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サウスピークのTOEIC SW
サウスピークはどうだったんですか？
サウスピークは、僕は最初からTOEICの点数を上げる気はなかったので、発音だけしっかりやろうと思って、全部発音にしたいと言ったら、はるじぇーさんって人が「いや、それはちょっとキツイんじゃない？」って言うので、SWっていうTOEICのアウトプットの試験対策の1コマと、発音2コマにしたんです。
それで、TOEIC SWを受けたんです。SWは、あなたの好きな映画は何ですか？って質問があって、それについてMy favorite is ペラペラペラ…、Becauseペラペラペラ…、That’s why ペラペラペラって、そんな感じですよね。
ただ、今更それを覚えていって、パターン通りに話したり、まあ、更に発展させても良いんですけど、前もって覚えて準備するのが僕は苦手なんです。メモライズするとそれに捉われちゃうんですよ。
すごい分かります。
その場で聞かれて答えていく方が好きなので、ちょっとあってないですよね。
レベルが合ってないんですよね。ビギナーは暗記で良いと思うんです。まず正しい型を覚えて、そこから派生させていく。でももうパターンを知ってるし、できちゃうから。
ロジックも知ってるんで。だから、月、火と受けて「もういいわ。」と思って、授業変更の締め切りが水曜日までだったので、水曜に全部発音にしてくれって言って。週末も受けさせてくれって。4週連続で週末も授業を受けました。
サウスピークの発音授業
サウスピークは発音だけで67コマ取ったんです。最初の1週間はTOEIC SWを毎日1コマ取って、その後は全部発音にして。そして、週末も全部授業を受けたんですよ。1コマ50分で、金曜日は40分なんで。全部で54時間。1日は留学ラジオのチケットを使わせてもらって、後の3日分は7000円払って、全部土曜の午後に受けて。それで全部で67コマ。
テキストがフォニックスの1と2があって、さらに3は上級者モードで、恋愛物語を作って、物語仕立ての言葉を連結するとか、tの発音が抜けるとか、実践の映画に出てくるような文法を扱った教材があって、それが上級者モードなんですね。4週間でそれを1回終えて、2周目に入った。勉強になりましたね。先生はちゃんとトレーニングされてました。
発音矯正に手ごたえはあったんですか？
発音矯正は、ドラマチックには改良してないんですよ。長年、自己流で英語耳とか見ながら勉強してたので。僕は英語耳が本になる前にWEBで知って、全部ダウンロードしてプリントアウトして、自分でやってたんですよ。
音源も持ってきて。それで間違った発音を覚えてしまって、nなんか口を閉じちゃうんですよ。口を閉じるとnがウムに発音されちゃうんですよ。それが明確に分かって、どうやって口を動かせば良いかは分かります。「今、間違って言ったな。」とか、録音して聞くと「おかしいよな。」って。
指摘される毎日の中で、自分のミスに気づくようになったんですね。
自分で「駄目だな。」って分かる。サウスピークの授業を受けて、はっきり違いが分かるようになった。口の動きも「こうすればちゃんと発音できるね。」というのが分かりました。
丁寧に教えてますからね。
ただ、弱い発音だけを徹底的にやった方が効率的ではありますね。僕は全部やったんでそこは失敗したかな。基礎からやろうと決めていたので、全部やったんですけど。今思うと、最初に弱い発音を指摘してもらって、弱い発音だけ集中して学ぶほうが効率的だった。それは後知恵ですけど。
まだ広めてないらしいんですけど、IELTS8.5あって発音診断をやれる先生が1人いるんです。定型文を読まされて、それで弱い発音をチェックするんです。土曜日に受けさせてもらいました。
自分の弱い発音が分かってよかったから、全員最初にチェックするべきだよ。って言ったら、1週間とか2週間とか短期の人にはやっているらしい。でも、長期の生徒はそんなに焦らなくていいと考えてるみたい。それは一般化しようとしてて、効率よく学習することはちゃんと考えてる。
バージョンアップしようとしてますよね。自分達の弱いところも分かってる。
サウスピークの良さは生徒の質
サウスピークの良い所は、発音と、あと生徒ですよ。
生徒？
スタッフにも言ったんだけど、生徒がサウスピークの売りです。カリキュラムに従って勉強する生徒が集まってくるのが最大の特徴。だから生徒を大事にしないといけないです。顧客満足度じゃなくて従業員満足度を追求しますって言ってるけど誤解を招く。たまに勘違いしている生徒もいるから、ああいう書き方になったんだと言ってるけど。
僕は今更、人に勉強法を教えてもらう感じじゃないんです。仕事しながら1年間で最高2000時間勉強して資格試験を取った経験があるので。朝から晩までひたすら勉強していたので、今更、カリキュラム通りに何回まわせって言われなくても、自分で何回か繰り返したらいいか分かっているんです。だけど、それを知らない学生とか、あまり勉強してこなかった社会人は、激しい勉強の仕方を知らないから。ああいう中に放り込まれて、カルトじゃないけど、みんなが音読やってれば刺激される。それが1番大事。
あの環境は特殊ですよね。申し込む時の規約書がやり過ぎじゃないかって仰っていたじゃないですか。でも、あれが踏み絵になってるんですよね。
彼等は、合わない生徒は来ないでほしいという明確なスタンスを取っていて、それは良いんですよ。遊びたい生徒が入ると乱れちゃうから。ダイニングで勉強している生徒は、ほとんど談笑してませんよ。談笑禁止ですから。
談笑禁止なんてあるんですか。
ロビーや踊り場では話さないでくださいってルールがあります。
勉強の邪魔になるものは、全部NGなんですね。
食事が終わって、6時位から7時までは話している生徒はいますけど。関わりたくない子は、オリジナル校なら中2階の音読室とか、5階の準備室に行ってます。
プレミアム校は、キュービクルがありますから籠って勉強してて。勉強したければ、やれる環境がいくらでもあるんで。あの環境に入れば、勉強しない方がおかしいから勉強しますよ。
あの環境はキープして欲しいですね。
勉強してるから、初級者から中級者がTOEICが上がるのは目に見えてます。だからTOEIC400〜500とかから700～800にいきたい人には、サウスピークは1番良いと思いますね。一応、日本では箔もつきますし。
学生はTOEICも必要ですしね。だから、やっぱり若い人にあうと思います。スタッフより年下がいいと思う。
スタッフも僕に遠慮していたんじゃないかなー。
誰でも気を遣うと思います。英語ができるし、経験も豊富だし。
2回位、スタッフと話しましたよ。神農さんからインタビューを受けたんですよ。それでアヤラで会った時に、新しく入った人も一緒で。プレミアム校舎の前田さんっていう女性でしたけど。熱心ですね。プレミアム校は前田さんが来て雰囲気が良くなったって、滞在が長い生徒が言ってました。
サウスピークは、自分たちの苦手な部分が分かってると思うんですよ。だから、足りないところを補充していくんですよね。行くたびに良くなっている感じがしています。正社員を採用して、体制も強化してる。他の学校はインターンばかりですよ。
きちっと直していこうとする姿勢はあるので、良いと思いますよ。やっぱりブライチャーと違って3食付で、宿舎と教室が同じ建物だと、確かに勉強時間を最大限に使えるんですよね。ブライチャーだと、夕飯食べて何かすると、すぐ1時間半とか2時間かかっちゃうから。
移動がね。確かに一体型の建物は、時間は有効に使えますよね。
ガリガリ勉強したければ、サウスピークは良いと思います。オリジナルとプレミアムの両方体験できたからよかった。プレミアムの方が、僕は個人的に好きですね。寝る場所が2段ベッドじゃなくて、シングルベッドが並んでるし、食事もプレミアムのほうが少し良いかな。プールもあって。僕は毎日プールサイドでヨガをやってました。
ヨガをやってたんですか。
やっぱり運動しないとね。サウスピークは、日本語のテキストを使ってるから、勉強の仕方が分からない人には便利ですよね。レールをパンッと敷かれて、この参考書を3回まわせとかね。勉強の仕方を教われる。ただ、僕はサウスピークに勉強方法を学ぶことを期待して行ったわけじゃないんです。発音だけを期待したんで、発音の満足度は70～80点ですね。
1日6時間位、発音だけ受けたかったんですよ。発音の練習をするときには、常に先生がいて、すぐに間違いを正してくれる。普通の会話をしてても間違いを正してくれる。そういうところまでやってくれれば満足度は120点。
英語レベルがかなりイレギュラーですからね。ほとんどの生徒にとって自習がかなり重要だと思うんですけど、散々自分でやって勉強方法も知ってますからね。特殊な例ですよ。
たしかに特殊ですね。でも、上級者で発音に困ってるヒトはいると思いますけどね。あなたは間違った発音を自己流に覚えてしまってる、それを徹底的に直します、って言えば生徒は来ますよ。
なるほどね。
直すには時間がかかります。癖になってるから、中々直らないですから。
そのニーズはあるでしょうね。
あると思いますよ。英語学習はスパイラルだから、ある程度勉強やってきたら、文法が弱いと思ったらやりたくなる。でも、発音に戻るのは中々できないんですよ。時間をかけても目立った成果が出ないから。でも、どこかで修行しないといけないのは確かなんです。それはエクササイズです。
サウスピークのスピーチコンテスト
スピーチコンテンツもいい事例になると思いますね。
サウスピークでは、レベル8、9のスピーチが、僕の卒業と重なったんですよ。大きなお題は1週間前に発表になって「生と死」。1分間考えて2分間のスピーチ。一応、優勝しました。
TOEIC800以上は、その場でお題が出されて、レベルが低い人は準備していくんですね。
はい。いつもは手厳しく、先生はやるんでしょうけど、私はインプレッシブルだったって言われて、100点満点中98点って。それは嘘でしょうけど。
凄いですね。
たまたま僕は知っていただけ。お題がね、肉親が病気で苦しんでいて、そういう時に薬を与えて死なせるのをどう思うかって。
安楽死ですね。
でも、安楽死とは言わないです。euthanasiaって難しい言葉なんで。euthanasiaってアクティブとパッシブの2つあるんですよ。パッシブは従来型の痛みを和らげて、モルヒネとか与えて痛みがないようにして延命させること、それが普通なんです。
アクティブは毒殺するようなもんですよね。この問題はactive euthanasiaと同じ問題だねって。その前に、死は人間が避けられないDeath is inevitable for human being と言ったんですけど、そこから1つ下げてイントロダクションを作って、ボディで、こいつはactive euthanasiaと同じだって。
こういう場合はactiveを強要しても良いんじゃないかって、それで自分の個人観を入れて、もし俺がこういうことになったら、これを選択したい。なぜならばペラペラペラ。あと、カミさんと俺は、もし無意識になったときに意思表明できないので、そういうときには「こうしてね。」と日頃話している。それで俺は、最後に尊厳ある死を選びたい。だから俺はeuthanasiaを肯定するって、一応ロジックを立ててやった。
それは公開されるんですか？
ビデオには撮ってましたけど…。目線とかデリバリーがちょっと…。
見たいな。
ブライチャーの1週目のプレゼンで、何をやろうかとなったときに、サウスピークのプレゼンでああ言えば良かったというのが残っていたので、少し練って、euthanasiaをやったんです。終わったら、みんなからワーッとアクションを貰って「感銘を受けたスピーチだ。」って言われた。
それは聞きたいな。サウスピークにアップロードしてもらおう。
やめてよ（笑）。ブライチャーでやってるのなら良いけど、サウスピークは1分で考えてやってるから、ボロボロです。
サウスピークのレベルが高い人のスピーチは、準備なしだから本当に英語力が試されるじゃないですか。それが面白い。
昨年の夏にトーストマスターズのメンバーになったんです。テーブルトピックというテーマがあって、お題を渡されてその場で即座に1分話すトレーニングをするんです。7、8回参加しているので、どう話せば良いかは知ってるんです。
