短期の英語留学生が知っておくべき「勉強」と「練習」の違い!

英会話はスポーツみたいなものです。だから、「勉強」と「練習」の違いを理解して取り組んでください。これは英語講師のハッシーさんの英会話勉強法です。効果的に英会話力をアップさせたい真面目な方向けの文章です。

フィリピン留学で効果的に英会話力を上げる方法を語るハッシー

ハッシー、29歳男性、期間は2ヶ月(2009年)

英語学習は「練習」を意識しよう

効果的な英語の勉強法を教えてください!

僕がフィリピン留学した時、英語の勉強法に明確なビジョンがあって、1日8時間の授業の間ずっと練習してたんです。勉強じゃなくて練習してたんです。

その「練習」と「勉強」の違いを理解するのが重要なんですよね。

はい。僕は留学した時に、2ヶ月で自分の上達に満足したんです。でも、同じように真剣に勉強してるけど、上達してない生徒もいたんです。それで、何が違うのかと考えた時に、「勉強」と「練習」の違いに至ったんです。簡単に言うと、英会話を「勉強」している生徒はたくさんいるけど、英会話を「練習」してる生徒はあんまりいないって話なんです。

「勉強」って何ですか?

別の言葉で言えばインプット。知識を得ることと解釈して良いと思います。インプットに対してアウトプットって考え方はきっと誰でも知っていて、「勉強」と「練習」が大事ですよ、って言っても、そんなの「インプット」と「アウトプット」でしょって思われるかもしれないですけど、ちょっと違うんです。

なぜ「アウトプット」ではなく「練習」と言うかというと、みんなが考えているアウトプットだと量が足りてないというのが僕の考えなんです。

もう少し具体的に教えてください。

例えば、50分のスピーキング授業で、40分話してる生徒もいれば、10分しか話してない生徒もいますよね。両方とも自分は「スピーキングの授業でアウトプットしてます。」と言うと思いますけど、意識してない生徒は話してる量が少ないんです。

英会話はスポーツみたいって考えがあります。スポーツに大事なのは「勉強」じゃなくて、「練習」って誰でも分かるじゃないですか。だけど、英会話では「練習」する生徒が意外に少ないんです。たとえば、野球だったら素振りみたいな、反復「練習」をするでしょ。だけど、英会話では結構みんな「勉強」ばかりしてしまってる。

「練習が大事だよ」って言ったら、「そんなの分かってます」って言う生徒も、実際にやってるのは練習になってないことが多いんです。新しい知識を学ぶんじゃなくて、知ってる知識を使って反復練習するんです。それが効果的なんです。

留学した時、僕より英語知識がある生徒が多かったんです。でも、その中には努力しても成果がでてない生徒がいたんです。何が違うのかと言うと、僕の知識が10段階で2だったとすると、その2の知識を使えるように、毎日「練習」してたんです。だけど、5の知識がある生徒が、フィリピンに来てさらに「勉強」して6の知識にしようとしてるんです。

文法を教えるのが上手な先生が人気があるんです。それからも明らかなんですが、みんな英語を学ぶ気が満々なんです。それって良いことなんですが、「勉強」すると、英会話の「練習」時間を奪ってるんです。8時間を新しい知識のインプットのために「勉強」してる生徒と、知ってる知識を使えるように「練習」してる生徒では、英語の会話力には差がついてしまうんです。

英会話スクールは、英語を学ぶ場所というイメージがあると思うんです。だけど、ほとんどの日本人に必要なのは、英会話スクールではなくて、英会話トレーニングセンターだと思うんです。

つまり、「勉強」よりも「練習」です。スムーズに英語が喋れる人って反復練習をかなりやってるはずなんです。理解できただけで英語がスラスラ喋れる人っていないと思うし、まあ、一部の天才はできるのかもしれないですけどね。だから、つまらないかもしれないけど、効果的に英語を身につけたいなら、野球の素振りみたいなことが必要なんです。でも、それを1人でやるのは過酷だから、フィリピンのマンツーマン授業で「練習」をするのがいいですよって話なんです。

たくさんの生徒を見てきましたけど、成長スピードには差があります。インプットがない生徒は成長スピードが遅いです。世の中の成功事例は、英語知識のインプットがある程度終わっていて、フィリピンで徹底的に練習した人。そんな生徒が短期間で成果を出せている気がします。

1、2年留学できるなら、英語ゼロからでも喋れるようになると思うんですけど、フィリピン留学って短期留学が多いんです。2、3ヶ月で成果を出そうと思ったら、日本でできることを終わらせてくるのが大切だと思います。ただ、誤解して欲しくないのは、みんなが思ってるほどやることは多くないですよ。

ちょっとでも知識があれば、その知識を使えるようにしたら良いんです。ちょっと知ってるのに、全然知らないと思い込んで、英語を学ぼうとすると、いつまで経ってもインプットって終わらないですから。僕もいまでもインプット終わらないですから。

なぜ、ハッシーさんは練習が大切だと思うようになったんですか?

英会話が伸びない人が多いので、何が効果的なのかをずっと考えてました。フィリピンに行こうと思った時からです。行った学校の学習メソッドが練習に適してたので、そのメソッドを活かして勉強しました。

卒業して1年後、一緒に頑張ってた仲間と再会したら、英語があまり上達しなかったって言うんです。でも、みんなもメソッドの授業は受けているんです。何が違ったのか考えたら、意識の差に行き着いたんです。メソッドの授業を受けても、練習する意識がないと効果的ではないんです。

知識を得ても喋れるようにはならないことは理解しておく必要がありますね。でも、フィリピンには、文法を教えるのがすごく上手な先生がたまにいるんです。残念ながら、日本では分かりやすい文法の授業を受けたことなかったです。

もちろん文法を「勉強」しにくるのがダメなわけではないんですよ。ただ、文法を理解しても喋れるようにはならないことは理解しておかないといけないです。結局、自分に何が足りなくて何が得たいかですよね。留学は限られた時間なので、目的をしっかり理解していたらいいと思います。

でも、自分が何が足りなくて、何が得たいかって英語学習の初期には分かってないと思うんですよ。

だから、生徒を引っ張る人が必要なんです。最近、英語学習アドバイザーという職業が出てきてるみたいなんです。日本人が英会話できるようになる方法を一番分かってるのは、大人になってから勉強した日本人だと思います。もともと英語が話せる帰国子女よりも、大人になってから、努力して英会話を身につけた人のほうがいいと思います。そういう英語アドバイザーが学校に1人いて欲しいです。

自分は遠回りしたから、生徒には効率良く学んで欲しいって気持ちを持っている学校のオーナーがいます。学校には学習アドバイザーがいたほうが生徒には絶対いいですね。

でも、全部の学校が理想通りにならないのも分かるし、生徒のモチベーションもそれぞれじゃないですか。遊びたい人は、セブでビーチを楽しんで、友達も作って、満足して帰ってもらえればそれでいいと思います。

この話を届けたい人は、英会話を身につけたくて、頑張ってるのに結果が出ない人。どうにかしてあげたいと言うとおこがましいですけど、僕の経験が何かの役に立つならって気持ちがあるんです。

「勉強」と「練習」の違いが分かりました。英会話の学習ステップを理解したら、「勉強」は絶対日本で終わらせてくるべきですね。そして、フィリピンではたくさん話すことを意識して授業を受けたら、短期間でも成果が出せそうですね。その考え方を残したくて今日はインタビューさせてもらいました。思ったこと伝えられました?

うーん。思ったよりグダグダになった(笑)。意図が正しく伝わるかちょっと心配ですけどね。ヘンなこと言ってるなって思ったり、否定的な意見を持たれる人もいるかもしれないですけど、もし興味があったら直接聞いてもらってもいいです。留学って何回もやるものじゃないから、来てから不満をもっても、取り返しがつかないから。留学関係に関わる人は生徒をフォローしてあげて欲しいと思います。

(2014年8月27日(水) セブのマリオットホテルにて)

英会話上達に効果的な授業とダメな授業!

今後もリアルな口コミを掲載していきます。参考になったら共有してくれると嬉しいです。

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クリエイター(ノマド)。2012年にフィリピン留学を体験。その後、サイトを作ると学校から呼ばれるようになる。体験した学校は101校。年間半分以上は海外で、イギリス、カナダ、マレーシアでは英語授業も体験。元コンサルタントで、本気の方には留学相談やエージェントもやってます。著書:英語は「フィリピン」で学べ!
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