リタイア後に留学に何度も経験してる方にシニア留学の注意点を聞いてみました。セブは治安が悪い!日本語で話しかけてくるヤツは信用するな!病気対策グッズは必須!
リタイア生活でシニア留学する際の注意点
60歳で会社をリタイアしてからかなり留学してますよね。フィリピンではPINES、CIP、NILS、OKEA、CIA、CPILS、BECIでしたっけ。リタイア後のシニア留学の注意点はありますか?
目的が何なのかで注意点も変わってきますよ。同世代の人達と会いましたけど、いろんな動機がありました。夫婦で旅行に行くときに、2人共が英語が話せないと旅行に広がりがでないから、旦那が勉強して、奥さんは旦那さんに通訳させて楽するとか。
僕への留学相談でもシニアのニーズはさまざまです。ボケ防止とか。老人ホームは暗い話が多いので、若い人と交流したいとか。草食系の孫を留学させたいから下見に行きたいとか。孫と一緒に留学したいので、そのときにむけて密かに英語を勉強してますとか。完全に遊びが目的の人もいます。
日本の冬は寒いので暖かいセブに1月から3月までいる方もいましたね。
目的はバラバラなんですけど、仕事で英語を使うわけではないので、やっぱり肩の力を抜いて英語に触れたい方が多いですね。特にセブを選ばれるシニアの方はそうでした。
セブより地方都市のほうが治安はいい
僕はあまりセブはオススメしないですね。治安面でちょっと心配です。セブとバギオとクラークとバコロドに行きましたけど、地方都市のほうが治安はいいです。セブだとストリートチルドレンがいっぱいいるし、声かけてくる人もいっぱいいます。
地方都市は話しかけてくる人は少ないです。だから、地方都市のほうがオススメですね。と言っても、夜中に1人で歩いてちゃいけませんよ。地方だってスリはいっぱいいますからダラダラしてたらトラブルにあいますよ。
フィリピンでトラブルはありましたか?
ぼくはトラブルはないです。気をつけてますからね。
海外で日本語で話しかけてくる人は信用するな
フィリピンでは、町中で声をかけられますね。
特にセブに多いです。
流暢な日本語で話しかけてくるフィリピン人がいっぱいいますからね。そういうフィリピン人は無視するってことですね。
流暢に話しかけてくる日本人も駄目です。外国で日本語で話しかけてくる知らない人についていっちゃ駄目です。外国人だろうが、日本人だろうが駄目!
治安重視であれば、セブはオススメしないって話ですけど。地方都市の治安はどこも似たり寄ったりですか。
治安面ではあまり違いは感じないですが、都市ごとで特徴はありますよ。バギオは涼しいので、僕はバギオが1番好きです。ただ、バギオは遠いんですよ。それがネックです。マニラから長時間バスで5〜7時間ですからね。
デング熱対策に虫除けスプレーは必須
他にも注意点ありますか?
知り合いが2名ほどデング熱にかかって、顔がパンパンに腫れてました。病気になると大変ですから、フィリピン留学では必ず虫除けスプレーを持参してください。病院のお世話にならないように生活面では注意してください。
フィリピンの水道水は使うな!
また、水道水について安易に考えてる人が多いと思うんですよ。でも、水道水は体を洗う以外には、一切使ってはいけない。歯を磨くときもミネラルウォーターです。
シャワーを浴びて体調をこわす人もいますからね。
シャワーを浴びたら必ずミネラルウォーターでうがいしてください。そのくらいしても、入ってくるんですよ。それで少しずつ免疫を増やして慣らしていったほうがいいです。
水道水は、水道管や貯水タンクの汚れ、汚物の混入等により、大腸菌等に汚染されている可能性がありますので、飲用・製氷には市販のミネラル・ウォーターの利用をお勧めします。食品はよく加熱し、調理後早めに食べるよう、また、生野菜や刺身等は衛生状態に信頼のおける店以外では食べないよう心がけてください。なお、市中の高級レストランでの飲食は概ね問題はありませんが、大衆食堂や屋台等では食材や食器類等の衛生管理が不十分なため、食中毒にかかる可能性が高く、注意が必要です。
外務省海外安全ホームページ フィリピン安全対策基礎データ
(2016年11月5日(土) セブにて)
編集後記
フィリピンは生活費が安いですから、リタイアして年金をもらいながら定期的にフィリピンに来てるシニアの方が増えています。リタイア後にフィリピン留学はとてもオススメです。でも、途上国のフィリピンでは病気にかかる方も多いですので、安全な留学ができるように注意してください。