
高校生の娘が単身セブ留学
16歳の娘を単身でセブ留学に行かせました。夏休みに4週間、IELTSコースです。2年前にEVという学校に留学しているんですが、今回は満員で入れず、ICLという学校に行きました。
留学中は、先生が変わったり、クーラーやトイレの故障で部屋を移動していたので心配でした。帰ってきてから、ネガティブな話がいっぱい出てくるかなと思って話を聞いたら、思いのほかポジティブでした。
IELTSのスコアも上がっていますし、本人も楽しかったようです。英語の勉強に関しては、EVのときよりも本人の目的が明確だったというのはあると思います。
IELTSの先生が試験前に特訓
日本に帰ってから、IELTSの公式試験を受けたんですが、試験の前々日ぐらいにフィリピンのリーディングの先生から連絡があって、試験対策の練習をしてくださったんです。
試験が終わった後も点数を報告したら、「もうちょっとスピーキングはいけたんじゃない?」というアドバイスもいただいていました。娘が直接やりとりしていたんですが、ボランティアでやっていただいたみたいです。本当にありがたかったです。
ICLの部屋はきれいだったがトラブルもあった
数回部屋を移動していたので、学校全体で部屋のトラブルが頻発しているのかと思っていたんですが、そういうわけでもなかったです。トイレが詰まった原因も聞いてみたら、納得でした。ちょっと運も悪かったのかなと思います。学校の女性スタッフの方からも、「あなたは運が悪い。こんなに部屋を変えることは普段はない」と言われたそうです。
EVより留学料金が安かったから、帰ってきて、「安い学校を選んだのが良くなかったかな。EVにすれば良かったかな。ごめんね。」と言ったら、「いや、EVよりすっごい綺麗だったんだよ」と言うんです。
EVはドミトリーでも、ベッドの間に仕切りみたいなものがあって、それは良かったけど、ICLはとにかくきれいに掃除してくれていたそうです。掃除がきれいすぎて、使わない教科書を部屋に置いて授業に行ったら、捨てられてしまうことが何回かあったそうです。
それが一番困ったようですが、日本人スタッフの女性に言って、戻してもらっていたみたいです。それぐらいきれいに掃除してくださっていたそうです。
洗濯はよかったようです。仕上がりもよくて、決められた日に部屋に置いておけばよいので、自分で出しに行かなくてよくて助かったそうです。掃除と洗濯が快適だったようです。
食事もおいしかったようですが、夕飯だけ食事の時間が短くて困ったそうです。授業終了の関係で遅くなるのに、作る人が早く終わりにしようとするので、食事時間が短くてお腹が空いてしまうそうです。軽食を持たせておいたのでよかったです。
部屋の移動は学校全体の問題ではなかった
部屋を移動したのは、同室の台湾人の女の子たちが親に相談したことがきっかけでした。同室の女の子たちがお母さんたちに「エアコンが効かない」と訴えたら、台湾人のエージェントの方がオーナーと交渉したらしいです。
「このままじゃ悪い思い出で終わって、悪い評判が立つぞ」というようなことを言って、急遽ホテルを利用することになったらしいです。
ーーもしそのエージェントが何も言わなかったら、エアコンの効かない部屋にいたんですか?
扇風機だったみたいです。私もフィリピンに行ったことがあって、扇風機で寝たことがあるんですけど、一晩ぐらいなら大丈夫かなと思ったんです。でも、続いたらしんどいだろうなと思っていたら、急展開で「ホテルに行く」と連絡があったんです。サマーキャンプで生徒が多かったのもあったんでしょうね。
日本人担当のスタッフがよくしてくれた
女性の日本人スタッフが本当に親切だったみたいです。EVは日本人生徒が100人以上いるのに、スタッフは2名ですよね。ICLは日本人生徒がほぼいないのに、スタッフが2名いるんです。すごく助かったと言っていました。
未成年だから、本当は学校から出られないんだけど、一緒についてショッピングさせてくれたり、コンビニやジョリビーに連れていってくれたみたいです。その女性スタッフの方には、本当にお世話になりました。やっぱり日本人スタッフがいると親としては安心です。
子供には空港送迎サービスは必須
帰りの空港への移動はすっかり忘れていたので、最後の空港まで送ってくれるサービスは助かりました。EVは、子供の帰りの空港への送迎は留学料金に含まれています。最後にトラブルがあったら一番よくないので、子供の場合は、最初から帰りの空港送迎は組み込んでほしいと思いました。
サマーキャンプの時期は学校のクオリティが下がる
本人は気に入ったみたいでよかったです。サマーキャンプの時期は、通常とは少し違った環境だというのもよくわかりました。
ーー夏休みと冬休みは大混雑でクオリティが下がります。だから、避けた方がいいんですが、みんなそこしか休めないので、集中しちゃうんです。繁忙期だけ生徒が増えるので、短期雇用の先生が増えるのも、留学業界の特徴であり、問題です。
確かにEVは、先生の交代とかはあまりなかったかもしれないです。それは通年で生徒がいるからなんですね。
ーーEVが特殊な学校なんです。年間通して生徒が多いので、他に比べると安定しています。
でも、夏休みか冬休みしか行けないから仕方がないですね。自習室は、授業も行われていたので部屋で勉強していたそうです。夏休みで生徒が多いからですよね。サマーキャンプに来た台湾の女の子たちは全然勉強しなかったそうです。点数保証クラスで来てるのに全然勉強しないから、先生たちも困り果てちゃって。
うちの子は真面目に勉強してたんです。どうしても今回点数を取らないといけなかったので、必死だったんだと思います。そしたら、台湾のエージェントの人にも「一緒に勉強してくれないか?」みたいに言われたけど、断ったって言ってました。
ーー自分で判断して断れるというのは、海外留学では大事かもしれませんね。
そうですよね。サマーキャンプの子たちはサファリとかアクティビティに行くんですけど、そういう行事は一般の留学生には紹介されてなかったみたいです。でも、無料のアクティビティは多かったみたいです。ボランティアとショッピングとバーベキューがあったと言ってました。
みんながサマーキャンプの催し物で出かけていくので、うちの子は週末も勉強してたようです。買い物したといっても、ジョリビーとコンビニぐらいなので、ほとんどお金も使わなかったようです。
IELTSを選んだ理由と5.5のスコア
うちの子は割とスピーキングはできて、日常会話は話せるので、中谷さんに相談した時に「IELTSがいいんじゃない?」って言われて、それでIELTSにかけてみたんです。
行く前に受けた方がいいと思って、セブ留学の1か月前に受けさせたら4.5で、セブに行って模擬試験を受けたら3.5だったんです。「これじゃ帰れない」と思って頑張ったみたいです。
セブから帰ってきて、すぐにIELTS公式試験を受けてオーバーオール5.5。スピーキングだけが5.0であとは5.5でした。スピーキングで伸ばして点を取ろうと計画していたので、リーディングが伸びていて驚きました。
試験のタイプとしてはTOEICよりもIELTSが好きだって言ってました。中谷さんに相談してIELTSコースにしたのは良かったです。
ーー「孤独はなかった?」って聞いたら、「全然大丈夫でした」って言ってました。しっかりしてますね。
中国や台湾の子たちもお手紙をくれるんです。2週間で帰る時に手紙をくれて、見せてくれたのですが、「親切にしてくれてありがとう」みたいなことが書いてありました。うまくやってるみたいです。
フィリピン留学を検討する親御さんへアドバイス
ーー子供の英語学習にフィリピン留学を検討する親御さんへのアドバイスを聞かせてください。
学校選びがすごく難しいですね。やっぱり初めて行くなら、日本人が多い学校の方が安心ですね。EVのほうが安心感がありました。
あと、私はEVのときスパルタで入れちゃったんですけど、それはよくなかったかなと思ってます。EVは1回の授業が45分で短いんですけど、コマ数がすごく多いんです。
たくさん授業を受けられるんですけど、遊びも楽しいから出かけて、かなり疲れてたんだなと思いました。今回はコマ数が少なかったんですけど、自習時間が取れたのがよかったみたいです。
あと、今回は割と英語で会話ができる状態で行ってるんです。一番仲良くなったのはベトナムの子だって言ってるので、同室の台湾の子たちと会話も楽しめる状態になっていたのもあるかなと思います。
最初は、フィリピンに慣れるという意味でも、日本人がある程度いる学校の方がいいような気はします。結果的にステップアップできて、ちょうど良かったです。今後もIELTSの勉強を継続していこうと思います。また相談させてください。
(2026年9月22日)
編集後記
結果的にICLを楽しめてよかった。海外慣れしていて、ちゃんと自己主張できるなら、日本人が少ない学校がおすすめです。若い人は他の国籍の人とたくさん話してほしいです。
だけど、全然英語が喋れなかったり、内向的な人は、孤独に感じちゃうこともあります。最低限の英語力と社交性、そして自己主張できる性格が大事だと思います。