのカジノ銃撃 36名の遺体発見【ミンダナオ】イスラム過激派テロ
フィリピンでのイスラム教のテロを心配する声が増えています。フィリピンはキリスト教徒が90%の国ですが、5%イスラム教の方がいます。ミンダナオ島という南のエリアです。ミンダナオ島は語学学校があるエリアではないのでフィリピン留学とは関係ないのですが、ISテロに巻込まれないために、最新の治安情報は入手するようにしてください。 2017年5月23日、ISに忠誠を誓う「アブ・サヤフ」幹部のイスニロン・ハピロンがミンダナオ島に潜伏しているという情報を得て、フィリピン政府軍が身柄確保に向かったところ、イスラム過激派「マウテ・グループ」と銃撃戦になりました。ドゥテルテ大統領はミンダナオ全島に戒厳令を布告。その後、5月30日までに民間人を含む100人超が死亡してます。戦争状態です。 戒厳令のミンダナオで起きている本当のこと【セブ】ボホールでテロ・誘拐等に対する注意喚起
ボホール島イナバンガで、テロリスト・グループと警察等治安部隊とが衝突して双方に死傷者が出ています。 テロ・誘拐等に対する注意喚起【セブ】コールセンターで働く日本人60名が逮捕
NILSの親会社JICCで働く日本人60名以上が逮捕ロドリゴ・ドゥテルテ氏がフィリピンの大統領になりました。
ドゥテルテ氏がフィリピンの大統領に!麻薬犯罪者を厳しく取り締まってます。ドラッグは絶対しないで!
フィリピンのエリアごとの治安
治安は良くなってるとは言え、フィリピンは他の国に比べると治安は悪いので、海外経験がない方はあまりオススメしていません。もし、治安が最重要でしたらフィリピン留学は避けたほうが良いかもしれません。
フィリピンは安全だと言う方もいますが、治安は悪いです。スリ、美人局、睡眠薬、自白剤などの被害者に何人も会ってます。スリが多くて、財布、iPhoneがよく盗まれています。iPhoneの盗難はアジア全体で多発していて、手口はパターン化してますので、地球の歩き方などの旅行ガイドブックに載っている被害例は目を通しておいてください。また、ネックレスなどの貴金属をしてる女性がいますが、途上国では狙われます。ローカルなエリアに行くときは絶対外しておいてください。
トラブルにあう方は危機意識が低いことが多いです。日本ほど治安の良い国はないです。安全と言われているマレーシアでも1ヶ月滞在したら、子供が誘拐されてたり、駐在員が襲われたりする話を聞きます。タイでも数年ごとにテロが起きてます。留学は海外に長期滞在するので、しっかり自己管理してください。最低限の管理をしていたら、特に何もなくて拍子抜けすると思います。実際、僕は何十回と行ってますが、危険な目にあったことはないです。
マニラの治安
マニラは安全な場所ではないですが、マニラの治安のイメージはちょっと悪すぎます。僕はマニラに何度も行ってますが、危険な目にあったことはないです。ただし、どの国でもそうですが首都は人口が多いので、犯罪発生数は多いです。観光客を狙った盗難も多く、留学生のトラブルも起きています。マニラはマカティのようなキレイな都市部と、治安が悪くてトラブルが多いキアポのようなエリアで全然雰囲気が違います。
ドゥテルテ大統領に変わってから、マニラ空港付近の取り締まりが厳しくなっています。マニラ空港に到着して禁煙エリアでタバコを吸って、罰金を払った生徒もいますので注意してください。
ネガティブすぎるマニラの治安!1年間フィリピンに住んでる大学生が見たトラブル
セブ島の治安
「セブ=安全、セブ=ビーチ」のイメージを持ってる方が多いですが、セブ島はみんなが思ってるほど治安は良くありません。セブ島は縦に細長い島で、語学学校があるのは主にセブシティです。セブシティは汚いエリアもありますし、ストリートチルドレンが多く治安が悪いエリアもあります。
危機意識が低い旅行者が増えているため、セブのトラブルは増えています。マニラの次に治安は悪いです。過剰に心配する必要はないですが、日本のような意識でいると危ないです。トラブルで多いのは盗難です。ストリートチルドレンに気をつける。危ない場所に行かない。ケンカしない。当たり前のことに注意しましょう。
バギオの治安
バギオの治安はいいですが、治安がいいと思って軽卒に行動する方も増えてきています。
2016年に、バギオで日本人生徒がレイプされています。朝方まで1人で行動していたようです。容疑者は遺体で発見されており、自殺したとされています。治安がよいと言われているバギオでもトラブルは起きています。
バギオに留学中の21歳日本人生徒がタクシー運転手にレイプされる
アンヘレスの治安
アンヘレスの治安はマニラやセブに比べると全然大丈夫です。ですが、夜に出歩くときは注意はしてください。特に女性。男性でも夜1人で歩いてて囲まれてお金をとらえた人を何人も知っています。アンヘレスの歓楽街で夜遊びする男性は多いですが、慣れるまでは夜は1人では出歩かないほうがいいです。
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その他のエリアの治安
クラーク、イロイロ、バコロド、ドゥマゲテ、ターラックなどの地方都市はのんびりしてます。日本の、東京と田舎のような感じです。フィリピンでも地方のほうが治安はよいです。一方で、娯楽はなくインフラも整っていません。断水、停電になる可能性は田舎のほうが高いです。
フィリピン留学での生徒のトラブル事例
トラブルはパターン化してます。よくあるトラブルを紹介します。頭にいれておいてください。
1. タクシーでのぼったくり
トラブルで一番多いのがタクシーです。運が悪いと最悪なタクシードライバーと遭遇します。メーターを使わない。追加料金を要求する。お釣りを返さないなどです。タクシーに乗ったらメーターが動いているか確認して、動いてなければメーターを使うようにお願いしましょう。メーターを使ってくれない時は降りてください。また、大きな紙幣ではお釣りを返してくれないので、事前に紙幣は細かくしておきましょう。
フィリピンでタクシーを安全に乗るために知っておくべきトラブル事例
2. ジプニー詐欺
ジプニーで小銭を探すフリをして、財布を盗まれます。
ジプニー詐欺事件!小銭を落として、騒いでる間に財布を盗まれる
3. トランプ賭博詐欺
ショッピングモールとかで、片言の日本語が話せるフィリピン人が話しかけてきます。自宅に誘われて、食事などをご馳走になった後に、トランプを誘われます。「金持ちの友達がこれから来るから、一緒にカモにしてやろう!」と誘われて、結局カモにされます。
4. スリ・盗難
財布を盗んでもお金が入ってないかもしれませんが、iPhoneは高く売れるので、iPhoneがすごく狙われてます。混雑してる乗り物でよく盗難が発生しています。人ごみの中ではスリに注意してください。
セブでスリ被害!ストリートチルドレンのトラブル!財布の盗難に注意
5. ストリートチルドレンのトラブル
ストリートチルドレンは集団で現れます。近づいてきて体をベタベタ触られているうちに貴重品が盗まれてしまいます。可哀想と思って近づいたりしないでしてください。
恐怖!マニラのホームレスはレストランに入ってくる!盗難多発!貴重品は持たないで!
6. オーストラリア人詐欺師
マニラ空港で日本人を狙ったオーストラリア人詐欺師が出没しています。
マニラのオーストラリア人詐欺師に注意!親切心につけ込む詐欺です。
7. 空港でカバンに銃弾を入れられて脅される
空港でカバンに銃弾を仕込まれ、空港職員に口止め料を要求される恐喝事件が起きています。マニラ空港では日本人の被害者が出てニュースになったので、空港が憂鬱でした。
大統領が変わってからは整備体制が厳しくなって、このトラブルは聞かなくなりましたが、そのかわり、空港のチェックインが時間がかかるようになっています。特にマニラの空港が厳しくなっています。
マニラ空港でカバンなどに銃弾を仕込まれ、空港職員に口止め料を要求される恐喝事件が多発
トラブルを避けるための注意点
- 知らない人に付いていかない
- 外国人丸出しの格好をしない。重要!
- もらったものを食べない
- ジプニーとか乗り物で混雑してきたらポケットに手を入れる
- 治安が悪い場所に行かない
- 夜に1人で歩かない

リュックは盗難防止のため、フィリピン人も前に背負ってます。経済的には、日本と比べると貧しい国ですから、お金がある素振りを見せれば、集まってきます。これはアジアならどこでも同じです。
危機意識が全くないと、フィリピンで大きなトラブルに巻き込まれる可能性もあります。日本ほど安全な国はないと理解して海外に行ってください。
フィリピンはトラブルはだいたいお金か女性問題です。留学生がトラブルにあう場所はだいたいクラブ、カジノ、パブ。そして、可愛い女の子に付いて行った時なので、夜遊びには注意してください。