フィリピン・セブ留学のコスパはどんどん悪くなっています。正直もう安くない。いや、高い。僕が留学した2012年は1ヶ月衣食住で10万ちょっとでした。しかし、フィリピンの物価が上がり、日本円が弱くなり、施設がよくなった結果、いまは安くて1ヶ月20万ぐらいになってきています。じわじわ値上げしてるし、フィリピン到着後に必要な費用も増えています。
さらに、留学エージェントは安い学校を紹介していないことがあります。象徴的なエピソードがあります。コロナ後に、知り合いが学校運営に関わることになりました。その方は留学料金を安く設定して、いろんなエージェントに問い合わせたんですが、「そんなに安いと販売できないよ!」と言われて、値段を上げてました…。
安い学校は販売手数料も少ないから、エージェントの儲けも減ります。さらに、新しい学校に生徒を送ると、既存の学校へ送る生徒数が減るので新規学校を取り上げることに積極的でないことがあります。だから、格安学校は留学エージェントから出てきにくいんです。
コロナでフィリピン留学はかなり変わりました。自社集客の学校は潰れて、エージェントに販売を完全に任せている学校が生き残りました。だからエージェントの力が強くなっています。その結果、学校は生徒に向けて運営しているのではなくエージェントに向けて頑張っています。安くていい学校ではなく高くてクレームがでない学校が人気です。
1ヶ月10万そこそこの学校は潰れました。だけど減ったけど今でもまだ安い学校はあります。どこも満室の時期に、安い学校には空室があったりするから面白いです。