フィリピン留学の特徴の1つがマンツーマンレッスンです。マンツーマンで授業を受けられるので、たくさん英語が話せるし、授業を自分に最適化しやすい。フィリピン留学が英語学習に効果的な理由の1つです。
グループレッスンは重要
しかし、だからといってグループレッスンが無駄なわけではないです。実は、フィリピンでは、先生とマンツーマンでないと英語を話せない生徒がたくさんいます…。フィリピン留学の問題の1つだと思います。マンツーマンレッスンしか受けなかった生徒が集団の中に入るとまったく話さないことが多いです。話せない理由はいろいろ考えられます。
- 集団の中で話す場数が足りてない。問題は経験です。
- 先生のキレイな英語しか聞き取れない。リスニング力の問題
- 間違っているかもしれない英語を話すのが恥ずかしい。問題はメンタルです。
- 質問に対する意見がない。問題は意見がないことです。
- 早いテンポの会話についていけない。自分の意見を考えているうちに他の人が話してしまう。問題はスピードです。
- 他の国の生徒は大したこと言ってないけど、いいことを言おうと考えすぎる。
英語が話せない理由は、英語力だけではないです。そして、マンツーマンレッスンでは鍛えられない部分があるのです。集団の中で話す経験は、集団の中でしか鍛えられません。
英語学習におけるグループレッスンの感想ははっきりとわかれます。意味がなかった。無駄だった。という意見もありますし、すごく重要だ。学びがあった、と感じた生徒もいます。体験談でもはっきりわかれます。
グループレッスンは無駄という意見
グループレッスンが無駄という意見は、クラスメイトに恵まれなかったケースが多いと感じます。
グループレッスンは重要という意見
逆に、グループレッスンは重要という感想を持った生徒もいます。そこそこ喋れる方が、クラスメイトにも恵まれたケースが多いと感じます。
ただ、英語力が伸びなくても、クラスメイトに恵まれればグループクラスは楽しいです。文化交流の要素があるからです。異文化交流に重きを置くなら、多国籍生徒が集まる学校でのグループクラスも楽しいと思います。
グループレッスンで英語を学ぶときに重要なのはクラスメイト
グループクラスから英語の学びがでてくるのは、クラスメイトの英語力が高いときです。他の生徒の英語から新しい表現を得られますし、いろんな英語に慣れられます。ディスカッションに必要なのは英語力だけではないことにも気づくでしょう。他の生徒の英語力が高ければモチベーションも上がります。
ただし、レベルが高いクラスに入るには、自分の英語レベルをあげる必要があります。ビギナーのクラスメイトはビギナーだからです。
僕は初心者が英語力だけにフォーカスするなら、最初はマンツーマンレッスンだけでいいと思っています。しかし、英語が上がって、ある程度喋れるようになったら、レベルが高い集団の中でグループクラスを受けるのもよいと考えています。