フィリピン入国時のeTravel登録方法!新型コロナワクチン接種日を登録する際の注意点

2022年12月2日から、フィリピンの入国条件が変わりました。入国の際は、eTravel(Philippine One-Stop Electronic Travel Declaration System)の事前登録が必要になりました。

eTravelのウェブサイトにアクセスして、滞在日程や滞在先などの旅程情報、そして、新型コロナワクチンの接種日やワクチンの種類などを登録してください。

フィリピン入国前にeTravelの事前登録

フィリピン入国時のeTravel登録は義務

eTravelはコロナ禍の水際対策の一環です。コロナ禍における感染症対策として、最初は、フィリピンに入国する際に、ONE HEALTH PASS(ワンヘルスパス)の登録が義務付けられました。ワクチン接種状態を予め登録して、入国時にはQRコードを見せて接種状況を確認するものでした。

それが、eARRIVAL CARD(イーアライバル・カード)に変わり、eTravel(イートラベル)になりました。

一方で、飛行機の中で配られる入国カードの紙があります。滞在日程や滞在先などを記入して、入国の際に提出するのですが、この入国カードも、2022年12月からデジタルに変わりました。それも、「eTravel」です。

つまり、「入国カードの情報」と「ワクチン接種状況」の情報をeTravelで統合管理しようとしています。

2022年11月に入国した時は入国カードを配ってました。2023年1月でもまだ配ってました。2023年3月にはもう入国カードを配ってませんでした。eTravelだけでOKです。eTravelにはワクチンの2回分の登録画面がありました。

ワクチン2回接種がフィリピンの入国条件

フィリピンの入国条件は、コロナウイルスのワクチンを3回2回接種していることです。ワクチンを2回接種していない場合は、PCR検査の陰性証明書があれば入国できます。状況はどんどん変わるので、渡航前には最新情報を確認しておきましょう。

フィリピン入国時には、たまにワクチンの接種状況を聞かれることがあります。ですので、ワクチン関係の英単語は聞き取れるようになっていたほうが安心です。ファイザー(Pfizer)、ワクチン(Vaccine)などの発音は確認しておきましょう。

eTravel登録時の注意点は旅行の目的

eTravelの登録は5ステップあります。難しくないので大丈夫だと思いますが、1つ注意点があります。

STEP3 にあるPurpose Of Travelです。旅行の目的ですね。

eTravelの注意点 - 渡航目的は観光
eTravel – STEP3 Travel Details – Purpose Of Travel

フィリピン留学の場合は「Holiday/Pleasure/Vacation」を選んでください。フィリピンの大学に正式に入学する時は、事前に学生ビザを取得して、「Education/Training/Studies」を選びましょう。入力が終わると最後にQRコードが表示されます。

eTravel QRコード
eTravel QRコード

このQRコードをフィリピンに入国した時に見れせばOKです。eTravelでワクチン接種状況と滞在場所などを管理しています。

フィリピン入国時の検査、検疫手続きの沿革

コロナになって、入国制限が行われました。その状況がどんどん緩和されていってます。ワクチン接種回数など、必要な条件や手続きは今後も変わる可能性があります。

ONE HEALTH PASS(ワンヘルスパス)、eARRIVAL CARD(イーアライバル・カード)、eTravel(イートラベル)とどんどん変わっていってます。ですので、渡航前には最新情報を確認するようにしてください。

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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