マニラのスラム街のナボタスの墓場!ストリートチルドレンはスリが上手だから財布は持っていくな!

マニラの有名なスラム街のナボタスの墓場に行っていた生徒に、マニラの治安についてお聞きしました。ストリートチルドレンのスリの技術はかなり高いようです。

マニラのスラム街 ナボタスの墓場のストリートチルドレンのスリに注意
辻秀樹、50歳男性、期間6ヶ月

マニラのスラム街のナボタスの墓場

僕はフィリピンでトラブルにあったことはないけど、トラブルにあってる生徒が多いんですマニラの治安はどうですか?

僕もトラブルには1回も遭ってないんですけど、トラブルは見てきました。危ないなって思うことはたくさんあります。フィリピンって経済格差が大きいので、ストリートチルドレンがたくさんいるんです。だから、学校の中は安全でも、一歩外に出たら、気をつけるべきことがたくさんあります。

マニラのスラム街に行ってましたね。

スラムに行きましたね。ナボタス(Navotas)の墓場というスラム街に行きました。見事にスラれました(笑)。トンドのスモーキーマウンテンのもっと北です。

ナヴォタス(Navotas)はフィリピン共和国のルソン島のマニラ首都圏の都市である。マニラの北西に位置する。漁業で直接的・間接的に生活する住民が多い事から、「漁業の首都」と呼ばれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ナヴォタス

ナボタスのストリートチルドレンはスリが上手

ナボタスのストリートチルドレンはスリが上手でした。最初は先生と一緒に行ったんです。ストリートチルドレンが寄ってきて僕らの体をペタペタ触ってくるんです。スリだなって思ってたんです。だけど、何もなかったんです。で、2回目は他の方と一緒に行ったんです。試しに20ペソだけポケットに入れておいたんです。

財布は持って行ってないんですか?

持って行ってないです。彼らは僕らの顔を覚えていて、サンドイッチを配ったら大喜びしてたんです。また子供達がワーって寄ってきて、ポケットの中にツンツンって手を入れてくるんですよ。その度にポケットを確認すると、お金は残ってるんです。スリに失敗したなって思ってました。それでジプニーで帰ろうと思ったら、ポケットのお金がないんですよ(笑)。ポケットに手を入れられたことも全然気付かないんですよ。

どうやってジプニーで帰ったんですか?

隠しポケットが付いてるトリカゴTシャツを着てたので。そこに少しお金を入れてました。

スラムではスラれると分かってても盗られるんですね。財布を持ってたら絶対危ないですね。

貴重品は持ち歩かない。それに尽きます。お金を盗られたことに気づかないぐらいスリが上手です。先生は安全な場所と危ない場所を分かってますから。スラムに行くときは先生と一緒に行くのもいいと思いますね。

(2015年5月1日(月)マニラにて)

編集後記

スラム街の観光ツアーみたいなのがあります。本当に危ないスラム街には連れていかないので、観光地化されたスラム街に行きます。初めてスラムに行く場合はツアーで行くか、先生と一緒に行くのがオススメです。

アジアでは物乞いも仕事です。場所によってはストリートチルドレンを組織化してビジネスになってることもありますので注意してください。

セブの友達は、緊急事態のために、いつもパンツの中にお札をいれてます。バギオの友人は、強盗に遭遇した時のために、小さい小銭入れを携帯しています。フィリピン人もリュックは前に背負っています。

フィリピンでは盗難防止のためリュックは人ごみでは前に背負う

フィリピンではみんな危機管理してます。

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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