なくならないトラブル、それがフィリピンの睡眠薬強盗。仲良くなって食べ物をもらったら薬が入っていたり、こっそり飲み物に睡眠薬を入れてきたり。手段はさまざまです。
睡眠薬強盗に注意
フィリピン人は優しいと思って、知らない人にもらったモノを食べて、大変な目にあう人もいる。身近にいたんでしょ？
いました…。知らない人にもらったチョコレートを食べて、体調が悪くなって入院した生徒がいました。騙されるのは優しい人なんです。知らない人からもらったものは絶対食べないでください。食べ物を人にあげるのはおかしい、ってフィリピンの先生も言ってます。
知ってる生徒さんだったのでショックでしたね…。入院したと聞いたときはビックリしました。
フィリピン人も狙われるらしいんですよ。食べ物をもらう場合は、「あなたが先に食べなさい」って必ず言うみたいです。先に食べろと。絶対言ってください。You first！
たぶん日本人ははっきり断れないんですよね。フィリピン人はメンタルが強いから、はっきり断らないダメです。いらないときは、「いらない！」ってはっきり言ってください。No!
（2015年5月1日（月）マニラにて）
編集後記
睡眠薬強盗のひっかかる人なんていないと思ってたんですが、被害者に何度も会っています。ある生徒は、フィリピン人と仲良くなって家に招待されて、みんなでご飯を食べてワイワイやって、飲み物を飲むときに、自分だけ容器の色が違ったそうです。「これヤバイかも」って思ったけど、飲んだそうです。その後、記憶がなくなって、もちろん財布は盗られていたそうです。
断れない優しい日本人がトラブルにあってます。知り合って間もない人から食べ物をもらわないでください。変な薬を飲まされると体への影響も怖いです。
「睡眠薬強盗」に関しては，これまでも再三注意喚起を行ってきていますが，マニラ首都圏に滞在される方，特に短期渡航者からの被害報告が未だにあとを絶ちません。
その手口，被害例，注意点等を以下のとおりお伝えします。睡眠薬，精神安定剤等の向精神薬は，量や体調よっては身体に重大な影響を及ぼす恐れがあることをあらためて認識し，見知らぬ人物から誘われても，同行したり，手渡された飲食物に口をつけたりしないよう，十分注意し，警戒してください。
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_001076.html
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海外旅行保険についてはよく質問を受けるので、以下でまとめています。
