CNE1のことを書こうと思いつつ書けていませんでした…。コロナ禍に一番面白い動きをしたのがCNE1です。
コロナ禍にCNE1が選んだのはVR英会話
2019年5月にOculus Quest(オキュラス クエスト)がでて、VRが流行り始めました。CNE1の井坂さんがオキュラス クエストをつけた写真をアップしていたのが、2020年ごろだと思います。
おっ!と思いました。
コロナになり留学市場が閉じた。CNE1はすぐにオンライン英会話をはじめた。そして、2021年5月19日に、日本にClassmate株式会社(クラスメイト)を立ち上げて、本格的にオンライン英会話をはじめた。
僕はCNE1の卒業生です。2012年に留学しました。CNE1はすごく真面目でいい学校です。ただ正直、いままでのCNE1の企業戦略はピンと来ないものもあった。
だけど、コロナ禍のCNE1の動きは、マジですごいと思った!僕はこれが正解だと思っています。だけど、みんなできない。簡単なことじゃない。
コロナの間、つなぎとしてオンライン英会話のサービスをはじめる学校が多かった。だけど、安くて洗練されたオンライン英会話はすでにたくさんある。オンライン英会話は会員が増えないと儲からない。会員が増えると管理コストがかかる。だから、システム化は必須。差別化も必須。お金がかかります。
事業としてオンライン英会話に取り組むには資金が必要。だけど、フィリピンの語学学校のスタンスはあくまで留学再開までの繋ぎ。単に、空いてる先生を使いたい。そんな雰囲気。だから、うまくいかないだろうと思っていた。で、実際みんな途中でやめている。
しかし、CNE1は本気で取り組んだ。最初はオンライン英会話に毛が生えたようなものだったかもしれない。だけど、それをブラッシュアップしていくのが想像できる。いつかVR英会話の精度も上がり、フィリピンと繋ぐと思う。それを強く期待している。
ヘッドセットをつけて英語を学ぶVR英会話の教材はすでにいくつかある。僕も使ったことある。まだまだな部分はあるけど、可能性がある。いずれ言語学習はVR空間で学ぶのがコスパがいいとなると思う。VRの英語学習コンテンツも増えるだろう。CNE1はその市場に本気で入って行った。
海外渡航が再開したら、フィリピン留学とのシナジーも生まれるだろう。しかし、CNE1はフィリピン留学を再開していない。2023年も再開の予定はない。しばらくはオンライン英会話に専念するのだろう。完全にユニークな学校になる。マジで素晴らしい。今後の動きにも注目しています。学生向けで、学校と提携するビジネスモデルです。CNE1にあっている。頑張って欲しい!