苦痛だった中学2年の時のフィリピン留学が、海外起業を志すキッカケになった。

中学生のフィリピン留学の体験談。当時は面白くなくて苦痛だったけど、途上国に触れたことで海外起業を志すようになり、フィリピンの大学に進学することになったようです。

苦痛だった中学2年のフィリピン留学体験談

ユウダイ、20歳男性(当時中学生)、期間1ヶ月を4回

苦痛だった中学2年のフィリピン留学

ユウダイです。フィリピンのデラサール大学のビジネス学部1年生です。20歳です。

どういう経緯でフィリピンの大学を選んだんですか?

お父さんが単身赴任でフィリピンに10年くらい駐在していて、小さい頃からフィリピンにはよく来ていたんです。それで、中学生の時にフィリピンのインターナショナルスクールに通おうと思ったんですけど、1つの学校は定員がいっぱいで、もう1つの学校はイギリス系の学校で英語力が足りないと言われて。結局、日本の公立中学校に入ったんです。そこから英語を勉強しようと思うようになりました。

小学校の時から海外経験が豊富だったんですか?

いえ、幼いころはほとんどないです。お父さんがいるからフィリピンにはたまに来るぐらいで。英語には興味がなかったです。けど、フィリピンには来てるうちに、発展途上国で何かしたいと思うようになって。そしたら、英語が必要だと思ったんです。やりたいことの後に英語が出てきた感じです。

中学生の時、マニラに4回短期留学

だから、中学生になってフィリピンに短期留学したんです。ケソンシティのEBに行きました。5年くらい前ですね。夏休み、冬休みを使って、1ヶ月を4回です。中2の冬、中3の夏、冬、高1の夏です。

EBのキャピタル校の学校周辺

よかったですか?

うーん。私は中学生にはフィリピン留学はお勧めしません。英語を学ぶのが初めてだったし。まだ若かったので、毎日が苦痛でした…。中学生には早い。生徒は大人ばかりで、まわりとの年齢差がすごくて…。他の学校を知らないですが、EBは子供向きの環境ではないと思います。

中学生のとき、大人に混じってマニラにのEBに短期留学したときの集合写真

大人の集団に入るといろいろカルチャーショックはありますからね。

カルチャーショックもありましたし、あまり面白くなかったですね…。あと、中学生は伸びにくいですね。大人はモチベーションがありますが、中学生だと英語知識もないし、まだ精神的にも幼くて、学ぶ姿勢がなかったので。ちょっと早すぎた。

親が良かれと思って行かせても、本人にモチベーションがないと苦痛なんですよね。でも、苦痛だったのに、また行ったのはなぜですか?

学校で英語の点数が伸びたので。自分で行ったんです…。当時は苦痛だったけど、結果的にはよかったのかもしれないですね。英語に対する気持ちが少し変わりました。英語を特別なものではなくて、身近に感じられるようになりました。

どれぐらいで英語学習が楽しくなったんですか?

英語ができるようになってからですね。あと、英語を勉強したら何に繋がるのか見えた時にやる気がでました。中3ぐらいからですね。

中学生のマニラ短期留学はまだ早い?

だんだん知識も増えて、やりたいこともできて、英語は必要だと思うようになりました。中2の冬から4回行きましたけど、年を重ねるごとに見え方が違いました。EBの最初と最後は自分のスタンスも違いました。

気乗りしていなくても、いいキッカケになる可能性もあるんですね。

そうですね。それで、高校は交換留学ができる日本の私立高校を選んだんです。

施設や食事は問題なかったですか?

1人部屋だったんですが、比較的キレイで過ごしやすかったです。ご飯は日本食で美味しかったです。

マニラのEBの1人部屋

高校でカナダに交換留学したら英語ができなくて友達ができなかった

高校では交換留学をしたんですか?

はい。高校2年の時にカナダのに1年間交換留学に行きました。カルガリーの近くのイニスフェイルっていう、バンクーバーから飛行機で2、3時間のところにある公立高校です。

カルガリーの近くのイニスフェイル公立高校、バンクーバーから飛行機で2、3時間

カナダ生活はどうでしたか?

私の英語はカナダで作られた感じです。

EBの短期留学で成長していたから、初心者ではなかったんですよね?

でも、カナダでは全然通用しなかったです。フィリピン人の言っていることは分かるんですけど、カナダでは全然分からなくて(笑)。英語が第一言語の人たちなので、スピードが早いし、喋る内容も違う。

カナダの生活に適応するのにどれぐらいかかったんですか?

高校生活に適応するのに半年ぐらいかかりました。一般的に3ヶ月とか言いますけど、3ヶ月では無理でした。授業で何を言っているか分からなくて。このままじゃ何もできないと思ったので、一日10時間勉強していました。

高校の時のカナダの交換留学は英語ができず友達ができず孤独な時期があった

当たり前ですけど、喋れないと友達ができないんです。だから、最初の半年は友達ができなくて辛かったです。日本人がゼロで、周りは9割9分白人で。ド田舎で、小中高がエスカレーターの学校だったので、メンバーが変わらないんですよね。すでにグループが出来上がっているところに入ったので孤独でした。

半年して英語がある程度できるようになってきたら生活も変わってきたんですか?

変わりました。楽しかったです。やっぱり言語はすごく重要だと思います。最初も、積極的に話しかけてくれる優しい人もいたんです。

カナダの交換留学は英語が話せるようになってから友達ができて楽しくなった

けど、当たり前だけど、深い話ができないと深い友達にはなれない。だから、本当の友達ができたのは半年を過ぎてからです。

カナダのイニスフェイル公立高校に交換留学

交換留学が終わって、日本に戻って高校3年になったんですね?

はい。カナダの高校での単位が日本の高校に全部移行できたので、高3に進級しました。それで、フィリピンの大学へ進学することを考え始めたんです。高校に入った時から日本の大学には行きたくなかったんです。興味がもてなくて、誰も行かないところに行こうと思って、フィリピンの大学を検討したんです。

カナダの大学に行こうとは思わなかったですか?

考えました。カナダ、アメリカ、イギリスとか。でも、僕はフィリピンが面白いんですよね。

途上国がいいんですか?

私はカナダという国自体が全く面白くなかったんです。カナダにいても、日本と同じ気がして、海外にいる感覚がないんです。で、今、フィリピンに1年ぐらい住んでますけど、1回もそんな感覚になったことがないんです。

途上国は毎日アクシデント(笑)?

それが自分は楽しいですね(笑)。

フィリピンで起業して、国を発展させたい

僕はフィリピンで起業したいんです。中学生の時からずっと起業したいと思っていて。そのために英語が必要だったんです。日本の大学に4年間行くんだったら、フィリピンの大学で、4年間学生生活をしてから起業したほうがいいと思ったんです。起業するために大学に行ったんです。

なぜ起業したいの?

初めてフィリピンに来た8歳の時に、ストリートチルドレンを見たんです。同い年か僕よりか小さい子供が、路上で生活をしていることに驚きました。こんな世界があっていいのかって思いました。

中学生、高校生の時、なにか自分にできないかなってずっと考えてたんです。ボランティアでは助けられる範囲が小さいですよね。現地で人を助けても、せいぜい100人単位じゃないですか。それが本当の助けなのか疑問で。

どうすれば全員救えるかと考えたら、国全体を底上げすることだと思って。フィリピンの国を発展させれば、みんなを救うことに繋がると思ったんです。発展途上国で起業をして、国の発展と一緒にビジネスが成功すれば一緒に持ち上げられるのかなって。

じゃあ、業種は関係なく、フィリピンの成長に貢献したいんですね。

はい。そして国の成長に自分も乗っかりたい。だから、目標は起業です。その手段として大学に行ってます。大学在学中に起業したいと考えています。

フィリピン人の雇用を生みたいんですよね。どちらかというと日本のことは考えてないんですね?

そうなりますね(笑)。でも、日本は一番好きですよ。日本が嫌いというわけではないです。ただ、日本は好きだけど、もう完成されているので。フィリピンは欠点が見えているので。やりがいがあるじゃないですか。

フィリピン以外の国には行っていないですか?

途上国は、マレーシア、ミャンマーです。ミャンマーも迷ったんですけど、何もなさすぎてやめたんですよね(笑)。

フィリピンだとお父さんの繋がりもありますしね。

フィリピンのデラサール大学を選んだ理由

どうやって大学を決めたんですか?

ニュースとかでフィリピンの事情を調べた時に、コネが強い国だと思ったんです。だから、大学でコネを作ろうと思いました。候補にしていたのは、デラサール大学、アテネオ大学、UPの3つの大学です。

フィリピンのトップ3の大学ですね。

初めはUPに行こうと思って、UPに行って大学生と話したり、調べたり、他の人にも聞いたんですけど、UPではコネを作るのは難しいと感じました。僕が大学に求めたものがちょっと特殊で、授業や生徒層じゃないんです。優秀な生徒に会うためだったら、日本で東大を目指した方がいい気がしました。

私立大学はやっぱり金持ちが多かったので、金持ちとのコネが作れると思いました。それで、デラサール大学とアテネオ大学が残って。デラサール大学は商業系に強くて、アテネオ大学は政治系に強くて。起業したかったのでデラサール大学を選びました。

あと、UPは国立なので国の言語を推奨していて、授業にタガログ語があるんです。でも、タガログ語は自分には必要ないので。英語だけを使う私立大学のほうがいいと思いました。

世の中不平等、金持ちは金持ち、貧乏は一生貧乏

フィリピンに来て思うのは、世の中は不公平だということです。金を持っているヤツは一生持っているし、金を持っていないヤツは一生貧乏。金を持っているヤツは次の代まで金持ちだと思います。

サクセスストーリーの代表としてパッキャオがいますけど、彼は例外じゃないですか。スラムにすごく頭がいいヤツがいたとしても、残念ながら、生まれた瞬間に人生はほぼ決まってる…。残酷ですけど事実だと思います。見ていてすごく不平等だなって。フィリピンはそういうところが大きいと思います。

フィリピンが人生観に大きい影響を与えてるんですね。引き続き、デラサール大学について聞かせてください。

(2018年11月16日(金)ウェクセルにて)

フィリピンの私立名門大学デラサールに進学した大学生からのアドバイス!

今後もリアルな口コミを掲載していきます。参考になったら共有してくれると嬉しいです。

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クリエイター(ノマド)。2012年にフィリピン留学を体験。その後、サイトを作ると学校から呼ばれるようになる。体験した学校は96校。年間半分以上は海外で、イギリス、カナダ、マレーシアでは英語授業も体験。元コンサルタントで、本気の方には留学相談やエージェントもやってます。別の顔として、オジ旅32号、スーパーコンシューマー運営者
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