昔、フィリピンのパラワンを訪れたときに戦争博物館に行ったんです。人っけがない博物館で、日本人としては複雑な気持ちになりました。当時のメモを紛失してしまったけど、写真が残っていたので残しておきます。

フィリピンに行くようになったことがキッカケで戦争のことを考えるようになりました。日本はアメリカと戦争をして、戦場のフィリピンは大きな被害を受けたので、戦争を感じさせられるエリアが多い。
第二次世界大戦の戦場だったパラワン
パラワンはビーチイメージが強いけど、第二次世界大戦では戦場の一つでした。1941年末から1942年初めにかけて、日本軍がフィリピンに侵攻した際、パラワン島も占領されました。プエルトプリンセサ周辺は、戦争の記憶を伝える重要な場所になっています。







Palawan Special Battalion WW-II Memorial Museumは、パラワン島プエルトプリンセサにある私設の博物館で、第二次世界大戦中のこの地域の歴史を知ることができます。

この博物館は、当時日本軍に抵抗した約1,000人の地元ゲリラ部隊「パラワン特殊大隊(Palawan Special Battalion)」の功績と犠牲を称えるために設立されました。創設者は、地元の英雄として知られるヒギニオ・メンドーサ医師の息子さん。館内には、メンドーサ一族や関係者が長年かけて集めた膨大なコレクションが展示されています。
展示内容は幅広いです。当時使われていたジープや軍用車両といった大型展示から、各国の銃火器や弾薬、軍服、さらには当時の紙幣や手紙といった日常品まで、間近で見ることができます。日本軍、アメリカ軍、連合国側それぞれの装備品が比較できるようになっています。

悲しい歴史として知られるパラワン虐殺の犠牲者となったアメリカ人捕虜に関する資料もあります。戦争の残酷さと、それに立ち向かった地元の人々の勇気の両方を強く感じさせられます。
Palawan Special Battalion WW-II Memorial Museum
プエルトプリンセサ市内中心部からはトライシクルなどで気軽にアクセスできる距離なので、歴史に興味がある人にはぜひ立ち寄ってほしい。
(2019年12月訪問)


