バンクーバーのチャイナタウンが薬物中毒者で溢れているらしい。
40代女性
バンクーバーの治安はちょっと悪い
ーーバンクーバーの治安はどうでしたか?
1週間旅行しただけですけど、カナダの治安はイメージよりちょっと悪かったです。夜遅いとダメです。だけど、バンクーバー市内なら、夜8時ぐらいまでなら1人で歩いても大丈夫。チャイナタウンは近づかないほうがいいと言われました。夜はダメです。
昼間にチャイナタウンの近くを通ってみたので、ちょっと立ち寄ったんです。そしたら、麻薬中毒の人がいっぱいいました。YouTubeでも上がっていて。ネットで見ていたのとそのまんまです。ゾンビタウンって言われているんです。
アメリカでも問題になっています。路上にホームレスと薬物中毒者がたくさんいるエリアがあるんです。そのエリアは、昼間でもゾンビみたいな人がいて…。
襲ってくるわけじゃないんですが、本当にゾンビみたいで怖かった。カナダの中ではバンクーバーは冬も暖かいみたいで、カナダ中のホームレスが集まっているみたいです…。
バンクーバーにもホームレスはいるんですが、「お金を恵んでください」って書いて、ずっと寝ていました。私が見たエリアは、フィリピンみたいにまとわりついてこなかったです。
だから、セブに比べると安心して歩けました。スカイトレインも全然大丈夫、タクシーも大丈夫。ゾンビエリアに行かなければ大丈夫。でも、バングーバーに住んでいる友達には「ホテルが決まったら、治安を調べるから場所を教えて」って言われました。やっぱり場所によっては治安は悪いみたいです。だけど注意していたら治安は平気だと思います。
家賃が高くて仕事をしているけどホームレス
カナダは物価が高いです。バンクーバー市内はエアビーでも1万円だと見つからないです。ホテルに泊まったんですが1泊3万ぐらいでした。夏に行こうと思って調べたら、夏はシーズンだから1.5倍ですね…。
バンクーバーはエアビーが禁止になるみたいです。エアビーが高いと、ホテルの値段も上がって、ホテルの値段が上がるとコンドミニアムの家賃も上がるんです。
旅行者は高くてもホテルに泊まるんですけど、家賃がどんどん上がるから、地元の人が家賃を払えなくなっているんです。その結果、仕事をしているけどホームレスな人が増えてるんです。仕事してるのに、家賃が払えないんです…。社会問題になっているみたいです。
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ーー働いているのに家がないのは衝撃ですね。でも、日本も似てます。日本は観光客が増えてホテルの宿泊料金がどんどん上がっていて日本人が旅行しにくくなってます。白馬のスキー場に言ったら外国人ばっかりだったんです。白馬のものすごく高いホテルは1泊30万で、1週間泊まる外国人がいるようです。僕は古い民宿に泊まったんですが、シーズンだから15000円でした。現地の人にあわせるとビジネスとして伸び代がなくて。外国人にあわせるとローカルの人が買えない。
同じですね。カナダに移住した友達も、カナダに行く前に家を探したらすごく大変だったみたいです。家賃も高いみたいです。
ーーカナダ留学していた人も家探しがすごく大変だったって言ってました。
(2024年2月7日)
編集後記
クリーンなイメージが強いカナダですがホームレスも多いみたいです。薬物中毒者やドラッグエリアは怖いですね。僕がバンクーバーに行ったのは2004年です。その時、チャイナタウンはゾンビタウンとは呼ばれていなかったと思う。カナダでも格差が広がっているのかもしれないですね。
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