知り合いのフィリピン人がなくなった方の話です。海外で死んだらお金がかかる。そんなこと考えたことなかったです。
フィリピンでは貴重品は持つな
滅多にないことだと思いますけど…。知人の知り合いの70歳くらいのフィリピン人が亡くなられました。その方はフリーランスで旅行ガイドをしてました。その日、お客さんである男性3人と、フィリピン人のお姉ちゃん3人の6人をガイドしていたそうです。
ガイドしているときから、ちょっと様子が変だったようです。その日のツアーの最後に、お客さんを連れてご飯を食べに行き、その後、お客さんをホテルに送るために車に乗り込んだんです。ガイドは助手席に乗るのですが、出発したら容態が急変したそうで…。フィリピン人のお姉ちゃんが「病院に運んで!」と指示をして。そのままみんなで病院に向かったそうです。
看護師が奥さん等を呼び出して、家族が来たところで、お客さんはホテルに帰られたとのことす。病院からその人に連絡が入ったときには、もう心肺停止で。みんなパニくっていたようです。その人は急いで、病院に行ったそうですが、着いた時、ちょうど死亡の宣告をしていたところだったそうです…。
面倒なことに、亡くなられたガイドの財布が無くなっていたそうです。誰が財布を盗ったか分からない…。奪ったのはお客さんじゃないと思うのですが、ドライバーか、フィリピン人のお姉ちゃんか…。病院のスタッフが盗むとは思わないけど、可能性はゼロじゃない…。
日本人の感覚では、死にかけている人の財布を盗ろうって思わないでしょ。だけど、フィリピンではあるんです。家族の話によると、相当お金は入っていたみたいです。高齢者のシニアパスも無くなっていました。留学生が事故にあったら、運が悪いと財布とか盗られる可能性もあります。だから、絶対に貴重品は持たない方がいいです。
知っておいてほしいのは、死亡したらお金がかかるんです。蘇生措置をしたり、死亡診断をすると費用がかかるんです。お金を払わないと病院を出られないです…。その時は14000ペソぐらいだったそうですが、お金を盗まれて払えなかったそうです…。だから、その人がいくらか負担したそうです。
その後、遺体は葬儀場に運ばれたようです。詳しいことはよく分かりませんが、フィリピンでは土葬が一般的なんですが、場所がなくなるので、火葬する人が増えているみたいです。この時は火葬だったそうです。
お金がないフィリピン人は、家とか家の近くの小さな教会に運んだりします。通常は1週間ぐらいどこかに安置してから、みんなで運び出したりしてお墓に埋葬するようです。
(2022年11月1日)
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海外旅行保険についてはよく質問を受けるので、以下でまとめています。