「精神科医が見つけた 3つの幸福」という本を読んだ。すると、フィリピン人が幸せに見える理由がわかった。
幸せのメカニズム
この本は、幸せのメカニズムをロジカルに解説している。脳内でセロトニン、オキシトシン、ドーパミンの3つの「幸福物質」が分泌されている状態が幸せ。セロトニンは「健康」、オキシトシンは「つながり」、ドーパミンは「成功」に関する脳内物質。つまり幸せには3種類ある。
そして、順番が大事。セロトニン「健康」、オキシトシン「つながり」、ドーパミン「成功」。この順番が乱れるとダメ。つまり、健康第一、その次に、「つながり」、そして「成功」なんです。成功しても、健康でないと不幸せ。これはなんとなくわかる。成功しても、つながりに飢えていると不幸せ。なるほどと思った。逆に言うと、成功しなくても、「健康」や「つながり」に満たされている人は幸せ。
日本人はドーパミンによる成功が大事だと考えがち。ついつい仕事を頑張りすぎて、「健康」「つながり」の優先順位が下がりがち。だけど、幸せは「結果」ではなく「状態」。今という瞬間にあるモノ。
一方、フィリピン人は、オキシトシン「つながり」を大事にしている。仕事より家族のほうが大事だ。今を大事にしているフィリピン人が幸せそうに見えることはある意味当然なんですね。
今を大切にしましょう!
昔に聞いた話も腑に落ちた。