フィリピンの本当に厳しいスパルタ語学学校

スパルタ学校をどう定義するかによりますが、フィリピン・セブ留学で本当に厳しいスパルタ学校を紹介します。本気で勉強したいならスパルタ学校が効果的と考える人がいます。意思が弱い方にも人気ですが、英語を話す量よりも勉強要素が多くなるのでデメリットも理解しておきましょう。

スパルタ学校とは?
フィリピン留学のスパルタ学校は、2000年ごろに韓国の軍隊主義の考え方から生まれました。長時間学習、強制自習、平日外出禁止、毎日試験の学校です。韓国では英語ができないと就職できないので、親が子供をフィリピンの学校に留学させました。しかし、子供は学習意欲がないこともあるので、勉強を強制する厳しい環境を親が望んだのです。授業が厳しいのではなく、生活のルールが厳しいと考えたほうが良いです。

日本人経営で真面目な生徒が集まる厳しい学校もあったのですが、コロナで閉校してしまいました。現在、フィリピンで厳しいスパルタ学校は以下です。完全EOPなので英語漬け環境を望む方にもオススメです。

バギオの韓国式スパルタ校、HELPロンロン校の入口

HELP ロンロン

韓国人経営 / バギオ / 定員200名 / 1996年〜

2024年6月に再開後は、時代遅れのスパルタに本気で取り組む。入学試験あって、英語が全然話せないと入学できません。英語学習の目的が明確な中上級者は挑戦してほしい!バギオの山奥に引きこもって英語漬け環境で勉強です。コロナ後の運営体制やルールは他の学校より見劣りします。しばらくはバタバタしていると思いますが、そういうのが楽しめる人にはすごくいい環境です。他の学校よりは厳しいけど完全なEOPではないです。

スパルタは軍隊がある韓国らしい仕組みです。もともと日本人にはあわないと思ってました。モチベーションのある日本人学生にとっては、融通が利かなくて、効果的でない部分があるからです。でも、フィリピンでスパルタ学校を実際経験してみると、一部の生徒にはすごくいい環境だと感じました。英語学習だけに集中できるので、長時間学習ができて、強制されたい生徒にはオススメしています。

韓国のスパルタルールは、韓国人と日本人に通用しました。しかし、2019年ごろから、フィリピン留学の生徒が多国籍化して、スパルタ校を選んだにも関わらず、厳しいルールにクレームする中国人やベトナム人が出てきました。ルールを守らない生徒に罰則を与えることもできず、ルールを緩和したり、授業時間が多くない学校も生まれてきて、だんだん形式的なものになりつつあります。セミスパルタという曖昧な言葉が増えているのはそういう背景からです。世の中のニーズが変わり、根性やスパルタを求めなくなってきているのもあります。

スパルタ学校のリアルな体験談

スパルタ語学学校の条件

以下の条件が揃っている厳しい学校は機能しています。

  • 生徒を厳選している
  • 厳しいルールがある
  • 管理する人がいる
  • ルールを破った人に罰則を与えている

ほとんどの学校が生徒の入校制限がなくて、罰則もないです。たまたま真面目な生徒が多いと真面目な雰囲気になっていますが、偶然性が高いです。

スパルタと言われている学校

以下がフィリピンにあるスパルタと言われている韓国人経営の学校です。セブにあった厳しい学校はほとんどがセミスパルタに変わり、バギオの厳しかった学校もどんどん緩くなっています。バギオの中ではパインスが一番いいと思います。複数校舎があって生徒を振り分けているからです。

それ以外の学校は厳しいとは思いません。誰かが厳しく管理しているわけでもないからです。

  • CELLA(セブ)
  • CG(セブ)
  • English Fella2(セブ)
  • EV(セブ)
  • パインス(バギオ)
  • MONOL(バギオ)

効果でいうと、自分の英語レベルや目的にあった勉強をすることが大事なので、長時間学習があるかどうかも人それぞれで要素の1つでしかないです。

フィリピンのスパルタ学校に留学した生徒の体験談

遊びながら英語力が上がる人もいますし、スパルタ環境で上達する人もいます。どんな環境があうか、効果的かは性格にもよります。みんなの体験談を参考にしてください。