セブ島にある日本人経営学校のターゲットと、マニラにある韓国人経営学校のMITに留学した生徒に2つの学校を比較してもらいました。セブとマニラの違いも聞いてます。
人気学校ターゲットと韓国学校MITの違い
セブのターゲットに2ヶ月、マニラのMITに留学して現在1ヶ月です。4ヶ月の予定です。
あとはワーホリ1年ですよね。2つの学校の違いについて教えてください。
授業
まず授業。マンツーマン授業は学校によって違いました?
大きな違いはないです。ただ、先生の質はMITが良いと感じています。先生の発音が良いです。綺麗な英語を話す先生が多いです。どっちもマンツーマンだからアレンジはしやすいですけど。冗談を言い合えるというか、楽しめるのはMITです。
ターゲットでもできるんですけど、ストイックな先生だと勉強って感じでしたね。ストイックにやるのも良いけどストレスなので、私は冗談を言いながらエンジョイしながら勉強するほうがあってます。
先生の年齢は?
MITのほうが年齢は高いです。ターゲットだと私と変わらない年齢の先生もいました。年配の先生もいましたけど、平均するとターゲットの先生の年齢はMITより10歳ぐらい若いです。MITの先生のほうが経験豊富な先生が多くて、落ちついてます。柔軟で、メソッドを教えてきた経験もあって。教えるのは上手かな。
施設
施設は?
ターゲットもMITも学校施設は古いです。環境的には似てます。けど、MITの施設のほうが清潔感があるかな。あと、MITは学校と寮が別になっていて、滞在するコンドミニアムは快適です。
MITは滞在施設を持っていないんですか?
韓国人の学生さんは韓国人オーナーのお家にホームステイしていて。私はMQESAの樫原さんのコンドミニアムに住んでいます。学校から車で10分ぐらいで、毎日送り迎えしてもらってます。一軒家で快適です。
ターゲットでは部屋とか庭でよくゴキブリを見ていたんですが、MITでは見ないです。ターゲットは掃除とか洗濯の日が決まっていて、1週間に2、 3回です。でも、MITだと洗濯してほしいと言えば洗濯してくれます。
食事
食事は?
ターゲットのご飯はフィリピン料理なのかな?でも、日本っぽい料理もありました。ブュッフェ形式だから好きなものを取れるから食べやすかったです。
アイビーにいる時は韓国料理だったんです。韓国料理は好きだから、毎日ハッピーでした。美味しかったです。もし、辛いのが苦手だって言ったら、辛くないご飯を作ってくれると思います。
今でもアイビーでご飯を食べているんですか?
いや、最初の1週間だけです。今はMITに移動して、樫原さんのコンドミニアムで食べています。ご飯はお手伝いさんが作っていて、お昼はお弁当を作って持って来てくれるんです。だから、家で食べるのは朝と夜だけです。
1週間に2日だけ夕飯を樫原さんが作ってくれるんです。樫原さんは日本料理も韓国料理も作れて、お好み焼きとかちらし寿司とか作ってくれます。洗濯はお手伝いさんがしてくれます。
MITに直接留学したら、ご飯は樫原さんが作るわけじゃないですよね。
たぶん。私は樫原さんのコンドミニアムに住んでいるから、日本食もフィリピン食も食べれますけど、韓国人オーナーの家に滞在していたら韓国料理だと思います。けど、彼女の家に住んだことがないから分からないです。
費用
留学費用は?
費用はMITが安いです。4ヶ月で50万で、生活費もほとんど含まってるので、現地でお金をほとんど使いません。
オススメなタイプ
それぞれにオススメなタイプってありますか?
ターゲットは繁忙期もあるのでなんとも言えないですけど、日本人が多くてすぐに友達が作れます。第一言語が日本語なので。エンジョイしたい人向けかな。
MITは私みたいにマニラで就職をしたいとか。明確な目標を持っている人が合っていると思います。あと、韓国人が嫌いな人もいると思うので。韓国系の学校でも大丈夫で、何かがあった時に言い返すことができる人。私は何もトラブルないですけど。何かあった時に「いやいや、オイオイ。」って言えるかどうかが重要ですね。
セブとマニラの違い
治安
治安は?
マニラの治安を心配する方が多いですが、セブもマニラも似たようなものでした。ターゲットは学校と寮が一体型なんですが、場所はビレッジの中ではないんです。大きな門があってガードマンがいたけど、近くにはストリートチルドレンもいました。
MITの滞在場所のコンドミニアムはビレッジの中にあるのですごく安全。ビレッジのゲートには24時間ガードマンがいるし、家の近くにも工場みたいなのがあってそこにも24時間ガードマンがいて。安全面が保障されています。だから、私はマニラのほうが安全な感じがしてます。
でも、危険な場所に学校とか家は作らないのでどっちも大丈夫と思います。私は外出するときは場所と乗り物には気を付けています。セブでもマニラでも、ジプニーとか電車には乗ったことがなくて、Grabしか乗らないです。近くを移動する時にトライシクルは使いますけどね。Grabは現地のタクシーより安全です。今のところトラブルはないです。
でも、将来は分からないです。自分の身は自分で守らないといけないです。変なところには行かないとか。夜は遅くまで外出しないとか。フィリピンでは当たり前のことを注意しないといけないです。
雰囲気
セブとマニラは雰囲気は違いますか?
セブは全体的にのんびり。もちろんストイックで日本語禁止の学校もあると思うんですけど。エンジョイしながら友達とも遊びながら留学したい子にいいかな。海も近いし。カツカツ勉強ばかりっていう雰囲気ではない。
セブはビーチのイメージが強いですからね。
ですね。マニラは東京みたいで、私の中では大都会。物がなんでも揃う。
マニラでもこのケソンシティは大都会ではないでしょう?
そうですね。ここはそこまで都会じゃないですね。大都会はマニラ空港付近とかマカティです。「何?この近代的なビルは!」って感じで。すごくビックリしました。
海外では人を信用しすぎない方が良い
フィリピンの注意点はありますか?
海外では人を信用しすぎない方が良いです。良い人、悪い人がいるので。変な人についていくとトラブルに遭うかも。警戒心を持っていないといけないです。
悪い話を聞いたんですか?
はい。その日本人が運が悪かっただけだと思うんですけど…。
日本人は日本人に騙されますからね。
日本人はすぐに人を信用してしまうので…。
英語の勉強をする人にはアドバイスは?
無理のない範囲で勉強を進めるのがいいと思います。あまりストイックになりすぎてもいけないと思うので。エンジョイしながらコツコツ続けるのがいいと思います。ストイックになりすぎると、英語が伸びないって思っちゃうので。洋画が好きだったら洋画から学んだり、現地の友達を作って楽しみながら勉強するのがいいと思います。
もし、セブ留学の前に戻れたらどういう風に英語の勉強を組み立てますか?
留学前に基礎固めをしっかりやると思います。それで同じステップを踏みます。セブ、オーストラリア、マニラって。
(2018年11月16日(金)MITにて)
編集後記
セブのターゲットとマニラのMITの違いでした。MITはマニラのケソンシティにある韓国人経営の学校です。小規模学校で、日本人生徒は基本的にいません。韓国人の学生が多く、施設は古めです。MQESAというエージェントからのみ申し込みができます。