セブのマクタン島に大型学校が増えてきました。だけど、マクタン島は小さい島です。あんまり大型学校ができると先生が足りないと思うのです。もともとマクタン島では人材を確保するのが難しい。だから、マクタンの語学学校はドゥマゲテから先生を連れてきてました。
2022年、そんなマクタン島にCIAマクタンができました。450人規模です。去年はそんなに入ってなかったようですが、2023年はかなり生徒が入ってるそうです。そして、SMEAG、QQEnglish、ファーストイングリッシュが次々と開校していってます。
マクタンニュータウンとは?
なぜマクタンに学校ができるのか?それは、マクタンニュータウンがあるからです。マクタンニュータウンは、メガワールド(Megaworld)という大手ディベロッパーによって開発されたビジネスセンターです。マクタン空港から近くて、高級リゾートホテルがあるエリア。シャングリラホテルも近いです。
観光地のマクタンシュラインからもマクタンニュータウンが見えます。後ろに見えるビルがマクタンニュータウンです。
2015年ごろからコンドミニアム、オフィスビルをバンバン作っていました。マクタンニュータウンができたとき、中国の企業がたくさん入りました。中国人が増えて、中国人向けのお店もどんどんできて、チャイナタウン化していってました。
しかし、違法カジノの取り締まりが厳しくなって、グレーな会社が減りました。中国人もいなくなりました。中国とフィリピンの国の外交関係もあると思います。コロナで状況は加速して、最近は中国人を見ません。だから、マクタンニュータウンが空いてるのです。セブシティは賃料が上がっているので、マクタンニュータウンは穴場です。
だから、学校が増えていますが、フィリピン人の先生が足りなくなると思います。しばらく未経験の先生が多そうな予感です。数年したら、先生も経験値を積むと思います。でも、当分は大変だと思います。セキュリティも心配なんですが、実際2023年には事件も起きています。
マクタン島の学校に留学する場合は、学校選びは慎重に。特に繁忙期が心配です。
マクタン島にある語学学校
- CIAマクタン 450名(2022年6月3日開校)
- B’Cebu ビーセブ (API BECI)300名(2023年7月17日開校)
- SMEAG ENCANTO校 エンカント 200名(2023年7月)
- ファーストイングリッシュ(2023年2月27日移転して再開)
- QQEnglish(2023年8月31日新校舎オープン)
- Winning(2024年7月開校予定)
大規模学校BCebuの母体はバギオのBECIです。QQEnglishは生徒数は発表してませんが、マクタンニュータウンエリアに14階建て、延べ床面積約15,000平米の新校舎をオープンしたと発表してます。すごい!ITパークとマクタンニュータウンはバスで繋がっていて、マクタンのカプセルホテルタイプをバンバン宣伝しています。いったい何人入るんでしょうか。Winningはしばらくは小さい規模にして、先生をセブシティから連れていくようです。
もともとマクタン島にある語学学校
マクタン島にコロナ前からある老舗学校は以下です。
- フィリンター 150名
- ブルーオーシャン 150名
- Genius 80名
- セブ英語倶楽部 15名
2003年にできたフィリンターが一番古いです。ブルーオーシャンは2015年にできんですが、最初は先生集めが大変そうでした。バギオからベテラン先生を呼んで、ドゥマゲテから新人先生を連れてきてトレーニングしていました。やっと安定してきたところをまた先生の争奪戦に巻き込まれるのかもしれません。
マクタンニュータウンはどんどん便利になっていってます。特にセブシティへのバスが便利。お店もどんどん増えています。数年後は安定してると思います。ただ、英語留学という意味ではしばらく様子見のエリアです。