フィリピンに旅行や留学を検討している人にオススメの本や、旅行ガイドブックの紹介です。タイトルに「フィリピン」が含まってる本は全部読みましたが、以下は面白くて内容が濃いと思う本です。
フィリピン留学の本
たくさんのフィリピン留学の本が発売されていますが、留学エージェントや学校の宣伝本ばかりですので、どういう立場の人が書いてるか確認してください。
英語は「フィリピン」で学べ!
いきなりすいません。僕(中谷よしふみ)が書いたフィリピン留学の本です。僕も結果的にエージェントになってしまいましたが、他の本と読み比べしてもらうと内容の差が分かると思います。フィリピン留学の歴史、エージェントのビジネスモデル、留学を失敗しないための知識、特徴的な学校、英語の勉強方法、そして業界裏話などを説明しています。真面目に英語留学したい方にオススメです。逆に、軽い気持ちで語学留学する方はこの本は読まなくていいです。Kindle版と書籍版があります。
書籍レビュー
3ヶ月でTOEIC300点上げる フィリピン語学留学
サウスピーク(セブ島の真面目な学校)のカリキュラムを作ってるHAL_Jさんの書籍。彼は僕とは真逆のタイプなので、考え方は同じではないです。学校運営者なので、サウスピークよりだと思う箇所もありますが、英語学習をしっかり考えているので、共感できる内容も多い。真面目に勉強したい方にオススメの本です!
フィリピン旅行のガイドブック
地球の歩き方
定番中の定番の旅行ガイドブック。僕も一応持っていきました。あんまり使わなかったけど、やっぱり旅行に行く時は便利。ただし、地方都市の情報はほとんどありません。
Lonely Planet Philippines
英語ですが、内容は地球の歩き方より充実しています。旅行ガイドブックとしても、英語の勉強としても、ロンリープラネットはオススメです。
金なし、コネなし、フィリピン暮らし
旅行ガイドブックではないですが、長期滞在や移住を検討するならこの本は必読です。僕もこの本を読んでからフィリピンに行きました。分厚いし、内容たっぷりなので、自分が興味あるところだけ読んだら良いです。旅行というよりは、フィリピンで暮らしたい人向け。でも、長期の英語留学生にもオススメの本です!
旅の指さし会話帳 フィリピン
フィリピンはだいたい英語が通じるけど、現地の言葉「タガログ語」で話すともっと仲良くなれるので、指さし会話帳はオススメです。タガログ語で話せば、フレンドリーなフィリピン人と更に仲良くなれます。ただし、留学生に人気のセブ島では「タガログ語」も通じますが、メインの現地語は「セブアノ語」ですので注意。
旅行アプリ 旅道場 英会話拳
僕らが作った音声の旅行ガイドブック(笑)。フィリピンを知るにはオススメです。現地でピンマイクをつけて収録したすごく臨場感のある音声の旅行ガイドブックです。無料版を試聴したら雰囲気が分かると思います。音声なのでラジオ好きにオススメ!
フィリピンを知る本
以下の本を読めば、フィリピンの国や人がどんな感じが分かります。面白いですよ。
フィリピンパブ嬢の社会学
大学の研究テーマをフィリピンパブにした大学生のノンフィクション本。フィリピンパブを研究するうちに、パブ嬢と付き合うようになった筆者(中島弘象)のリアルな恋愛ストーリー。フィリピンに関わった人間にとってはどこでもある話ですが、よくまとめられていて事前にフィリピン人を知るには良いと思います。すぐ読めます。フィリピンのクリーンな部分が描かれてます。
ザ・フィリピンパブ―雇われ店長が覗いたニッポンの異空間
あるフィリピンパブの立ち上げから崩壊までの1年半を、店長としてすべてを取り仕切っていた当事者が裏のウラまで描き尽くしたノンフィクション本。フィリピン人の女性がよく分かります。表紙は少しエロいが、内容は全然エロくないです。
フィリピン・フール
マニラで若いフィリピン人女性に一目惚れをした著者の実体験に基づく傑作長篇。フィリピン人女性にハマっていく日本人男性の典型的なパターンが描かれている。この主人公のような日本人をたくさん見ました。
バタス――刑務所の掟
フィリピンで逮捕された大沢努という男のノンフィクション本。拷問、死刑判決、そして、2万人が収容されるフィリピン最大のモンテルンバ刑務所での地獄の日々。抗争、腐敗、殺人、覚醒剤、買春…。フィリピンのリアルが感じられる本。モンテルンバ刑務所に見学に行きましたが、すごく怖かった。刑務所には日本人もいるのでトラブルに巻込まれないように注意してください。グレーな国なのがよく分かる本です。