フィルイングリッシュはトラブルが多かった!悪評高き留学エージェントから受けたクレーム

一時期フィリピン留学業界で、めちゃくちゃパワーがあったフィルイングリッシュ!

フィルイングリッシュ

フィルイングリッシュという留学エージェント

フィルイングリッシュはイケイケの留学エージェントでした。2013年ぐらいが全盛期でしょうか?トラブルが多くてだんだん失速していき、2018年ごろには潰れたという噂を聞きました。

フィルイングリッシュの東京オフィスはなくなっていましたが、パソコンがあったら集客できるので、実際どういう状態なのかはよくわからないです。代表は梶野章さん。ほとんど情報はでてきません。

東京のオフィスもなく、ウェブサイトもなくなってます。だけど、無料ブログはひっそり残っていて、twitterのbotはずっと呟いています…。

学校に圧力をかける

このエージェントとはいろいろありました。忘れられないのは、バギオのHELPに留学した生徒の体験談を掲載したときです。

こちらの生徒はフィルイングリッシュにも問い合わせしていました。しかし、対応があまりに悪くて、「絶対このエージェントは使わない!」と思ったそうなんです。具体的な対応内容はカットしています。

体験談を公開してしばらく経ったとき、HELPの日本人マネージャーから連絡が入りました。

「あの記事を削除してください…。でないと、ボクはクビになるんです…。」

記事の削除依頼でした。理由を聞くと、フィルイングリッシュがHELPに記事を消すように指示していました。ビックリしました。留学業界はこんな感じです。影響力を持った留学エージェントは学校より強いです。仕方なく記事を削除しました。

数年後、HELPの日本人スタッフは退職しました。なので、記事を復活させました。ちなみに、フィルイングリッシュで働いている方に会ったことがあります。みんないい人でした。人が悪いのではなく、組織がダメなんだと思いました。フィルイングリッシュに振り回された学校もたくさん知ってます。「なんとかしてください!」と学校からお願いされたこともあります。2015年ごろです。

いつも少ない人員で。人がすぐ辞める。トラブルが多いエージェントでした。

留学前に連絡がつかない留学エージェント

ある生徒はフィルイングリッシュに申し込んで、バギオの学校に留学しようとしていました。留学間際にフィルイングリッシュの担当者に連絡が取れなくなって、困り果てて連絡してきました。仕方ないので、学校スタッフの連絡先を教えました。その方は無事留学できました。

最悪なエピソードを書き出したらキリがないエージェントです。システマチックに運用していて、とにかく人の入れ替わりが激しい。人が辞めても、引き継ぎされないことが多い。ただ、トラブルがなければ生徒にとってはいいエージェントでした。なぜならすごい割引をするからです。割引して学校にも割引させるぐらいパワフルでした。だからトラブルがなければお得。だけど、しばしばトラブルが起きていました…。先月セブに行ったときに久しぶりにフィルイングリッシュの名前を聞いて思い出しました。

もともとはエージェントを使わずに直接留学したほうがいいと考えていました。ただ、選ぶ学校にもよります。学校よりエージェントのほうが強いことが多いので、エージェント経由で行ったほうがお得なこともあります。エージェントを使うのはメリットもデメリットもあるので難しい。

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中谷 よしふみ

中谷 よしふみ

クリエイター(ノマド)。2012年にフィリピン留学を体験。その後、サイトを作ると学校から呼ばれるようになる。体験した学校は103校。年間半分以上は海外で、イギリス、カナダ、マレーシアでは英語授業も体験。元コンサルタント。著書:英語は「フィリピン」で学べ!

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