コロナでフィリピン留学がストップしたとき、フィリピン人講師は職を失いました。しかし、人気の講師は、自分が教えた生徒とオンラインレッスンを開始しました。生徒は先生を助けたい気持ちがあったかもしれないです。そして、そのオンラインレッスンはいまでも続いています。
フィリピン人の英語先生の副業は、オンライン英会話
フィリピン留学が再開して、先生はまた学校に戻りました。でも、学校で教えていても、人気の先生は夜になったら、オンラインレッスンをしています。大忙しなのです。
で、ある先生に聞いたオンライン英会話の授業料は、
- 中国人 300ペソ(50分)
- 日本人 500ペソ(50分)
- ドイツ人 800ペソ(40分)
でした。ヨーロッパの生徒は時給が高い!日本人よりお金を持っている中国人のほうが授業料が安い!毎日、休みもなく仕事してました。教えるのが好きだから楽しいそうです。そして、学校の給与より、副業のほうが稼げているんです。生徒からの支払いはPayPal。PayPalからGCash(電子マネー)にして使ってました。完璧です!
「生徒をいっぱい知ってるから、君もオンライン英会話スクールをやったら?」
って誘われましたが、「いい先生はもう忙しいでしょ?それに、俺がマージンを抜いて、働きたい?」と言うと、納得してました。友達の社長から「オンライン英会話の先生をやって!」と言われるけど、給与が安いから、曖昧にして断っているそうです(笑)。ネイティブキャンプも給与が安いからもうやってないそうです。
フィリピン人も特技をいかして副業するのが当たり前になってきています。副業で稼いでいると、学校やオンライン英会話で働く気がなくなるんです。今後、どんどん優秀な先生を採用しにくくなるでしょう。
会社で働くか?独立するか?
どこの国でも同じようなことが起きています。