留学ラジオのレポーターSatoKoumeです。今回、マニラのEBを体験させていただくことになりました!ワクワク、ドキドキです。留学前の心境をまとめておきます!
留学期間は、2019年10月27日(日)~11月3日(日)の1週間です。
SatoKoume
高校生の娘を持つ、旅好きの40代主婦。元中学校の英語教員(15年)。TOEIC840(2019年7月)。フィリピンの6つの学校を経験。オンライン英会話のネイティブキャンプのレベルチェックは7段階中7
もともとのEBのイメージは、旅人が集うゲストハウスみたいな感じでした。英語を正しく学ぶというより、ブロークンイングリッシュでも問題ないと考える人が多そうで、自分にはちょっと違うと思っていました。でも、インターンとして記事作成に関わっていると、旅人だけじゃなくていろんな生徒がいて、みんなの満足度が高いので、だんだん気になってきました。そんなときにEBの話が来たので、すごくやる気でした。
留学前のカウンセリング
留学2週間前、EBの校長先生ショーンさんに留学前のカウンセリングをしていただきました。LINE通話で40分ほどでした。これまでいろんなレベルの生徒さんの英語教育を支援されてきたので、お話には説得力がありました。熱血校長先生という感じです(笑)!
日本語での自己紹介のあと、まずEBの方針についてお話いただきました。EBは2008年に設立された日本人経営の学校で、英語学習で大切にしているのは音で、トレーニング的な授業を採用しているということでした。そして、格安!ということを強調されていました(笑)。
英語力チェック
学校説明の次は、英語力のチェックでした。日本語で話している時は敬語を使っていたのですが、英語になると「ショーンさん」が突然「You」になり、妙に親近感を持ちました(笑)。英語で確認されたのは、英語学習の目的、英語学習経験、ビジネス英語に興味あるかどうか、でした。
私の英語学習の目的は2つあります。
1つは、カナダに住む娘のホストファミリーや友達と話すことがあるので、その際、不自由ない会話ができるようになっておきたいのです。
もう1つは、英語による情報取集力向上です。英語で情報収集するようになってから、旅行でもお買いものでも有益な情報は英語で発信されている場合が多いことに気づきました。それに、いま娘が通うカナダの高校とは英語でやり取りですし、娘の進路のことで海外大学を調べる際も、膨大な資料に目を通すのは大変でした。だからそのストレスを軽減させたいのです。
ショーンさんは、私がフィリピンのいくつかの学校を経験していることはすでにご存知でしたので、そこでどんな英語学習をしたのかを説明しました。
ビジネス英語はあまり興味ないですが、今年TOEICを受けたこともあって、昔ほどの苦手意識はなくなっています。そういった内容を英語で話しました。ショーンさんの英語は上手で、さすがだなと思いました。カウンセリングは楽しかったです!
授業提案
再度、日本語での会話に戻って、1週間留学の授業プランを提示していただきました。「1週間でも英語力に変化があった(涙)!」となるカリキュラムだそうです。提案された授業は以下です。
- マンツーマンレッスン8コマ×6日間(月~土曜日)
- 1日4コマ、BS(ビジネススピーキング)メソッド授業
- 1日4コマ、アメリカンアクセント授業
聞いたときの、正直な感想を書きますね…、正直、「えっ…。」、と思いました。授業は2つだけ?メソッドが4コマも…?
私は以前、オンライン英会話(ネイティブキャンプ)でカランメソッドの授業を受けたことがあります。ですが、メソッドの容赦ないスピード感と単調さについていけず、不覚にもわずか25分間の授業中に睡魔に襲われたことがあります。だから、私にはメソッド授業はあわないと思っていました。EBがメソッドに力を入れているのは理解していたので、メソッド授業は受けるつもりでしたが、まさか1日4コマとは…。
でも、ショーンさんは、事前に私のプロフィールを見ながら、どうしたら短期で効果がでるのか考えてくれていたみたいなんです。
「1日メソッド4コマ、発音4コマを6日やっても、1週間では、両方とも教科書の半分いくかどうかです。あれこれやるよりも教材を徹底的にやりこむほうが成果を感じられるはずです!」
と力強く言わました。
事前にEBのサイトを見て、CNNリスニングという授業を受けてみたかったんですが、CNNは発音授業を受けてからの方が成果があるということでした。説明を受けて、今回は1週間の短期留学なので2つの教材に集中するということで納得!自分では選ばない道ですが、ショーンさんの提案で頑張ってみようと思いました。
ちなみに、EBは祝日や週末でも追加料金を払えば授業が受けられるんです。だから、今回は土曜日も授業です。短期の生徒にはありがたいですね。
事前学習
1週間の短期で成果を感じるために、絶対に事前学習はしておいてくださいと言われました。教材に目を通して、内容を理解して、音読を繰り返すように指示されました。
ショーンさんはすべての生徒とこのカウンセリングをしているそうです。留学前に、このようなカウンセリングをしていただけるのはとてもありがたいと思いました。オーナーさんと話すことで学校の雰囲気も感じることができました。
留学前の資料
カウンセリングの後、2つの資料が送られてきました。「空港での待ち合わせ場所」「留学準備の資料」で、A4で8枚ぐらいです。どの学校も渡航前の資料は用意されていますが、学校によって内容や形式は様々です。私は中学校教員だったので、注意点をわかりやすく伝える難しさを知ってますし、こういう資料には少しこだわりがあります。
EBの資料は、基本事項+陥りがちな失敗談+お得情報までスッキリまとめられた資料でした。具体的だけどシンプルで見やすくて、好印象でした。
激励メッセージも送られてきました。
EBの過去の生徒さんが成果を上げているメソッドに対して疑問の気持ちを持たず、信じる者は救われると思って授業に没頭してもらいたい。
背筋がピンとなる感じを覚えました。やる気スイッチはオン!
事前学習
面談の後、さっそく予習をはじめました。2週間の間、毎日自習はしていました。学習時間は1日2時間ぐらいです。5日間ぐらい完全にフリーの日があったので、その時は6、7時間勉強しました。でも、30分ぐらいしか時間が取れない日もありました…。取り組んだのは、おもにメソッドです。
では、事前学習をどんな風にやったかお話しますね。
アメリカンアクセント
まず、発音授業の予習のために、アマゾンで「アメリカンアクセントトレーニング」を買いました。
音声データがダウンロードできるので、アイフォンに入れて家事や運転の合間に聞き流しました。話しかけるような口調でアメリカンアクセント概要が説明されているのでとても聞きやすかったです。英語はジャズのようだとか、単語を一文字ずつ丁寧に読んでいたら伝わりにくいなど、いろんな例をあげて説明されています。楽しくてずっと聞き流してました。
私はサウスピークで1週間だけ発音を学びましたが、短期だったので、私の弱点を集中的に鍛える授業でした。だから、発音について体系的に学んだのは初めてで、「ほほう。」と思うことが多くて新鮮でした。教材にはエクササイズもあって、元気にリピートもしました。
言えている気がしたので、試しに自分の英語を録音して聞いてみましたが、全然ダメ(笑)!1日4時間の発音の授業でどれだけ自分の話し方が変わるのか?授業が楽しみです!
BSメソッド
問題はメソッドでした…。カウンセリングの後は、やる気満タンだったのですが、教材を見た時、それまでのやる気が一瞬で不安に変わりました。馴染みのないビジネス用語…、しかも一文が長い…。こんな長文をスラッと言うのは、絶対に無理だと思いました…。こんな長い文章もあるんです…。
Businesses prefer to hire consultations for certain types of work rather than retain someone in-house because the specialist knowledge that a consultant has might not be needed often, so it’s cheaper to pay a fee to consultancy firm when necessary than to retain someone in-house.(45語)
呆然として、宿題を一日放置しました…、やっぱり授業を変えてもらうか真剣に悩みました。でも、結果的に、教材は変更せず、気持ちを立て直しました。「私と同じくらいのレベルだったEBの生徒さんが過去数名、このカリキュラムで成果を上げられた。」という事例を信じて頑張ってみようと思いました。
時間はかかりましたが、一応、教材の内容は理解できて、音読できるようになりました。だけど、教材を見ずにスラスラ応答するところまではいきつきませんでした。あとは授業でがんばります!でもちょっと不安…。
2018年からフィリピン短期留学を繰り返しているおかげで、じわじわとは英語力は伸びていて、初心者の方に比べると話せるほうだと思います。でも、英語コンプレックスはあります…。私の場合、メンタルな部分、場数な部分もあると思います。わずか1週間ですが、何かしらの好転反応を報告できるようにがんばってきます!
EBの授業レポート!メソッドとアメリカンアクセントで英語漬けの1週間!
(2019年10月25日(金)出発2日前の心境)