夏休みに短期留学する社会人が増えています。英語半分、バケーション半分で、自分のペースで楽しんでいます。そんなスタンスで、フィリピンの3つの学校を経験した方に、学校の違いを聞いてみました。
社会人の夏の短期留学
最初の海外旅行は、2014年のハワイです。そこから、2016年にアメリカ留学、次がフィリピン留学で、2017年にMBA、2018年にPGLI、2019年にクオール。この3年は毎年フィリピンに留学してます。毎回、夏に2週間の短期留学です。
数年前のことなので、MBAは学校名が変わりましたし、PGLIは潰れてしまいましたね…。ええと、会社のブランチがマニラにあるんですよね?
はい。そういう繋がりもあって、社長がここ数年毎年フィリピンに留学してるんです。それで、社長がよかったら「行ってきたら?」って言ってきて、時期をズラして行くんです(笑)。
いい会社ですねえ。頻繁に海外に行っているんですか?
ここ3年ぐらいはよく行ってますね。仕事がらみでは、釜山にお店を出すという話があったり、この間はマレーシアのペナンに行きました。あとは旅行です。上海とか香港とか。
年に何回ぐらい行ってるんですか?
旅行は年3回くらい、留学が年1回。社長が良い人なんで、休みをくれるんです。まあ、自分が行きたいからだと思いますけど(笑)。「人はいつどうなるか分からないから、やりたいことはどんどんやりなさい!」っていう考え方で。
近々フランスに行くんですよね?
来週から行きます。前から、フランスは行きたかったんです。そしたら社長が、「フランスは一度行った方がいい。」って言うから、行くことにしました。完全に旅行です。
去年(2018年)は、友達4人で南インドを旅行しました。ドライバーを雇って、移動しながら毎日違うホテルに泊まって。イメージと違ってすごく綺麗でした。空気も綺麗だし、裕福で穏やかな人たちで優しくて。
インドではローカル体験はしていないんですか?
してないです。一般的なインド旅行ではないかな。だから、お腹も壊してないです。最終日にデリーに行ったときに、普通のインドを見た感じ。人も牛もいっぱいで。道がボコボコで(笑)。
インドの時は英語は?
インド英語は癖がすごいですね。みんな英語ができないので、適当に話してました。
仕事で英語が必要なんですか?
うーん。できたらいいかな、って感じです。日本の会社のブランチがマニラに3つあるんです。車のコーティングの会社なんですけど、そこにフィリピン人のワーカーさんがいるので、社長には、フィリピン人にマナー研修をやってくれって言われてます。いつか行かないといけないかも…。
では、順番に聞かせてください。
初セブ、MBAは社会人の生徒が多い
最初はMBAで、2017年です。今はMeRISE(ミライズ)ですね。社長がMBAに行ってよかったみたいで、「行ってきなよー」って言うので、行きました。2週間の短期でしたけど、すっごい楽しかったです。社長がコネクションを作ってくれていたので、セブに行く前から先生とメッセンジャーでやりとりしてました。
MBAはビジネスマン向けの学校ですね。
でも、私は初心者だったので、ビジネス英語じゃなくて日常会話の授業を受けました。
楽しかったです。マンツーマンレッスンは話さないといけないので、それが私にはよかったです。
アメリカのグループクラスだと全然話せなかったんです。自分で主張しないと、話す機会が与えられないんですが、英語力がなかったし、性格的にも主張するのは苦手で…。
MBAは先生の指定ができなかった気がしますけど、社長と同じ先生だったんですか?
いえ、違います。学校に希望を出したんですけど、すでに他の生徒の担任になっちゃっていて、難しいですって言われました。だから、社長の先生とは休み時間で話していました。
MBAの生徒層は?
大人が多かったです。20代もいましたけど。みんな社会人経験者でした。年上の生徒さんもいらしたので。固まらないし。みんなそれぞれだから、学生集団より楽ですね。すごく居心地が良かったです。
MBAは初日に食事会があるので、そこでバッチメイトの顔をなんとなく覚えて、朝の食事の時に挨拶はしていました。2週目の帰る週になったら、みんなから「ご飯行きませんか?」って誘われるようになりました。
英語力が高い生徒が多いんですか?
みんなの英語力はあんまり分からないです。マンツーマン授業が多いし、日本人同士だと日本語で喋っちゃうので…。でも、グループクラスにはすごく話せる2人がいました。5人グループだったんですけど、2人がすごく喋れて、私を含む残りの3人は「ん?」とか言いながらポロポロって喋る感じ。
授業後は?
アメリカだと昼過ぎには授業が終わるけど、フィリピンでは1日授業なので、平日は学校に籠もってました(笑)。でかけても学校の近くの売店にマンゴーを買いに行くぐらい。一応勉強もしていましたが、夜はもう寝るだけ。
でも、マッサージは毎日行ってました。学校の隣の隣がマッサージ屋で。レギュラーカスタマーになって、いつも同じ人にやってもらっていたら、すごいVIP待遇でした。フットマッサージは200ペソ。途中からストーンマッサージにはまって。それでも1時間450ペソ。すごく安いです。
先生との交流はあるんですか?
社長の先生たち3人と私で、2回くらいご飯を食べに行きましたよ。セブシティのトップスとか。
週末は?
週末は1回だけで。ボホールに日帰りで行きました。生徒の中でも社長が繋げてくれた人がいて。その彼がいろいろ調整してくれて、7、8人集めてボホールに連れて行ってくれたんです。
朝5時くらいから出発して夕方に帰ってきて。自分たちで行ったんですけど。船を降りるといっぱい集まってくるじゃないですか。その彼が交渉してくれて。私たちはポーっとしてました(笑)。すごく楽しかったです。
授業を受けて、マッサージ受けて、マンゴー食べてって感じですね。
基本それ。ルーチンでした(笑)。
2週間経って。英語の手ごたえは?
全然。遊んできた感じ(笑)。2週間はあっという間。最初の1週間は慣れるのにいっぱいいっぱい。英語半分、バケーション半分だったので、そこまで一生懸命ではなかったです。
帰国後、日本で勉強してるんですか?
勉強って感じじゃないんですが、意識的に、映画は観るようにはしています。最初は字幕付きで、次は字幕なしで。同じのを何回も観てます。NetflixとかHuluを使って、聞き取れたのは書いて。テキストを開くよりも、その方が私にはいいですね。
MBAの先生とはずっと繋がっていて、メッセンジャーでやり取りしてます。MBAは日本にもブランチがあるので、先生が日本に来るんです。だから、日本で会ってます。自分の担当の先生は今年日本に来ました。
久しぶりに先生と会うと、英語力の変化を感じますか?
「話せているね。会話が通じているね。」って言われます。続けていると話せるようにはなるみたいです。
プエルトガレラのPGLI、雨季で残念
2018年は、社長がプエルトガレラのPGLIに行ったので、夏前にプエルトガレラに行ったんです。
キレイな海で有名なプエルトガレラ。
そう。社長は毎日レッスン後にホワイトビーチに行って、ビーチマッサージを受けていたんです。だから、すごく期待してたんですが、私が行ったときは雨季で…。2週間のうちで1日しか晴れなくて…。青い海は1回も見ていません(笑)。ビーチマッサージも一度もできませんでした。すごい悲しい。
雨季は残念でしたね。プエルトガレラはちょっと遠いですよね。
マニラ空港でピックアップしてもらって、車に3時間ぐらい乗って、そこから船に30分くらい乗って、船が着いたら、車で10分くらい。だから、マニラ空港から4、5時間ですね。
短期だとプエルトガレラはハードル高いですね。
でも、マニラから飛行機だとプエルトガレラまで30分とかで着くみたいですよ。プエルトガレラの空港までもスタッフが迎えにきてくれるから、多分30分もかからないと思います。
でも、1日数本しか飛んでないから、待ち時間入れると結局1日つぶれたりするんですよ。タイミングよく乗れたらいいけどね。
たしかに…。1日2、3本ぐらいですね。プエルトガレラに行くとき、前日にセブに寄って、MBAの先生とご飯を食べましたけど、結構時間かかりましたね。
PGLIは丘の上にありますよね。雨が降ったら移動しにくいんじゃないですか?
結構、山の上ですね。トライシクルは嫌がって登ってくれないので…。ちょっとチップをはずむか、それか歩きです。歩いたら10分くらい。坂道だから良い運動です。
晴れていたらいいけど、雨だったらね…。
社長がバイクを借りていたんですけど、その当時にいた女の子が社長のバイクを受け継いで借りていたので。時々、その子の後ろに乗せてもらってました。
授業はどうだったんですか?
午前と午後で先生が変わるので、同じ先生で3時間ぐらい続けて受けられるので良かったですよ。MBAのように、発音の時間、文法の時間って分かれていて、コロコロ先生が変わるのも…、先生の癖とかがあっていいとは思うんですけど。
私はまだ日常会話がしっかりできていなかったので。とりあえず日常会話を流暢にできるようになりたいと伝えたら、授業を用意してくれてました。で、話していると、発音が違うと直されます。それが私にはよかった。だから、教科書はないんです。
授業が文法とか発音ってわかれてるわけではないんですね。
わかれてないです。あと、私は仕事でマニラでフィリピン人に対してマナー講師をしてくれと言われていたので。マナー研修をシュミレーションするような授業をしてくれました。
MBAの時はそこまでしなかったんですか?
そこまで意識がなかったので。
じゃあ、前進していて余裕が出てきているんですね。
話すことには慣れてはきていると思います。
プエルトガレラでは授業が終わって何をするんですか?
雨だったけど、よく出かけました(笑)。生徒で社長を辞めた人がいて。「会社を売っちゃった~。」とか言っていて。その人がみんなを誘ってくれて。生徒3人でよく飲みに行ってました。
土曜日の昼間にはみんなで滝に行ったんです。学校の食事担当の方がお弁当を作ってくれて。その時も、雨が降っていたけど(笑)。
あと、プエルトガレラにはサバンビーチっていう歌舞伎町みたいな繁華街があるんですけど、夜にサバンビーチのディスコに行きました。私は日本でもクラブとかディスコとか行ったことがないから、プエルトガレラでディスコデビューしました。飲み屋で踊って。すっごい楽しかった。ゲイボーイがテーブルに付いてくれて。
1人で街を探索、マニラ留学
2019年は、社長がマニラのクオールに行ったので、夏前に2週間クオールに行きました。週末にプエルトガレラに寄ろうと思っていたんですけど、行けなかったです…。マニラは渋滞がすごいですし、プエルトガレラはちょっと遠いですね。
クオールの寮はもう男女で分かれていました?
はい。寮は引っ越ししたみたいですね。奥が男性寮で、手前が女性寮です。ご飯はみんな一緒です。
クオールは何人だったんですか?
私の時は、生徒3人とインターンの女の子が1人。あんまり大人数は得意じゃないので。よかったです。男性は23歳ぐらいで、私と同じ日に行った子が35歳くらいの女性で、インターンは20代かな。みんな良い子でした。過ごしやすかったです。
授業はどうだったんですか?
良かったですよ。楽しかったですよ。
はじめて街にでかけたんですよね。
そう。今までは、出かけるときは誰かと一緒で。1人のときは学校の隣とかで行動範囲が狭かったんです。けど、クオールのときは、はじめて1人で出かけたんです。それがすごく楽しかったです。Grabを使って。SMモールには何回も行ったし。映画を観たり、買い物したり。アプリを入れて、予約してスパに行ったり。
先生と行くんですか?
1人です。レッスンが17時に終わって、18時に予約して。渋滞がひどいんですけど。結構出かけていました。先生が「あそこに行ってみたら?」って提案してくれるんです。だから、すごく動けたんです。映画を勧められたので、よく観に行きました。学校の近くに5ヶ所ぐらいの映画館があるんですよ。ライオンキングを観ましたね。
週末は何をしたんですか?
会社のマニラ支店のスタッフとタガイタイに旅行に行きました。1泊旅行です。楽しかったです。いつも楽しいんですけどね(笑)。
マニラ、セブ、プエルトガレラの治安
マニラ、セブ、プエルトガレラの治安はどうでしたか?
プエルトガレラは田舎なので、そもそも人がいない(笑)。MBAでは出歩いていないから、セブの治安は分からないですね。マニラでは、日本でWi-Fi契約してGrab移動していたので、周りの治安は分からないです。でも、そんなに変わらないと思います。一番出歩いていたのはマニラですけど、特にトラブルはないです。
マニラの都市部には行ったことがないんですか?
仕事の時にマカティは行ったけど、スタッフの車で移動しているので、自分で動いたわけじゃないから治安はよくわからないですね。
フィリピンの語学学校を比較
授業内容
MBAはビジネスコースがあったり、クオールはメソッドがあったり、授業に特徴があるんですけど、教科書を使わずに日常会話だけやってたんですよね?
ずっと雑談してました。私はレベルが低いから、日常会話しかやってないんです。テキストがある学校もあったんですけど使ってないし。クオールでは最初の何回はメソッド授業をやったけど、途中でやめました…。
私はアウトプットが苦手なので、話すことに慣れたいんです。だけど、教科書を使うと考える時間が増えて、黙っている時間が多くなるんです。それが嫌で、たくさん喋りたいって言ったら。先生が普通の会話の中で私に喋らせてくれるんです。
自分が興味があるものを言ったら、それに合わせてプリントとかネットを用意してくれて、それを見ながらやってました。教科書があったのはアメリカだけです。フィリピンでは教科書は使ってないです。
MBAは授業もキチンとしていて、余計なことを話している時間がないんですが、PGLIとクオールは小さい学校なので、融通が利きました。教科書では学べないような言い回しとか(笑)。辞書にはないような言葉も教えてくれるので。日常会話を学びたい私にはよかったです。
雑談ばかりしても良くないって一般的には言われてるんですけど、自信に繋がって良かったんですね。
雑談でも先生によって全然違うんです。先生のスキルによるんじゃないですかね。ただ、話し始めると止まらない先生はいました。それはどこの学校でも一緒です。PGLIにもいました。生徒が話せないと良くないですね。
そういう時は、先生を変えるんですか?
言わないですよ。「この先生の授業はリスニングだ!」って思って。しっかり聴こうとしました(笑)。
MBAはグループクラスがありますよね?
あっ、そうですね。MBAのプレゼンテーションはよかったです。みんなが発表しているのを見て刺激を受けました。クオールとかPGLIとかはグループクラスはなかったです。
プレゼンテーションやったんですか?
それが、できなかったんです。やりたかったんですけど、パソコンを持って行ってなくて…。担任の先生に「ラップトップを持ってきてなかったらプレゼンはできないよ。聴くだけでいいよ。」って言われたんです。でも、後から聞いたら、学校で借りられたらしいです。その先生は若かったから知らなかったみたいです。でも、聞くだけでもよかったです。
授業時間
授業は何コマ受けていたんですか?
MBAはマンツーマン6コマ、グループクラスが1コマで計7コマですね。PGLIはマンツーマン7コマ。クオールはマンツーマン8コマです。
疲れなかったですか?
最初は疲れました。MBAの最初の数日は、「先生は何を言っているんだろう?」ってなって。頭が英語に切り替わらなくて理解できなかったです。でも、いつも2週間の短期なので、できるだけ受けるようにしてます。
学校によって、先生が担当する授業時間が違うんです。MBAは1人の先生が担当するのが1コマだけなんです。でも、クオールでは1人の先生が担当するのが2コマで、PGLIだと3、4コマなんです。
授業時間が長くて、先生と一緒にいる時間が長いほうがいろいろ話せました。結構余計な話もしました。自分が話せている感じになるんですよ。楽しかったですよ。
1コマが長いほうが勉強になりますよ。最近、コマ数を多く見せるために、1コマを45分にしてる学校もありますが、生徒にはよくないと思います。
先生
先生の違いは感じましたか?
初心者なので、先生の差はそんなにわからないですが、先生の年齢が違います。MBAの先生が一番若かったですね。20代前半とか。いまはみんな日本に来ちゃって、新しい先生を採用してるから。多分今はもっと若くなっていると思います。
PGLIの先生は若い先生とちょっと年上の先生がいました。田舎だし、のんびりして緩かったですね。でも、聞いたことはしっかり答えてくれました。
クオールは年配の先生が多くて、落ち着いてました。私はクオールの授業が一番良かったです。
クオールは30オーバーの先生が多いですね。大人には、若い先生よりも年配の先生のほうが落ち着いていていいですね。安定感がありますね。
私からすると、みんな英語の先生なので、年齢とか気にしてなかったんですけど、実際受けてみると、年配の先生は雰囲気が違いますね。何が違うのか分かんないですけど、すごくやりやすかったです。
運営体制
運営体制はどうですか?
MBAは日本人スタッフがいっぱいいました。先生以外は日本人だったので。着いた当日に日本語で「扇風機がまわりません。」って言って取り替えてもらいました。全然問題なかったです。日本みたいです。
PGLIは、オーナーの山本さんがいたんですか?
いえ、いないです。社長が行った時には日本人スタッフもいなかったですけど、私が行った時は日本人スタッフがいました。ただ、校長のアンジェラが日本語をぼちぼち喋れるので、彼女がいたら全然問題ないです。すごく気を使ってくれる人で、なんかあると声をかけてくれて良かったです。
クオールは?
私が行ったときは、インターンの女の子がいたから何も問題なかったんですけど、彼女はもういないですよね。日本人スタッフがいないと、今後はサポートは小西さんがするんですか?それだと、ちょっと心配ですね…。
PGLIとクオールは家だから、管理者が一緒に住んでいるでしょ。アンジェラは、女性だし必要な時に察してくれて声をかけてくれるんです。今は大丈夫というときは、敢えて近寄ってこないんです。だから、すごく居心地が良いんです。
それは能力が高いですね。
アンジェラと小西さんだと、小西さんは男性ですし、クオールはあわない生徒がいるかもしれませんね…。私は結構流せるので全然大丈夫なんですけど。
何もトラブルがなかったら日本人スタッフはそんなに重要じゃないんですけど、フィリピンではなにかあるんですよね。
ありますよね。クオールで部屋の鍵が開かなかった時があって。インターンの女の子がいてくれて良かったです。だから、今後の運用体制はちょっと心配です。でも、それだけですね。クオールは本当に居心地がよかったです。
施設
施設は?
MBAは大きな寮って感じで、PGLIとクオールは家って感じ。毎回個室です。
生徒数は?
MBAの時は4~50人ですね。PGLIはマックス8人ですけど、社長が行った時も、私の時も3人でした。クオールはマックス10人ぐらいで、私が行ったときは4人ぐらいですね。PGLIもクオールも1つの家で共同生活なので、あわない人がいると嫌なので、生徒が少なくてよかったです。
食事
食事はどこが一番口に合いました?
MBAは朝ごはんしかついてないんです。だから、みんな夜ご飯は外に食べに行ってたんですけど、私は夜ご飯はほとんど食べてなかったです。マンゴーとかバナナを買っておいて、昼とか夜に食べてました。
すごく旅慣れている年上の女性の方がいて、屋台みたいなところに連れて行ってくれたんです。マンゴーはそこで買ってました。おいしいんです。手で剥いて、手がベタベタになりながら食べてました(笑)。当時は、日本でも夜は食べていなかったので。朝食だけあれば全然平気でした。
PGLIもクオールの食事はとてもおいしかったです。どっちもフィリピン料理と日本食が混ぜ混ぜで出るんです。
PGLIも美味しかったけど、クオールの方が美味しいかな。思ったより日本食が多くて残念でしたけど、クオールだとタイ料理もでます。タイカレーがおいしかったです。
編集後記
どういう人がどの学校が良いとかありますか?
目的がしっかりしている大人はMBAがいいと思います。学校として、組織的に一番しっかりしてます。
PGLIはリゾートを楽しみながら英語を勉強したい人にいいと思います。ただ、プエルトガレラの雨季は雨ばかりなので、そこは注意点ですね。
クオールはどういう人がいいでしょうね…。居心地はすごく良かったです。ご飯が美味しかったし、生徒もよかったし、先生が落ち着いていて。
私のような半分旅行みたいな人って、授業はどこでも楽しめると思います。だから、施設面にこだわりがなければ、安い学校でいいのかもしれません。
毎回2週間のリフレッシュで。ジワジワっと英語力が上がっているんでしょう?
はい。最近は聞き取れるようになりました。
もうフィリピンでは日常会話は問題ないんですか?
そう思っています(笑)。でも、まだ全然レベルが低いので、もっとスムーズに話せるようになりたいです。
TOEICとか英語の試験は受けたことがないですか?
ないです。受けた方がいいですね。いずれマナー講師をやるというのはあるんですけど、それ以外のゴールはないので明確な目標があるわけじゃないんですよね。半分、趣味なので。
それでも、短期留学で少しずつ英語力が上がっているんだからいいですね。今日はありがとうございました。
(2019年9月8日(日)横浜にて)
編集後記
夏休みを利用した社会人の短期留学でした。MBAはMeRISE(ミライズ)という名前に変わってますが、学校の内容はほぼ同じです。プエルトガレラのPGLIは潰れてしまいましたが、PGLIのオーナー(山本さん)がパラワンに学校を作ってますので、似た雰囲気だと思います。半分バケーションの方は、立地も重要だと思います。学校の違いを理解して、自分にあう学校を選んでください!
クオールはマニラにある小規模の学校です。年配の先生が多いので、雰囲気が落ち着いています。興味がある方は公式サイトへどうぞ!