ライターの母親にフィリピン親子留学はオススメ!子供は英語の勉強、母親はリフレッシュ!

働くライターの母親から見たフィリピン親子留学体験談!英語に興味ない子供を連れていって仕事に専念!

フィリピン親子留学で子供が英語に興味を持つ
佐藤友美、41歳女性、初級、期間8日間、ライター

ライターの母親のフィリピン親子留学体験談

ドゥマゲテのDETiに行ってました。学校の夏休みがはじまる前の2017年6月の閑散期です。引越して新しくなったDETiの最初の客でした。

どうやってDETiを知ったんですか?

ええと、そもそも私は留学したくてDETiに行ったわけではなくて。子供の面倒を見てくれる場所を探していてDETiを見つけたんです。

ライターなんですが、1冊の本を書きあげるために、子供の面倒を見てもらう場所を探してたんです。北海道の実家に帰って、親に子供を見てもらう予定だったんですけど、義理の妹が予定より早く産気づいて。親が北海道にいれなくなって、子供を見てくれる人がいなくなっちゃったんです。だけど、その時期に集中して書きたくて。子供を見てくれる場所を探したんです。

お子さんは何歳ですか?

6歳になったばかりで、2018年から小学校です。保育園に預けてもいいんですけど、ちょっと違う環境で、缶詰で書きたいと思っていた原稿だったんです。それで、最初はベビーシッターの安い国に行こうと思ったんです。バリ島で子供を預けてもいいなと。

海外がよかったんですか?

日本でもいいんですが、ベビーシッターは日本より海外のほうが安いでしょ。そのときに、「あっ、親子留学!」と思ってセブを考えたんです。セブ留学が盛んだと聞いたことがあって。

Facebookで、「親子留学したいんですけど、どこかオススメありますか?できるだけ安い所で。」って書いたら、友達が「来月友達と一緒に親子留学に行こうと思っているけど、佐藤さんも行ってくればいいじゃん。超いい学校らしいよ。」って言うんです。それがDETiだったんです。

時間もないし検討するのも面倒くさかったので。その日、学校にメールを送ったんです。7泊8日で行けそうなんですけど、すぐ見積もってくださいって。

私は英語が喋れないので日本人がいる学校がいいと思ったんです。子供は1回も英語を喋ったことがないし、授業内容を英語で交渉するのは私には無理だと思って。

たまたま紹介されたDETiは日本人が経営されてたので、他の学校は一切検討しませんでした。ドゥマゲテも聞いたことのない島だったんですよ。

不安にならなかったんですか?

ならなかった。私は当時、フィリピンのミンダナオ島でISISのテロにあったことも知らなかったんです。ドゥマゲテの目の前の島で戦争状態だったんですよね。

2017年の夏前はまさにテロで戦争状態ですね。

知らなかったです。まあ、知ってても、気にならなかったと思いますけど。

海外経験は豊富なんですか?

結構海外は行ってます。

旅人?

旅人ではないです。年に2回ぐらいリゾートに行く感じ。アジアアリゾートが好きで。東南アジアは6、7か国は行ってるんですけど。デモとかテロはよくあるから。まあ、どこにいても同じかなと思って。今は、東京が1番危ないぐらいだから気にしてなくて。それで、そのまま申し込んで。即決。

自力で行ったんですよね。セブで国内線に乗り換えて、空港に迎えにきてもらって?

うん、自分でドゥマゲテまで行きました。だけど、ドライバーが約束の時間に空港にいなかったんだよね。思い出した(笑)。でも、なんとか会えて学校まで来れました。

目的は執筆なんですよね。子供は?

子供は英語の授業を受けさせました。私の授業と息子の授業が、4コマ、4コマあるから好きな授業を取っていいですよ、と言われたので、私のコマを全部息子に割り当てて、朝から晩まで子供を拘束したいって伝えたんです。行ってみたら、私も少しは授業を受けてもいいかなと思って、午前中2コマ受けて、昼からはオフ。息子は朝から夜まで全コマ拘束してもらった。

6歳が8コマも受けたんですか?

いや、4コマだったと思います。それでも夜にはなっていたけど。

7日間ぐらい?

はい。でも、2日間は休みです。

フィリピン親子留学での子供の反応

初めての英語留学で子供はどうだったんですか?

子供はまったく英語は身につかなかったと思います。身につかなかったというか、「ヤダヤダ、やりたくない!」って駄々をこねてたんです。それを、みなさんが優しく、5人ぐらいで取り囲んで、一緒に折り紙してくれたり。一緒に料理もつくってくださったり。英語の授業というか遊んでくれてる感じだったんです。

親子留学で子供は先生とフィリピン料理を作る

当時、ピコ太郎が流行っていたので。一緒に歌ってあげたり。買い物に行ってくださったり。毎日根気強くやってくださって。

親子留学では子供と一緒に買い物

他の生徒はいないんですか?

途中から、私と同い年の方と、そのお母さんの2人が来られましたけど、子供はうちの子だけでした。うちの子供は6歳児で、海外には何度も連れていってますが、日本では英語に1回も触れさせていないんです。英語の授業は初めてだから、最初はコミュニケーションがめっちゃ大変そうでした。

先生が?

先生も、息子も。本当に英語を話したことがなかったので。だけど、最後には、絵を見て「Apple」と言うようになってたし。魚の名前とかも英語で言ってた。先生がギターを弾いて歌うのに合わせて、一緒に歌ったりもしてました。すごく楽しそうでした。

子供の教育の経験が豊富なドゥマゲテの学校

帰ってきて、地図にすごく興味をもつようになりました。これがフィリピンだよね。ここにウミガメがいたよねとか言ってます。世の中には違う言語があることはわかったんだと思う。

教育経験が豊富な高橋家族

オーナーの高橋家族はみんないたんですか?

みんないました。きよみさんも、大海さんも、大海さんの奥さんの中里さんも。3人全員。生徒は2人だから、スタッフのほうが全然多かったです。10人近くいましたからね。

DETiはまだ歴史は浅い学校ですけど、大海さんはインドのNPOでずっと教育事業をやっているし。きよみさんもずっと英語の先生だったし。教育業界の経験は豊富ですよね。

きよみさんの留学経験記の本は読んだ?

学校に置いてるので、現地で読みました。

私も学校に着いた日に読んだんです。きよみさんは、中学生のお子さんと一緒にオーストラリア留学したんですよね。ああいう話も貴重でしょ。子供が3年生、4年生とか大きくなった時にも、きよみさんは相談にのってくれると思うんですよね。

実際経験されてますからね。

中学校でオーストラリアに行くと、馴染むのがすごく大変だったというのもリアルな話だなと思って。子供が大きくなった時に親子留学を相談したい母親にもすごくいいと思う。

親子留学の子供と遊ぶ高橋大海さん

あと、うちの息子は大海さんにすごく懐いてたんです。

大海さんは子供に大人気ですよね。でも、大海さんは授業はやってないでしょ。

大海さんは一緒に遊んでくれている感じ。授業じゃない。朝とか夜に魚釣りに連れていってくれたり。

DETiの高橋大海さんは子供を連れて魚釣り

釣った魚を捌くのを見せてくれたり。休みのときに一緒にシュノーケルをやってくれたり。

親子留学で釣った魚をさばくのを見て喜ぶ子供

ちょうど私たちが行った日にシェパードの子犬が飼われてきて、一緒に散歩にいったりしてました。

自然環境で動物や人に触れるのが、子供は楽しいのかもしれないですね。

フィリピンの先生も同い年の子供がいたので、学校に連れてきていて。6歳児同士で一緒に遊んでました。まったく言葉は通じないんだけど。

言葉が通じなくても、子供は遊べるんですか。

どうなんだろう。つるんでいましたね。一緒に草むらを走っていましたよ。

子供に英語に興味を持たせる

他の母親には参考にならないと思うけど、私的にすごくよかったことがあって。DETiって隣にホテルがあって。戦争で足を失くされたフィリピン人の方がそのホテルでバーをやっているんです。うちの子は初めて足のない人を見たからすごくビックリしたみたいで、「なんで足がないの?」って言ったらしいんです。

私はそこにいなかったんですけど、大海さんが「傷つく人もいるから、そういうことは言っちゃいけない。」って注意してくれたみたいで、「そういうときは、どう接すればいいんだろうね。」ってディスカッションする時間も作ってくれてたんです。

あとで、大海さんが「ちょっと怒りすぎたかもしれない。」って報告してくださって。そういう関係性が家族みたいですごく素敵だと思った。実は、うちの子は留学にくるといったときに「日本語が通じない場所に行くのは嫌だ。日本語を喋ってもいいか。」ってすごく言ってたんですけど、日本人の学校に行くから、英語を喋りたくなかったら日本語でもいいよと言って、騙して連れてきたんです。

私はテレビを一切観ないので、フィリピンでのISISの問題は知らなかったんですけど、うちの子供は、北朝鮮、シリア、ISISのことをすごくテレビで観ていたみたいなんです。だから、「戦争が怖い。戦争をしなくなるためにはどうすればいい?」って、毎日寝る前に聞かれていたんです。「違う国の人とお話ができるようになったら、戦争はしなくてもよくなるかもよ。」っていったら、「だったら英語を勉強してもいい。」といってきて。それがフィリピンに来るモチベーションになっていたみたいなんです。

大人みたいですね。

だから、うちの子は、戦争で足がなくなったことに、ものすごく興味をもっていたと思うんです。そういう話も大海さんにして、「怒ってくださったのはありがたいんだけど、もうちょっと興味を持たせてもらえませんか。」って伝えて、次の日の夜にまたその人に会いに行くことにしたんです。私も一緒に。

フィリピンの方も足がない理由をすごくにこやかに教えてくれたんです。「昔に地雷を踏んでね。」って。息子はその人と英語で喋れたわけではないけど。でも、世の中には戦争で足をなくした人もいるし、それでも楽しそうに仕事をしている人がいることを知ったと思うんです。「どうしてそうなったの?」って聞くためにも、英語が話せるといいよねって感じてもらってたら嬉しいですね。

英語に対するモチベーションが上がったんですか?

聞いてないからわからない。ただ、DETiのスタッフがそういう機会を作ってくれたのは、すごくありがたかった。お客様扱いは、まったくされなかったのでそれがよかった。

お客様扱いされなかった?

お客様扱いされてない感じする。普通に友達っぽい。お客様の仰せの通りにって感じでは全然ない。対等な感じだったから。それが私にはよかった。

確かに、普通はお客様を怒らないですからね。お子さんは楽しく勉強できたんですね。

それもわかんない。でも、授業は受けてたし。みんなと仲よくなって帰ってきた。英語のモチベーションが上がったのかはわからないけど、「また行きたいから、ママお休みとって。」と言ってました。小学校に入ったら、なかなか休みがとれなくなるから。たぶん、小学校に入る前にもう1回行くと思います。来年早々に。

すごくよかったんだと思いますよ。

それは、日本で再会したせいもあると思う。DETiの人達が日本に戻ってきてたの。彼らは広島出身でしょ。私も広島で仕事が入ったので、子供を連れて行って、広島でまた会ったの。夜ご飯を一緒に食べたんですけど、そのときも切羽詰まった原稿があって。ホテルで原稿を書かないといけなかったんです。そうしたら大海さんが「子供はうちの家に泊めようか。」といってくださって。

日本でも面倒をみてもらったんですね。

そうなんです。でも、1人で他人の家に泊まるのは怖かったらしくて、嫌だってずっといってたんです。なので「ママも一緒に行く。」といって嘘をついて、バスに一緒に乗ったフリして1人で行かせたんです。そのあと、バスの中で号泣して大変だったみたいです。「俺達、誘拐犯みたいに見られたよ(笑)。」って。だけど、着いたらすごく楽しんでいたみたいで。次の日、お昼に戻ってきたんですけど、すごい楽しかったって言ってた。

やっぱりDETiは子供の扱いに慣れているんですね。

親子留学の週末はウミガメが見えるアポ島

ドゥマゲテの週末は?

休みの日は一緒に島に行ったんですよ。ウミガメがいるアポ島。あと温泉にも行きました。休みの日は、親子でいらしていた方も一緒で、みなさん全員でした。

ドゥマゲテ留学の週末旅行でアポ島のビーチ

アポ島は綺麗でしたか?

ものすごくいい天気でよかったです。大海さん達も、今まで案内してきてこんなにいい天気はなかった、って言ってました。海の透明度がすごくて。底まで全部見えて気持ちよかったです。

ドゥマゲテのアポ島は海がキレイで、ウミガメが見える

ウミガメがいっぱいいて、ニモもいっぱいいた。うちの子はその時にシュノーケルを覚えて。2時間ぐらいライフジャケットをつけて大海さんと一緒に泳いでました。めっちゃ楽しかったみたいです。

親子留学で子供の面倒を見てもらって仕事に専念

仕事に集中できましたか。

結構できましたね。日中に6時間ぐらい仕事をして。夜は一緒に飲んだり。飲みながら書いたりしていました。ときどき息子が「いやだー!ママー!!」っていってましたけど。でも、みんな羽交い絞めにして。折り紙しようよとか、こっちでダンスしようよとかいってくれていたので、基本的には集中できました。

学校で執筆していたんですか。

はい。1階の自分の部屋で。あと、プール脇で書いたり。だいたいビールを飲みながら書いていました。

フィリピン留学で海際にある学校のDETi

あの学校、お酒好きばかりですね(笑)。

そうそう。すごいお酒が好きなんですといったら、きよみさんが「まあ素敵な子がきたわ!」みたいな感じで。一緒に飲んでいました。

あの家から出ていないんですか?

平日は一歩も出ません。一歩も出なかったのは私が初めてみたいです。だって、プールはすごく綺麗だし。海も綺麗だし、別に外に出なくていいかなって。ずっと籠って仕事してました。

ドゥマゲテの親子留学にオススメのDETiの建物

リゾート体験が豊富な人から見ても、あの学校環境はリゾートなんですか?

うーん…。今まで行っていたリゾートはホテルとかヴィラなので、いわゆるお客様じゃないですか。DETiは家にホームステイしてる感じ。

仕事に集中するために親子留学に行ったんですよね?

こんな話でいいのかな?

でも、そういうニーズもありそう。

そういうお母さんもいるって言ってた。あと、育児に疲れたお母さんがやってきて。何コマか授業を受けるけど、お昼からは子供だけ授業を受けさせて、自分はエステに行ったり、町に出かけるみたい。私がいたときにいらっしゃった親子の方々も、午前中は授業を受けてましたけど、午後からは町に出てマッサージに行かれたり、マーケットにお買い物をされたりして、すごく楽しそうでした。だから、フリーランスの友達にオススメしちゃった。ずっと子供を見ててくれるから、マジいいよって。

日本ではできない?

できますけど、すごいお金がかかる。たぶん、フライト代を入れても、日本より安い。

フライト代を入れると、高いですよね?

うーん。確かに、短期の場合は割高ですね。だけど、気分転換ができますしね。あれは1つの海外旅行の形だなと思いました。私みたいな親子留学の使い方がもっとスタンダードになってもいいと思う。子供は留学だけど、母親はリフレッシュみたいな。

お子さんを育てながら働いてる母親にはニーズがありそうですね。

仕事に集中したいとか、自分の時間がほしいとかは絶対にあると思うんです。子供をずっと見てくれるのは本当にありがたい。

周りのライターさんの反応はどうでしたか。

そのライターさんはまだ子供が2歳とか3歳とかだから、もうちょっと大きくなったら行かせたいって。

5歳ぐらいがちょうどいいかもしれないですね。

いまは小学校から英語がはじまるでしょ。その前に、喋れなくていいけど、苦手意識だけはない状態にしておきたかった。

期間はどれぐらいがいいと思いますか。

私はちょうどよかった。あっという間でしたけどね。

ライターの職業以外に、どんな職業にあいますかね?

今は、在宅の仕事も多いし。Wi-Fiがあればできる仕事もあるんじゃないですかね。プログラミングの人だって会社に行く必要がないじゃない。普通にできません?

僕はできますけど。でも、フレキシブルに働ける人ってまだまだ少ないじゃないですか。

たしかに。

だけど、集中して原稿を書きたいライターには良さそうですね。ネットがあれば働けるフリーランスとかも。

私は、これからも根を詰めてやる仕事だったら行こうと思っていますよ。

母親から見た英語授業

どんな授業を受けたんですか?

好きな教科だけとらせてもらって。自分のやっている仕事を相手に説明するプレゼンをやりました。6コマぐらい受けました。

全部で6コマだけ?

途中からは授業は息子だけにして、私は仕事をしてました。でも、私はもう英語の授業はいいかなと思いましたね。

そもそも英語が必要ないんですよね。

海外の取材は結構ありますけど。そんなに必要ないんですよね。

英語で取材するんですか?

英語の取材の場合は、通訳を入れます。通訳を入れないで済むなら楽でしょうけど、そこまで上達するのは時間がかかりそうだから、通訳でいいですよね。旅行レベルならもういいかな。旅行はできるから。

私、きよみさんに褒められましたよ。最初に、何を学びたいか説明する時間があって。きよみさんと英語で喋るんです。そこで、「こんなに単語が少ないのに、自分のやりたいことをはっきりと伝えられる人はあまりいない。」って言われました。

ボキャブラリは少ないけど、英語で目的は達成できるんですね。

中学校レベルの英語しか喋れないけど、「This flight be late but I’m go to Japan today!!」みたいな。「マニラプリーズ、キャビンアテンダント、カム!!」みたいな。ボディランゲージも含めて。それはできました。

DETiの食事

学校の食事はどうでしたか。

食事は、きよみさんがベジタリアンだから野菜が多い。すごいよかった。

ドゥマゲテDETiの食事でカレーライス

子供も大丈夫?

大丈夫だった。うちの子がいたときは、気にしてくださったのかもしれないです。カレーとかも、あまりスパイシーにしないでくださったりして。

小規模な学校なので柔軟に対応してくれますよね。

うん。大海さん達と同じ食事を食べました。朝はパン焼いて、目玉焼きを作るぐらいでバリエーションは少ない。だから、いっぱい食べる人は、何か持っていったほうがいいかもしれない。

親子留学には母親に大義名分がある

1つ思ったのが、保育園に朝から晩まで子供を預ければ、その間に仕事はできるんですけど、それは日常なんですよね。旅行でもできるんですけど、子供を連れて旅行にいって、ベビーシッターにずっと見せておくのは罪悪感があるんです。一緒に旅行に行ってるのに、子供と接しないって、どんな母親だよ、って思う。だけど、英語を習わせていると思った瞬間、その罪悪感がなくなるんですよ。

大義名分があるんですね。

そうそう。これってママにとっては結構大事だと思うんですよね。私は仕事でしたけど。エステに行きたい方でもいいし、海外に行って羽を伸ばしたい方でもいい。今、子供は英語を習っているから、という大義名分があったら、ものすごい行きやすいと思う。ベビーシッターに子供を任せて、エステ行くとか。日本だと絶対にしにくいと思う。

世間体が悪いですよね。

そう。私は子供のためにフィリピンまで来たんだって思えるでしょ。私は比較的、自分優先ですけど。普通のお母さんは自分のことを優先しにくいと思うんです。DETiの人は、そういう風に親子留学を使うお母さんもいるっていっていましたけど、もっと一般的になってもいいと思った。

DETiの注意点

注意点はないですか?

セブは直行便で行けるけど。ドゥマゲテに行くには国内線に乗り換えないといけないから。まったく英語が喋れない人は行くのが難しいと思う。ドゥマゲテの空港は小さいし、Wi-Fiは飛んでないし…。

フィリピンは飛行機の遅延もよく起きるから、海外経験が少ないとテンパっちゃうでしょうね。

あと、ビジネスで英語を使いたいガチな大人が来たときの英語プログラムがどうなっているかはよくわからない。私は英語力がないし、本当に息抜きで授業をとっただけだからちょうどいい。でも、私の英語がどうなったかというと、60分6コマとったぐらいで何も変わらない。英語に慣れただけだよね。

ただ、私が行った日に、大海さんのお知り合いがいて、2時間ぐらい被ったんですよ。その人は英語ペラペラだったんだけど、すごいディスカッションが楽しかったと言っていたので、問題ないのかもしれないけど。

DETiが英語上級者にあうかは僕もまだ分からないですね。

あと、学校が引越した初日だったから、最初はトイレの水が流れなかったです。それに最終日は6時間ぐらい停電しました。

インフラはやっぱりフィリピンですからね。どの学校でも停電や断水はたまにありますね。

停電の時は、プールの前でキャンプファイヤーみたいなのをやって、みんなで順番に歌って、息子も楽しそうでした。私は、それを聞きながら原稿を書いてました。

それから、私は繁忙期に行ってないから、繁忙期の様子は分からない。繁忙期になると子供がかち合うでしょ。子供がいっぱいいたらどうなるのか、楽しそうだなって。

たぶん、繁忙期のほうが子供は楽しいと思います。

ただ、子供達同志は日本語で喋るよね。うちの子の時は、誰も日本語を喋ってくれないから嫌でも英語でコミュニケーションをとらなきゃいけない状況だった。けど、日本人の子供がいっぱいいると、どうなるのかなというのはちょっとある。

日本語の使用率は上がるでしょうけど、先生の子供が混じることもありえるし。楽しい経験をして、英語に興味をもつのが大切だと思うので。特に問題はない気はしますね。

そうですよね。英語にタッチした感じはあった。

子供に英語に興味をもたせることは、DETiは100%できると思います。でも、ある程度、英語が喋れる子供が行ったときにどうなるのかはまだ分からないですね。

でも、更に面白いような気もしますね。

親子留学は子供にも母親にもオススメ

私は特殊なケースだからあんまり参考にならないと思うけど、満足でした。あの学校はすごくニーズがあると思う。宣伝下手だよ。ホームページも全然SEO対策されてないし。リラックスしたい母親のニーズは間違いなくあるよ。みんなもっと行けばいいのにと思う。

僕が会ったお母さんはみんな満足してます。子供の教育の経験値が高いから、親子留学にオススメですね。もっと生徒が入ってほしいですね。

じゃあ、私ももう1回行きます(笑)。

そんなところで終わりますか(笑)。ありがとうございました。

(2017年12月15日(金) 東京で)

編集後記

フィリピン親子留学は本当にオススメです。みんなうまく使って欲しいです!DETiは少人数で運営スタッフが子供の対応に慣れています。英語力だけではなくもっと広い意味で子供の教育を考える親子にオススメです。興味ある方は公式サイトへどうぞ!

DETi公式サイト

このインタビューの生音声は下の再生バーで聞けます。

体験談に出てくる学校

DETi (ドゥマゲテ)

英語を実践する中で、異文化と出会うことを大切にする語学学校、子供、親子向け

親子留学の体験談

トラブル体験談

中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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