ランニングYouTuberたなー!マラソン大好き!英語に苦手意識を持つキッカケになったエピソード

マラソン大好き!ランニング大好きのYouTuberたなーさん!英語に苦手意識をもつ過去のエピソードをお聞きしました。

マラソン大好き!ランニングYouTuberのたなー
たなー、34歳男性、期間2カ月

ランニングYouTuberのたなーの英語留学

ランニングYouTuberのたなーです。ランニングの楽しさを伝えたくて、YouTuberしたり、ランニングのコーチングをしたりしてます。英語留学中です。34歳です。

英語が必要なんですか?

必要と言えば必要です。マラソンをしたあとにできるだけ多くの人とつながりたいんです。入賞した人達と仲良くなって「明日で帰っちゃうんだけど、一緒にご飯行かない?」「一緒に走らない?」「街中観光、一緒に連れていってよ。」とか、そういうコミュニケーションができるようになりたいんです。

コミュニケーションって2つの能力が必要だと思うんです。コミュニケーション能力と英語力。僕はどっちかというとコミュニケーション能力は低いんです。YouTuberやってますけど、意外とシャイで、度胸もなくて、引っ込み思案。どっちかというと待ってるタイプなんです。

日本語でも?

日本語でも。

受け身なYouTuberなんですね(笑)。

受け身ですね。街頭インタビューもやりたいんですけど。なかなか勇気がでない…。そういう性格も改善したい。だから、性格と英語の2つ壁があるんです。それで、まず英語の壁を壊したいと思って留学したんです。

箱根駅伝を目指してた大学時代

もともと箱根駅伝を目指してました。惜しいところまでいったんですけど、いろいろあって、怪我もして、退部したんです。走ることしかしてなかったので、世間知らずで。退部した大学4回生のときに、人生で初めてアルバイトを経験して、初めて服を買ったんです。本当に走るだけの人間でした。情けないんですけど、一般的な教養がなかったです。

大学進学もマラソンで?

はい。マラソン、陸上競技で入りました。だから、苦手なことをやってこなかったんです。とくに、英語が苦手で、中学3年生のとき、5教科は平均80点超えてるのに、英語だけ50点とか30点…。ダントツに駄目でした。

体育会系だけど、勉強はちゃんとしていたんですね。

勉強はちゃんとしてました。でも、英語が本当に苦手で、克服したい気持ちがどこかにありました。グローバルなコミュニケーションに憧れていた自分がどこかにいたんですが、結局なにもせず大学生活が終わりました。

大学を卒業したとき、英語留学したい気持ちがあったんですけど、大学卒業したら、就職するのが一般的じゃないですか。だから、普通にみんなと同じように就職しました。

新卒で就職して営業マンに!ストレスで1年で退職

就職した会社では何をやっていたんですか?

セールスです。やりたくない仕事でしたが、一生懸命やっていました。上司の顔色を伺いながら、夜遅くまで会社に居続けて。大好きなランニングもできなかったんです。会社が終わったらすぐにランニングしたいから、会社にランニングバッグを持っていってたんです。

そしたら、会社の上司に「お前が早く帰りたいのは、みんなわかっている。他の先輩方にプレッシャーがかかるから、バッグもってくんな!」って言われて。ストレスが溜まりすぎて半年で辞めました…。

外資系企業で英語ができず挫折

その後、某スポーツメーカーに業務委託で関わることになったんです。フリーランス契約です。その会社は入社条件がTOEICで800点以上で、英語ができて当たり前。外資系なので数字を出すことが大事だったんです。僕は、英語は全然できないけど、専門的なスキルがあるから、特別関わることができたんです。だけど、やっぱり英語ができなくて…。

誰と英語で話すんですか?

ボスです。上司は日本人なんですけど、もちろん喋れるんです。英語を普通に使う会社だったので、入った瞬間に言葉がわからないんです。会話の中に「プライオリティ」とか横文字が多いんです…。普通に勉強してればわかる単語だと思うんです。でも、語彙力がなさすぎて全然わからない。本社からくる文書も当然全部英語なので、まったくわからないんです。

英語を勉強しなきゃなと思ったんですけど、忙しくてできなくて。英語力は上がらない。結果は出していたけど数字化できなくて。ボスに報告するのは英語なんですけど、直接伝えられないから間接的になっちゃうんです。プレゼンテーションもうまくいかなくて。1年でクビになったんです…。本当に英語をやらなきゃヤバイと思いました。

初海外マラソン、ニュージーランドの表彰台で英語が話せず挫折

翌年に、クビになった会社の関連企業で仕事することができて、初めて海外に行ったんです。ニュージーランドのオークランドです。海外のマラソンに出たくて、ニュージーランドでマラソン大会に参加したんです。残念ながら、優勝できなくて4位だったんですが、はじめて海外のマラソンに出ていい経験ができました。

ニュージーランドのマラソン大会、表彰台で英語が話せず挫折

すごい!ちなみに、フルマラソンのタイムは?

ベストタイムは2時間30分です。

速い!

そのときはベストタイムでした。優勝する気だったから残念だったんですけど、日本人で唯一、表彰式にいるので珍しがられたんです。主催メーカーのウェアを全身に着て、目立とうと頑張りました。

でも、表彰台に立ったとき、優勝者とか2位の人に、5位、6位の人達が、僕を飛び越えて会話がはじめだして。すごい疎外感でした。自分のほうがタイムはいいのに、会話に入れない…。頑張って話そうとするんですけど、話ができない。すごく悔しかった…。

南アフリカのウルトラマラソンでも英語で挫折…

翌年に南アフリカ大使館の人と一緒に南アフリカに行ったんです。南アフリカには世界で1番有名なウルトラマラソンがあるんです。コムラッズマラソンという100kmのマラソン大会で、厳密にいうと89kmなんですけど、そんな変態レースに2万人が参加するんです。東京マラソンでも3万5000人ぐらいなんです。

南アフリカのウルトラマラソン、コムラッズマラソンでも英語で挫折

東京マラソンは抽選があるでしょ。コムラッズマラソンは誰でも参加できるの?

コムラッズマラソンに参加できるのは、フルマラソンを5時間以内で走った経験があって、しかもあんな辺境の地まで行ける財力がある人。

経済力も見られるんだ。

だって、遠いから普通は行けないじゃないですか。その変態マラソンに参加したときも、日本人参加者はほとんどいなくて、僕はトップラインを走っていたので、注目されていたんです。マラソン後に、名前も覚えてくれていて。「こっちこい!」とか、南アフリカやアフリカ系の人達が呼んでくれて、輪に入れてくれたんですけど、また何も喋れなかったんです…。

いつも英語で悔しい思いをするんです。彼の家族と会ったんですけど、帰り際にその彼のお母さんと電話したんです。耳が慣れてきたので、いってることは、なんとなくわかるんです。「またきてね、あなたのことを家族だと思っているわ。」みたいなことを言ってくれていると思うんですけど、何も言えない…。

毎回悲しい思いをするけど。でも、日本に帰ったら、忙しい日々の中で、そんな気持ちも忘れてしまう。留学しようと思ってたのに…、気がついたら、留学したいと思って10年経ってたんですよ。

西日本をマラソン横断!ゲストハウスでも英語が喋れず…

ある企画で西日本をマラソンで横断したんです。南の沖縄県から東京都まで。2017年9月から10月下旬ぐらいまで、1ヶ月ぐらいですね。各地でランニングイベントを開催して、みんなからコーチング代として投げ銭を貰って移動してたんです。

ランニングコーチをしながら、西日本をマラソン横断

そのときに、よくゲストハウスを利用していたんですが、滞在していたゲストハウスが、日本人と英語圏の人が交流する場を設けてることが多かったんです。だから、英語に触れる機会が多かったんです。

日本のゲストハウスで外国人と交流するが英語が話せない

だけど、あいかわらず英語が喋れないから、雰囲気だけ会話していて…。旅をしながら、「この先何をしようか…。」って考えていたときに、昔からやりたかった英語留学をすることを決めたんです。

でも、仕事があるからまとまった時間は作れないんですよね?

だから、思い切って仕事を捨てました。それができたのは、YouTubeの収入があったからなんです。

YouTubeは、何年前からやっているんですか?

2017年12月にはじめました。だから、まだ1年と4ヶ月ぐらいです。「ランニング」をキーワードにして発信してます。狭い世界なので、登録者数がめちゃくちゃ増えているわけじゃないんですが。チャンネル登録数が1万5000人いて、そこそこの収益になってきたんです。

YouTuberの収入があればフィリピンだったら死なないだろうと思って。ランニングコーチをさせて頂いていたお客様に状況を説明して、謝り倒して、お仕事を辞めさせて頂いて、時間を作ったんです。全部捨てたわけじゃないんですが、実際に会う時間を減らしてもらいました。それが、2018年12月末です。それで、やっと、留学の機会を得たんです!だから、本気なんです!

誘惑がない田舎の学校に留学してよかった!大学生はフィリピン留学に行くべき!

(2019年3月2日(土) マニラにて)

 

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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