バギオには留学協会がありますので紹介しておきます。
留学協会BESAとは
BESA (Baguio English Schools Association) は、2005年に設立したバギオ英語学校協会です。韓国人が作った組織です。バギオの学校が連合になって「バギオを盛り上げよう!」と頑張っています。バギオは学校同士の横の繋がりが強いです。いや、バギオというよりも韓国人が横の繋がりが強いです。
定期的に日本で学校説明会を開催して、バギオを盛り上げようとしています。BESAはセブ英語学校協会のCALAのバギオ版です。BESAとCALAが合同で説明会を行うこともあります。留学協会なので、エージェントではないです。エージェントに向けて情報発信をしています。だから、学校を販売はしません。そして、エージェントを読んでバギオツアー旅行を定期的に開催しています。それがBESAのファムツアーです。
フィルポータルがバギオを宣伝
2016年にフィルポータル(メディアを持っている留学エージェント)がBESAと繋がりました。当時、セブでは「俺セブ」というメディアがパワーがありました。後続のフィルポータルはバギオを拠点にしてバギオの記事を量産しました。だから、フィルポータルにはバギオの記事が多いです。バギオのネガティブな記事はありません。フィルポータルが楽しい記事を増やしたので、じわじわバギオの雰囲気もチャラくなりました。
BESAは韓国人のための組織
BASAもCALAも日本人のための組織ではないです。韓国人オーナーの組織です。韓国人オーナーにとって、日本人はお客様の1人です。日本人がダメなら、台湾人でもいいのです。
バギオの学校の日本人スタッフに決済権はありません。予算も持っていません。決済者の韓国人オーナーは、生徒を送ってくれたらコミッションは払います。でも、広告にお金を払う意識はありません。だから、メディアビジネスは韓国人と共存するのは難しい。いろいろあって、フィルポータルも失速しました。
フィルポータルには、「自分で仕事を作るのが大事!」みたいな記事があります。悪く言えば、韓国の学校ではインターンに丸投げです。評価も明確です。生徒を増やせば賞賛されます。営業です。逆に、現場で奮闘するスタッフはあまり評価されません。だから、どんどん集客よりの学校になっていきます。韓国人の学校はいい部分もたくさんあるけど、パターンが同じです。イノベーションは起きません。
バギオは面白いが、閉鎖的
バギオは特徴的で面白い場所です。留学生を受け入れてきた歴史もあります。いい経験ができた生徒も知っています。しかし、今はもう積極的には紹介しにくい。新しい学校ができないから、新陳代謝もないし、競争もない。オーナーもスタッフも高齢化。同じメンバーで同じことをやっている感じです。国際空港から遠いのもやっぱりデメリットです。マニラ空港から6時間から7時間かけて行くのは時間がもったいないです。
セブ留学がはじまったときは、セブの先生の経験値は低くて、マニラやバギオのほうがよかったです。でも、セブに生徒が集中して、ここ数年でセブの先生の経験値が上がりました。だから、バギオまで行く必要がなくなってきていると感じています。