台風でバギオが1日半停電。暗闇の中で子供みたいにゲームして楽しかった。

台風でバギオが1日半停電

20代女性

停電で暗闇の中で1日半生活した体験談

バギオに2ヶ月留学していました。7月、8月だったのでバギオは雨季で、毎日午前中は晴れてるけど、午後は雨でした。台風が来て嵐だったときに、停電がありました。私が卒業してからも何回か停電したみたいです。

夜8時ぐらいに停電になって、山奥だからもともと暗いから、もう真っ暗です。次の日の夕方まで、1日半ぐらい光がない生活が続きました。学校には発電機があるらしいですけど、長いこと動かしてなかったから、稼働しなかったようです。

スパルタ学校なので毎日テストがあるんですけど、試験がなくなって最初はみんな喜んでました。だけど、シャワーも水しか出ないんです。バギオは寒いからシャワーが水だと浴びれないです。しかも真っ暗闇だから、もう無理って言ってる子もいました。

最初はスマホのライトを使っていたけど、スマホの充電もなくなって。充電もできないから本当に真っ暗になりました。ロウロクもなくて、懐中電灯を持ってる子が1人いたので、その子のまわりに集まって、みんなで遊んでました。

バギオ留学で停電

めっちゃ楽しかったです(笑)。門限が12時までなんですけど、テストなくなったので、9時ぐらいから遊んでました。ダイニングに集まってゲームしてました。親指を立てて、001とか言って、数の数をを当てたり、暗闇の中でポーズをとって、影を見てポーズを当てるとか。みんな結構いい歳した大人ですけど子供みたいに遊んでました。

次の日も真っ暗で、朝ごはんの調達も遅れてました。日の光で料理していて、薄暗い中で食べました。授業もなくなりました。でも、モックテストっていう1ヶ月ごとのテストはどうしても実行するって言って、薄暗いなか試験しました。音声は再生できないからリスニングテストは延期になりました。

私たちのグループは結構ポジティブなので停電を楽しんでましたけど、シャワーが浴びられないので「めっちゃ最悪!」って言ってる子もいました。

1日だけだったから楽しかったけど、何日も続くと大変だから懐中電灯はあったほうがいいかも。日本人にはストレスかもしれないけど、私は楽しかったです。

(2024年8月29日)

編集後記

フィリピンは途上国なので、インフラが弱くて自然災害のダメージも大きいです。大きな台風がよく来るので洪水もあります。古い建物は雨漏りもします。運が悪いと、停電や断水も経験することになります。そういうトラブルも楽しめる人のほうがフィリピンには向いていると思います。

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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