フィリピンの格安語学学校EBの施設をチェック!安さの秘密を探ります!写真も撮ってきました!

SatoKoumeです。マニラにあるEBはフィリピンにある語学学校の中では断トツの安さです。でも、なぜそんなに安いのか気になりますよね?「安い理由は、施設が古いから」と説明されていたので、私は「安かろう、古かろう…。」と覚悟して行きました。思ったほどひどくなかったのですが(笑)、施設が気になる方もいると思いますので、触れておこうと思います。

SatoKoume

SatoKoume

高校生の娘を持つ、旅好きの40代主婦。元中学校の英語教員(15年)。TOEIC840(2019年7月)。フィリピンの6つの学校を経験

百聞は一見にしかず。写真で紹介します。

EBの施設を徹底チェック!格安である理由は施設の古さ?

格安学校の施設を写真で紹介

EBはマニラのケソンシティという場所にあります。学校は住宅街の中にあって、車の往来も激しくなく、周辺はのんびりした雰囲気です。校舎は2つあります。EOP校舎と日本語校舎です。

EOP校舎

もともとキャピタル校と呼ばれていたのがEOP校舎です。EOP校舎には2つの建物があります。道路を隔てて、「ホワイトハウス」と「VIPハウス」です。この2つの建物の中では、特定の時間帯以外は全部英語です。

EBのEOP校舎。左手が「ホワイトハウス」、右手が「VIPハウス」

道路左が「ホワイトハウス」、道路右が「VIPハウス」です。

マニラの格安学校EBの外観

これが「ホワイトハウス」の外観です。2階建の大きな家で、ここがメインの建物です。ここにオフィス、ダイニング、教室、寮があります。

EBのEOP校のホワイトハウスのキッチン

建物に入ると、すぐ食堂です。EOP校舎の生徒はここで朝昼晩、食事を食べます。昼食、夕食の時間帯には、テレビでCNNニュースがガンガン流れています。

EOP校舎は希望すれば誰でも入れます。しっかりルールが守られていて、みんな英語で話していました。EOP校舎で日本語が喋れるのは、ショーンさんの部屋で学習相談する時(希望者)と夕食時(19時から21時まで)だけです。夕食時も英語を使いたい生徒はEOP専用テーブルで食事をとってました。

キッチンのホワイトボードには連絡事項と注意事項が記載

キッチンの大きなホワイトボードには連絡事項などが書かれています。そこの「For Safety」のコーナーに目が止まりました。

「生徒様が路上で男に後をつけられました。」

「生徒様がスリに財布とiPhoneを盗られました。」

「夜7時以降は必ず外ゲートの鍵をかけてください。不審者が施設内に入ってくる恐れがあります。」

ゾクッとしました。数年前の話だそうですが、過去のトラブル事例を書き残すようになってからは生徒の危機意識が向上していて、最近は問題は起きていないそうです。

EOP校舎のホワイトハウスの個室

今回、私はホワイトハウスに5泊、VIPハウスに2泊しました。上の写真は、私が滞在したホワイトハウスのEランクの個室です。クローゼットの取っ手が半分取れていたり、デスクの引き出しがピタッと閉まらなかったりしましたが(笑)、掃除は行き届いていて、思っていたよりよかったです。

EBの部屋は、校舎ごとに5段階の料金設定がされています。AからEまで5段階で、Aが一番安くて、窓無し、複数人部屋で、屋根裏です。Eが一番高くて個室です。注意点は、EOP校舎では個室を選んでも、部屋の中にバスとトイレがないことです。みんな共用トイレを使います。

ホワイトハウスの共用バストイレは男女兼用

2階の奥に、共用のシャワーとトイレがいくつかあります。

ホワイトハウスの共用トイレは男女兼用

トイレで紙は流せないので、使用済みの紙は備え付けの蓋容器に捨てないといけません。これはフィリピンでは仕方ないですね…。

ホワイトハウスの共用シャワーは男女兼用

ホワイトハウスのシャワー室、トイレは男女共有です。1ヵ所だけ女性専用のトイレがありますが、すぐ隣は男女共用のシャワー室、トイレです。音も結構聞こえちゃうので、気になる女性もいるとは思います…。そこは施設の注意点としてお伝えしておきます。

EBのEOP校のVIP寮

次に「VIPハウス」についてです。「ホワイトハウス」の真向かいに「VIPハウス」と呼ばれている寮があります。ちょっと名前負けしてる気がしますが(笑)。こちらには教室と寮があります。

EOP校のVIPハウス1階のキッチン

VIPハウスの1階にもキッチンがあります。ここは先生の休憩室になっていました。

EOP校舎のVIP寮の個室

こちらが私が滞在したVIPハウスのEランクの個室です。すごく広かったです!隣の家の雨どいが壊れているらしく、雨が降ったときは滝の音がしていました(笑)。

EBのEOP校舎のスタディルーム

これはスタディルームです。EBでは、個室に滞在している生徒は、自分の部屋で授業を受けますが、ドミトリーに滞在している生徒はスタディルームを利用します。私は個室だったので、授業も自習も自分の部屋でしていたので、スタディルームは使ってないですが、誰も使ってないときは自習室として使えます。

学校施設は定期的に改修工事をされているようで、毎年EBに来ている人は、前回より明るく綺麗になっていると言われていました。ゴキブリが多いという口コミを見たことあるんですが、学校の門に入ったところで1回見ましたが、建物内では虫は見かけなかったです。

日本語校舎(JP校舎)

EOP校舎から4分ぐらい歩くと日本語校舎があります。

EBの日本語校舎

2019年にマギンハワ校がクローズして、EOP校舎の近くに引っ越ししてきて、この日本語校舎になったそうです。

EB日本語校舎の1階のキッチン

日本語校舎のダイニングです。

EBの日本語校舎のスタディルーム

こちらはスタディルームです。

EBの日本語校舎の個室

こちらは、生徒さんにお願いして見せていただいたEランクの部屋です。広くて、天井が高い!窓が大きくて明るくて、クローゼットがたくさんありました。そして、部屋の中にシャワーとトイレがある!日本語校舎にはトイレ付きの個室があります。これは大きな違いですね。

こちらの生徒さん(20代女性)は、私が滞在したEOP校舎のEランクの部屋を見学して、EOP校舎では生活していけないと思ったそうです。雑多な雰囲気が無理だったそうです。

個室は日本語校舎のほうがよかったですが、共有スペースはEOP校舎も日本語校舎もそんなに大差がないように私は思いました。私はどちらかというとEOP校舎のほうが居心地がよかったので、施設の感じ方は本当に人それぞれだなと思いました。

洗濯、エアコン代は別料金だから安い

留学料金に洗濯と電気代が含まっている学校もありますが、EBでは洗濯とエアコン代は別料金になってます。実際どれぐらいの費用がかかるのか気になる方もいると思いますので、説明しておきますね。

洗濯は、1kgあたり20ペソ(約43円)でした。毎日お願いできて、翌日に仕上がるんです。他の学校では曜日指定がありますし、受け取りに2、3日かかることが多いです。毎日洗濯してもらえるので持ってくる着替えも少なくてすむのでよかったです。ただし、私のときは天気が悪くて翌日に乾いてないときがありましたので、余裕をもって洗濯依頼したほうがいいです。あと、一人分ずつ洗濯漕に入れて洗うので、他の人の衣類と混ざることはないそうです。私が1週間でかかった洗濯費用は28ペソ(約60円)でした。

エアコン代は、1kw14ペソかかります。屋根裏部屋は窓がなくて、熱がこもるのでエアコンなしではやっていけないそうですが、窓がある部屋だと、窓を開けて大型扇風機を回せば我慢できるので、ある生徒さんは1度もエアコンをつけたことがないと言われていました。ちなみに、私は1週間ガンガンにクーラーを使って700円位でした。洗濯、エアコン代は別料金ですが、良心的な価格だと思います。

運営がフィリピン人だから安い

いまEBにはショーンさん以外の日本人スタッフはいません。日本人スタッフがいないことも安い理由だと思います。それが不安な方もいると思いますので、そのあたりもどうだったか説明しておきます。

運営スタッフはすべてフィリピン人です。私が行ったときは、EOP校舎には20名ぐらいの生徒がいましたが、フィリピン人スタッフの6名がすべて対応していました。食事、掃除だけでなくオリエンテーションもなんでもやっていました。

EBはフィリピン人スタッフが運営している

空港ピックアップ

私は初めてのマニラだったし、深夜便で治安面が不安だったので、学校送迎を利用しました。学校送迎と言っても、学校専用車ではなく、EBのフィリピン人スタッフがタクシーに同乗してくれるというものです。個人でタクシーを使う場合は約500ペソ(約1080円)ですが、学校送迎だと片道3500円です。

マニラ空港には予定の1時間前に到着しましたが、フィリピン人スタッフは待機済みでした!2時間くらい前から待っていてくれたそうです!ピックアップは利用してよかったです。というのも、運転中にドライバーが「やっぱり降りて、そんな遠いところには行きたくない。」と言い出したんです!フィリピン人のスタッフが「それなら別のタクシーを呼んでよ。見つかるまで走って?」とタガログ語で交渉してくれて、10分くらいして2台目が横付けしてきたので、乗り換えました。こういうこともあるんですね。フィリピンが初めての方、深夜便の方は学校送迎をお勧めします。24時間利用可能です。

オリエンテーション

月曜日にオリエンテーションがありましたが、オリエンテーションをやってくれるのもフィリピン人です。月曜日がオリエンテーションで潰れてしまう学校も多いみたいですが、EBは初日から授業が受けられます。私は初日から授業を8時間受けていたので、オリエンテーションは2回にわけて30分ずつしてもらいました。

まずはお昼休みを利用してのEB周辺ウォーキングツアー。徒歩5分のところにあるショッピングモール「エバーモール」に行きました。3階建てで、ボーリング場、映画館、両替所、マッサージ、レストランもあって、地元の人でワイワイ賑わっていました。日用品、食料品も揃っています。便利です。

ケソンのエバーモール

授業後の17時15分にフィリピン人スタッフが登場。今度は部屋で、学校のルールを説明してもらいました。オリエンテーション資料(日本語)を見ながら、英語で解説です。EBのフィリピン人スタッフは英語が上手で、8時間授業を受けたあとの9時間目の授業のようでした。

会話はすべて英語なので、英語初心者の方は戸惑うかもしれません。ただ資料は日本語で詳しく書いてあるし、どうしても分からないことは他の生徒さんや校長先生のショーンさんに聞けると思います。

掃除

施設は古いですが掃除は行き届いています。部屋の掃除は週1回で、床掃除に加えて、シーツ、ブランケット、イスのクッション交換までしています。床の掃き掃除はお願いするといつでもしてくれるみたいです。ブランケットもシーツもほつれてないです。無料貸し出しのバスタオル(3枚まで)も綺麗です。

ダイニングやシャワー室、トイレなど共有スペースの掃除は毎日です。床もキッチンもきれいで、鍋もキラッとしています。顔をあわせると「トイレットペーパーは足りている?ほかに困っていることはない?」と何かと気をかけてくれます。

帰国時のサポート

金曜日、スタッフのRuthが帰国便の確認で部屋まで確認に来てくれました。「14時25分のフライトなら10時15分には学校を出発したほうがいいね。日曜日の朝10時ぐらいに下で待っているね。」と。最終日の日曜日、Ruthはグラブタクシーを呼んでくれてお見送りしてくれました。

到着から出発まで手厚いサポートで快適に過ごせました。スタッフのRuthは「私は日本人の考えていることを感じる力がある」と言っていました(笑)。確かにそう思いました(笑)!いままでいくつかの学校を経験しましたが、フィリピン人スタッフの動きがキレッキレというのもEBの特徴の1つだと思いました。

運営をフィリピン人がやっているのも、私にとっては何も問題なくて、むしろすごくよかったです。でも、マニラ空港から学校に向かうときは、英語が話せない方は不安かもしれません。あのスタッフたちなら大丈夫だと思うんですが、本当に心配な方は日本人スタッフが身近にいる学校のほうがいいかもしれませんね。

(2019年11月13日)

格安学校の施設まとめ

以上が、私が体験した格安学校EBの施設でした。格安の理由は、施設が古くて、日本人スタッフがいないから。あと、エージェントを使っていないのも安さの理由みたいです。施設は許容範囲だったでしょうか?授業がよいです。だから、もし、施設の古さに寛大ならば、超お得な学校だと思います。どれだけ安いのか気になる方はEB公式サイトでご確認ください。他校と比較検討されている方はびっくりされると思いますよ。

EB公式サイト

体験談に出てくる学校

EB (マニラ)

英語学習の費用対効果No1を目指し、マニラで最安値・高品質を追求!

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SatoKoume

旅好きの40代主婦。TOEIC840(2019年7月)。子育てに専念するため、中学校英語教師を15年で退職。現在は塾講師として中学生に英語を教えながら、娘の英語教育をサポート中。大学生の娘はIELTS7.5。フィリピンでは7校の学校を体験、マレーシアの語学学校も体験。英語学習の楽しさと、フィリピン留学の価値をみんなに伝えたい!

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