多国籍な生徒が集まるセブの語学学校といえば、Winningと言われるようにがんばります!

多国籍な生徒が集まるセブの語学学校

セブ留学後、学校のスタッフになった

アオキです。6ヶ月のセブ留学が終わりました。スタッフになりました。僕は中国語が話せるので、校長のマルコムや台湾のマネージャーに「留学が終わったらぜひ働いてほしい!」って言われたんです。嬉しかったけど、正直働くつもりはなかったんです。

ずっと働いていた台湾に帰るか、日本に戻って働くか、オーストラリアかカナダにワーホリに行こうと思っていました。

でも、生徒として勉強しているうちに、この学校で働くのはいいかもしれないと思ってきたんです。自分がやりたかったことが、この学校でならできるかなと。

いろんな人と関われるし、英語ももっと上達すると思いました。あと、この学校はまだ新しいから、大手学校に比べたら足りないところばかりなんです。まだまだ改善できるところがあって、自分の経験もいかせると思ったんです。

それで、留学が3ヶ月過ぎたあたりに、授業の空いてる時間にお手伝いすることにしたんです。あの時はまだ正社員で働くか決めかねてました。ワーホリに行きたい気持ちもありました。ヨシさんに相談したら、「ワーホリ行け!」って言うし(笑)。

まだ学生だったので、インターンの下のお手伝いみたいな感じです。学生のサポートをしたり、土日にピックアップのお手伝いしたり。学生目線ではなくて、学校の中から見てみたかったんです。

それで、正社員になることにしました。学校のサービス全般を管理するサービスマネージャーっていう役職です。日本語も中国語も喋れるから全体のサービスを見るんです。最初は実感がなかったんですけど、話を聞いていて責任ある立場だなと感じてます。サマーキャンプの準備もしないといけません。

これからこの学校をもっとよくしていきます。昨日から正社員です。不安もいっぱいです。社内会議では中国語や日本語は使わず英語です。難しくてわからないこともあるから、パソコンを開いていつでもGoogleで調べられるようにしてます。

学校の台湾人オーナーに惹かれた

ーーなにが決め手だったの?

この学校で働いている人ってみんな楽しそうなんです。スタッフの距離がめちゃくちゃ近い。台湾人のマネージャーはすっごい長い時間働いています。大変だと思うんですけど、なんかウキウキして働いて、楽しそうなんです。だから、みんなと一緒に頑張りたいと思いました。

職場の雰囲気が楽しい語学学校

校長のマルコムの性格が大きかったです。マルコムは本当に元気な方で、いつもニコニコ。太陽のような人です。お客さんの前でニコニコして、裏ではブスっとしてる経営者も結構いると思うんです。

今まで見てきた社長さんは傲慢だったり、偉そうな感じの人もいました。でも、そんなことはなくて。お客さんに対しても、スタッフに対しても、いつでもニコニコしてます。素敵な人なんです。しかも、僕は台湾で働いてたから中国語が話せるので、コミュニケーションが普通に取れるんです。

セブのWInning校長のマルコム

「この学校どう思う?正直に言ってほしい」って言われたから、正直に言ったんです。「好きやけど、こういうところが全然ダメですよ。」って。

そしたら、メモを取って、1週間後には直してくれて「言ってくれてありがとう、ここ改善できたわ!」とか言うんです。普通学生にそういう話を聞いたとしても、右から左でしょ。でも、マルコムは違う。もちろん全部ではないですけど、少しずつよくなっていくんです。

ーー何が1週間で変わったんですか?

例えば、ありえないことなんですけど、トイレに石鹸がなかったんです。あと、学生に告知の紙を出してなかったんです。そういうの言うと、すぐ変わっていきました。小さいことですけどね。僕はマルコムを信頼していて、ここで働きたいと思いました。それが1番です。

この学校はファミリー感があって、職場の雰囲気がいい。パズルのピースがはまってる感じがする。現場の意見にも耳を傾けますよね。そこが他の学校と違う。

マルコムはそうです。「どんどん言ってくれと、もっとよくするぞ!」ってタイプです。

異文化を尊重できないならフィリピンはあわない

ーーどんな生徒に来てほしい?

みんな来て欲しいですよ。ただ、いろんな国の生徒がいるので、他の国の人のことを尊重できないならしんどいと思います。というか、そういう人はフィリピンがあわないと思います。英語を勉強したいだけなら、日本でもできると思います。オンライン英会話も安いですよね。無料のアプリもあります。

ハロートークとかアプリを使えば、無料で外国人と話すこともできます。だけど、留学の醍醐味は、行った国の文化とか習慣を知ることだと僕は思ってます。現地の様子を知ることも、すごく学びがあると思うんですよね。

日本人同士でも合う合わないがあるでしょ。他の国の人と出会ったらもっと多くなるんです。性格が違う、文化習慣が違う、絶対にあるんです。でも、自分と価値観が違う人たちがいるのを分かっててほしい。

特にフィリピンでは貧富の差が結構あります。汚い場所があります。臭い場所もあります。おいしくない食べ物もあります。うちの学校の食事は美味しいから大丈夫なんですけど、学校から出たらいろいろ驚くことがあります。

多様性を学べるセブの学校

日本と全然違うからビックリしてしまうのはわかります。だけど、少しずつ受け入れられる人がいいと思います。日本と違うことに過剰に反応しちゃう人はしんどいと思いますし、得られるものも少ないと思います。怖い。触りたくない。知りたくない。出たくない。ってなって学校に引きこもっちゃうともったいないです。

文化の違いも含めて、多様性を学びたいなら、フィリピンに来てほしいです。台湾人と中東の人が多いウイニングは絶対楽しめます。

近くに海はないし、小さい学校です。

台湾人の学生で、「生徒が少なくてイメージと違った。」と言っていた人がいます。少しずつ学生は増えているけど、まだ30人ぐらいです。大手と比べるとまだまだ学生は少ないです。

だから、大規模学校で他の国の人とワイワイしたい人には合わないと思います。でも、この夏はサマーキャンプで200人近くになります。日本人が少ない環境がいい人にはめちゃくちゃいいと思います。

あと、ビーチのイメージが強い人にもあわない。セブってリゾートのイメージがあると思います。 僕も来る前は、セブはリゾート地だと思ってました。学校の周りに、キレイなエメラルドグリーンの海があって、水着を着てビーチに横たわって、おいしいジュースを飲んでる。そんなイメージがありました。うちの学校のシティキャンパスはリゾート地から離れてるんですよ。だから、海のイメージとは違うと思います。

でも、逆に学校が街中にあるから便利です。モールにすぐ行けるし、近くにバーやレストランがいっぱいあります。だから、授業が終わってリフレッシュしたいとか、僕みたいに学校の外でアウトプットしたい人にはすごくいいと思います。門限もないですしね。

多国籍で日本人が少ないセブの学校

学校のカフェにEOPテーブルを作って、そのテーブルは英語しか話したらダメにしたんです。そしたら、食事のときに英語を話したい生徒が集まってきて楽しそうに話しているんです。そういうのを見るとやりがいがあります。

多国籍で日本人が少ない学校のEOPテーブル

ヨシさんのサイトには、日本人が少ないから穴場の学校って書いてあるでしょ。今後、生徒は増えていくと思いますけど、ウイニングはこれからも絶対に日本人比率は30パーセント以下におさえます。僕が命がけで止めます。

日本人マネージャーのコベさんも言ってます。絶対30%に抑えます。残りの70パーセントは他の国の学生なので、これからも日本人が少ない多国籍な生徒が集まる環境です。そういう環境で勉強したい生徒の選択肢になりたいです。

ここで働かせてもらう機会をもらえて本当にありがたいと思います。僕も成長したいし、自分ができることを精一杯やって、一緒にこの学校を盛り上げていきます。もっと大きい学校にして、もっともっと学生に喜んでもらえるように、みんなと一緒に頑張ります!

(2024年5月29日)

編集後記

2023年11月、日本人生徒が2人しかいなかったところに、アオキさんが来た。不安そうだったのを覚えている。たった半年で大きく変わった。あの時の先生は昇級してマネージャーになって「教えることが恋しい」と言いながら、先生をトレーニングしてる。全然喋れなかったアオキさんは英語が喋れるようになって、日本人マネージャーになった。生徒数も増えて、授業も施設もよくなってる。変化していくベンチャーフェイズの学校です。変化が面白い人にとっては間違いなく楽しい学校です。

10年前、日本人経営の学校はこういうベンチャーフェーズだった。みんなやる気満タンで頑張っていたけど、そんな学校は減ってしまった。そんな中、台湾人の語学学校Winningが頑張っているので応援しています。5月に訪問したときの様子も記事にする予定です。

体験談に出てくる学校

WINNING (セブ島)

台湾人経営の語学学校

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トラブル体験談

中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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