えっ、フィリピンの安い学校は教室がない?レッスン環境の違いを解説!

先日、フィリピン留学から帰ってきた生徒と話をしていて、しっかり説明しないといけない!と思ったことがあります。それは授業環境の違いです。

TOEFLなどの試験対策をしてる生徒が多い、試験対策の授業の教室は広い

安い学校には教室がないのです!

どういうことか説明します。フィリピンはマンツーマンレッスンで英語を学ぶのが基本です。しかし、教室は学校によって全然違うのです。

マンツーマンレッスンの教室の違い

マンツーマンレッスンの教室は、完全個室がある学校と、個室がない学校があります。個室がない学校は、机に仕切りをつけたり、パーティーションを置いたりして対応しています。

パーティーションタイプの場合、声が大きい生徒がまわりにいると気が散ってしまうという意見も多いです。慣れる人もいれば、慣れない人もいます。

通常の日常会話はオープンな環境で行うので、オープンスペースで授業をしたほうがいい!という意見があります。確かに一理あります。ただ、生徒として、どちらを選ぶかはよく考えてください。

さらに、教室自体がない学校があります。これが重要です!

マンツーマンレッスンの教室がない学校

EBの1人部屋で勉強に集中
EB 部屋で授業
セブ島のストーリーシェアのマンツーマンレッスンの授業風景
ストーリーシェア 共有スペースで授業

教室がない学校では、生徒の部屋に先生がやってきたり、共有スペースやキッチンで授業を行います。屋外で授業したり、道路でやってる学校もあります。留学生のイメージは、授業を受ける「教室」があると思うでしょう。しかし、教室がない学校があることを知っておいてください。小規模の日本人経営の学校に多いです。

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ストーリーシェアのバギオ校

気分転換になるので、僕は好きです。しかし、僕がお会いした生徒は、

「教室がないなんてビックリだ!先生が部屋に来られると、部屋を片付けないといけないから面倒。先生は気にしてないけど、こっちが気になる。」

と言ってました。

グループクラスの教室の違い

グループクラスの教室環境も学校によって全然違います。

韓国の学校は、TOEICやIELTSの試験会場になっていたりします。そういう学校は大教室もしっかりしています。グループクラスの教室も大・中・小とあります。

一方で、グループクラスの教室を持っていない学校もあります。これも、小規模の日本人経営が持っていないことが多いです。学習環境にどれがけ投資しているかも学校選びの1つのポイントになるかもしれません。

好みもわかれますし、好き嫌いも人によって違います。授業環境が気になる方は、自分が行く学校の環境は確認しておくことをオススメします。

最後に、いろいろな学校の教室写真を並べておきます。コロナで学校環境が変わってますので、渡航前は最新情報を入手するようにしてください。

フィリピン基礎知識

トラブル体験談

中谷 よしふみ

中谷 よしふみ

クリエイター(ノマド)。2012年にフィリピン留学を体験。その後、サイトを作ると学校から呼ばれるようになる。体験した学校は103校。年間半分以上は海外で、イギリス、カナダ、マレーシアでは英語授業も体験。元コンサルタント。著書:英語は「フィリピン」で学べ!

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