マニラの学校に留学中に風邪をひいた生徒の体験談です。熱と咳に苦しんだけど、ラグンディ咳止め薬で治ったようです。フィリピン留学は他の生徒と衣食住をともにする集団生活です。誰かが風邪を引くと学校内に蔓延することがあります。
50歳男性、2ヶ月
マニラの学校で風邪が蔓延
フィリピンに留学していました。マニラのEBに10週間です。特にトラブルはなかったんですが、体調を崩しました…。20年ぐらい風邪をひいてなかったんですが…。
留学中に2回風邪をひきました…。1回目は1ヶ月前です。熱が38度台前半ありました。熱に伴う倦怠感、軽いめまいもありました。咳はなかったです。疲れていたんだと思います。慣れない海外生活でストレスもあったと思います。2日半寝てました。
フィリピン人のスタッフがすごくよくて、朝から晩まで、なにからなにまでやってくれました。部屋まで食事を運んできてくれて、ジンジャーティーを作ってくれたり、熱冷ましも持ってきてくれました。お金も請求されないです。本当に感謝してます。
2回目は帰国3日前です。その時は、37度台後半でした。熱よりも咳がひどかった。帰国の時に体調が悪くて、帰って来れなくなると最悪でしょ。気合いで1日でなおしました。
ラグンディ咳止め薬が効く
病院には行かずにフィリピンのドラッグストアで薬を買ったんです。フィリピンの伝統的なシロップです。
ーーなんていう薬なんですか?
たしか、ラグンディ(Lagundi)という薬だったと思います。シロップだけじゃなくて錠剤もありました。タイワンニンジンボク Vitex negundo という植物から抽出した薬のようで、フィリピンではかなり有名な咳止め薬のようです。私が話をした先生は、全員常識のように知っていました。ラグンディは副作用もなくて、飲んだら1発で治りました。咳も止まりました。
学校って集団生活じゃないですか。同じ空間で生活して勉強してるから、誰かが風邪をひくと広がるんですよ。学校に風邪が蔓延してました。週末ハメを外して遊ぶ人がいて、集団で風邪をひいたみたいなんです。隣の部屋の子も咳がひどかったんです。夜中もゴホゴホいってて。心配になるぐらい咳をしてました。喘息も持っていたみたいです。
僕は出かけてないけど風邪をひいたんですよ。確証はないけど、たぶんうつったんです。風邪をひいていても、友達と食堂で話しているんです。そうすると僕も避けられないじゃないですか。遊びに出るなとは言わないんだけど、風邪をひいたら、まわりに配慮してほしかったですね。
まあ、みんな若いし、長期の生徒も多いです。半年ぐらいフィリピンにいる人もいる。いろいろいます。何人かは勉強がもうイヤになっちゃってました。
ーー他の学校でも同じようなことが起きています。短期で来ている生徒なら、風邪で休んでいる場合じゃないって頑張ってしまう気持ちもわかる。難しい問題です。
ただ、先生が気の毒だなと思いました。マンツーマン授業だし。先生も体調を壊してましたから。あの学校は夜は誰も管理してないし、ルールもないんです。
「なにかルールがあったほうがいいんじゃないか?」って、オーナーの神谷さんには言いました。難しいなあっていう反応でした。昔はもっと困った人がいっぱいいたって言ってました。
(2023年7月15日)
編集後記
EBは学校マネージャーがいないので、その時に集まる生徒によって雰囲気は変わります。この夏休みはいろんな学校で風邪が流行っていました。いまは風邪なのかコロナなのかインフルエンザなのかわからないので対応が難しい。帰国できてほんとうによかったです。
昔の話ですが、学校内でデング熱が流行って、数ヶ月続いて、生徒も先生もほぼ全滅した学校があります。授業を受けたい生徒の気持ちもわかる。おとなしくして欲しい生徒の気持ちもわかります。体調が悪い生徒にはオンラインで授業を提供する学校もあります。対応はさまざまですが、トラブル時対応力は学校によって全然違います。
フィリピン全体で風邪が流行っています。発熱、咳、喉の痛みをうったえる生徒が多いです。注意してください。
デング熱がフィリピンの学校内に蔓延!感染拡大して先生も生徒も全滅
フィリピンで風邪をひいた体験談
海外旅行保険についてはよく質問を受けるので、以下でまとめています。