バギオ留学中の停電と断水体験、備えておきたいポイントを体験者に聞きました。バギオに4週間留学していた女性が運悪く台風の被害にあって、シャワーが浴びれなかったり、トイレが流せなかったようです。フィリピンはトイレの習慣も違います。災害時に備えて持っていくものは準備しておきましょう。
30代女性、期間4週間
バギオで停電と断水を経験
7月にバギオに4週間の短期留学をしました。API BECIシティキャンパスです。1回大きな台風が来たんですが、その時は大変でした。3日間ぐらい、断続的に断水や停電がありました。停電と断水を繰り返していたので、シャワーが浴びられなかったり、トイレが流せなかったことがありました。
授業もお休みになったので印象に残っています。キャンパス兼学生寮がある建物に非常用発電機はありましたが、全てを補うのは難しいようでした。他のキャンパスでも同じような状態だったそうです。私より数ヶ月前から滞在していた方によると、こういった事態はわりとあるとのことでした。
事前に停電や断水に備えていたわけではないのですが、必要だと思ってボディシートを持っていってました。シャワーが浴びられない時はボディシートを使っていたので持って行ってよかったです。断水が回復した時はできるだけ早くシャワーを浴びるようにしました。トイレはウォーターサーバーの水を汲んで、タンクに溜めてから流すように言われました。
フィリピンのトイレの習慣
私はフィリピンに行く前から知ってましたが、基本的にフィリピンではトイレットペーパーを便器に流せません。トイレの横にゴミ箱があって、そのゴミ箱に紙を捨てます。
もちろん学校のトイレも紙は流せません。ショッピングモールやチェーン店であってもトイレが汚れていることが多いので、慣れもありますが、私も含めそのあたりに潔癖な女性には辛いと思います。フィリピンのトイレ事情は理解しておいたほうがいいです。
災害に備えてモバイルバッテリーとボディシートがあるといい
バギオは山なので、傾斜が厳しい場所もあります。BECIのキャンパス周辺の道路は険しかったり、舗装されていない部分があったので、雨の日は特に注意が必要でした。ビックリすることも多かったですが、バギオではいい経験ができました。
これからバギオに行く方がいたら、停電に備えて、モバイルバッテリーは持って行ったほうがいいです。停電時でもスマホが充電できるので良いと思います。あと、ボディシートですね。
(2023年10月22日)
編集後記
運が悪いと、フィリピンでは停電断水は経験します。バギオの雨季は大雨が多いですし、台風シーズンの被害も大きくなることがあります。雨が多いので湿気が気になる方もいます。傾向としては、田舎のほうが災害時の復旧には時間がかかることが多いです。ただ、災害は運の要素も大きいので、都心でも被害にあうことはあります。また、フィリピンの一部の語学学校では紙が流せたり、ウォシュレットがついてることもあります。しかし、街中にでたら、お店や商業施設ではもちろんフィリピンの方々が使う普通のトイレです。
雨季のバギオは大雨が多くて寒い!断水と停電もあります!10月からは晴れてきました。