障害者の海外留学体験談!視覚障害があっても諦めなければ英語留学できる!

視覚障害を抱えるサーリさんの海外留学体験談。夢を諦めずに思い続けた結果、セブ留学を実現。以後は毎年のようにセブに来ており今回で渡航は6回目。リゾート気分を味わいながら英語の勉強ができるセブの雰囲気が快適で、フィリピン人のホスピタリティがとても高いと評価されています。

身体障害者の海外留学、セブで介護福祉士の家族を訪問

サーリ、45歳、期間4ヶ月

身体障害者の海外留学

CEGAで英語を勉強しているサーリです。セブ島へ来たのが1月26日なので、もう2ヶ月以上セブにいますね。トータルで14、15週なので、あと1ヶ月くらいです。私は視覚に障害があるんですよ。

お聞きしてビックリしました。海外留学に戸惑いはなかったんですか?

昔から海外留学が夢だったんです。交通事故で目が見えなくなって海外留学を断念せざるを得なかったんですけど、諦められなかったんです。実はセブ留学は5回目で、セブに来るのは6回目になります。

5回も留学されてるんですね。失礼な話ですが、障害があっても学校は受入れてくれるものなんですか。

最初は断られました。けど、諦めたらもう海外留学はしないと思って、身の回りの世話をしてくれる人と一緒ならどうですか?って提案したんです。そしたら1つの学校が受入れてくれたんです。

障害者支援可能な学校ALTA

最初のセブはいつなんですか?

2008年です。マクタン島のALTAという学校へ2回行きました。コルドバというリゾートエリアです。

ALTAに入学された時は今より初級ですよね?

単語を並べれば、意外となんとかなりました。不安だったので、日本でも頭に思いついた日本語を英語にする練習をしてました。

初めての海外生活は健康な人でも緊張しますから、視覚障害を抱えてたら不安ですよね。

でも、フィリピンの方は非常に親身にやってくれるんですよ。ALTAの時はフィリピン人の先生達が話しかけてくれて、日本人よりもフィリピン人と話していましたね。それで、2009年にまたセブに来たんです。そのときは、ALTAを足掛かりにBaLIという学校にも行きました。そして今回のCEGAです。

なぜALTAでなく、別の学校を選んだんですか?

同じように目が見えない方々へ、視覚障害があっても海外留学できることを伝えたかったんです。

そうだったんですね。CEGAは日本人経営ですけど、ALTAとBaLIは何人のオーナーだったんですか?

ALTAは校長がアメリカ人で奥さんがフィリピン人でした。BaLIは校長がフィリピン人で旦那がアメリカ人でした。当時は専門のアシスタントがいなかったので、英語の勉強になりましたね(笑)。

今回CEGAを選んだのはなぜなんですか?

日本人経営の学校のほうがコミュニケーションが円滑だろうと考えて、いくつかの学校に代理店経由で問い合わせたんです。そしたら、専門のアシスタントを手配してくれる学校が2校だけあったんです。CEGAのほうが誠意のある返事だったので、選びました。

日本からご家族と一緒に来られたんですか?

いや、一人で来ました。

空港では点字で手続きを行っているんですか?

パソコンとかiPhoneは文字を読み上げる機能が付いてるんです。アプリでも情報を得ることができます。

障害がありながらアシスタントをつけてセブに海外留学

補助してくれてるアシスタントは学校の先生なんですか?

違います。彼女は自分で雇ってる介護福祉士です。CEGAのスタッフさんが知り合いに訊ねたり、広告を出してくれて介護士を見つけてくれて、その介護士と個人契約してるんです。

学校が支援してくれたんですね。

身体障害者のセブ留学体験者、宿泊施設から介護福祉士に手を引いてもらう

はい。本当に有り難かったです。アシスタントは2人必要で、1人が病気になっても対応できるようにする為、週の前半と後半で入れ替わってもらってます。

障害者支援可能な学校CEGA

障害者を支援してくれる学校は増えてきてるんですか?

まだまだ障害者には海外はハードルが高いですね。今回は5つの学校に問い合わせていい返事をもらえたのがCEGAを含めて2校だけですから。

CEGAはどうでしたか?

事前にやり取りした印象通り、すごく誠意をもって対応してもらってます。

目が見えない中で、英語の授業はどう進めていくんですか?

スピーキングとリスニングを中心に進めています。グループクラスではアシスタントが板書をノートに取ってくれます。ほとんど復習しないんですけど(笑)。宿題が出たときはアシスタントに内容を確認して進めています。

宿題はどうやってるんですか?

アシスタントに宿題内容をパソコンにタイピングしてもらうんです。そうするとパソコンが読み上げるので内容がわかるんです。でも、ちょっとダラけているので最近あまり行っていないです(笑)。

学校の食事はどうですか?

飽きのこないように工夫されていると思います。特別美味しいとかじゃないですけど、3ヶ月とかの長期でも飽きずに食べ続けられる食事だと思います。

CEGAの食事は種類が豊富で日本人向けの料理

さっぱりしてて日本人の口には合ってます。個人的にはこってりが好きなんですけど、和食を中心に献立されていますね。

納豆が出てきますからね。セブではなかなか食べられないですよ。

身体障害者への支援内容

専門のアシスタントはどんなサポートをしてくれるんですか?

アシスタントは、朝食の8時から夕食の19時までの11時間。昼休みの1時間は抜いて、毎日10時間サポートしてくれます。朝は部屋をノックしてくれて食事の用意してくれます。授業に行くときは移動の手伝いをしてくれます。マンツーマン授業の時は外で待機してて、グループクラスの場合は、一緒に授業に入ってノートを取ってくれます。昼休みは朝食と同じように食事の世話をしてくれて、夕食も同じです。

夕食が終わったら基本的に帰宅します。買い物とか食事に行く時は一緒に行ってメニューを読んでもらったり注文してもらったりします。フィリピン人ですから、よりよく伝わる言葉でお店の人に伝えてくれます。

フィリピン人って家族のように接してくれますよね。

最初はMr.サーリと呼ばれてたんです。けど、Mrは要らないから、友達のように呼んで欲しいと言いました。できるだけフレンドリーに接してるつもりです。一緒に買い物へ行ったり、カラオケにも行きます。アシスタントの親戚の家にも行きましたよ。一緒に3食を食べて凄く貴重な体験でした。

現地の家に行くのは貴重な体験ですね。

セブのリゾート気分も味わいながら、現地の人と一緒に過ごす、夜は一緒にお酒も飲んで。素晴らしいですね。

カラオケで英語の発音矯正

カラオケに行くんですね。

行きますよ。英語の歌と、タガログ語の歌を1曲を歌います。

タガログ語もわかるんですか?

タガログ語はわからないんですけど、歌詞を丸暗記してます。あと自分の歌もあるので、自分の歌も歌ってますね。

自分の歌があるんですか?

日本で音楽を習ってるんです。それで、何曲か歌を作ったので、先生にカラオケにしてもらってiPhoneに入れてるんです。カラオケボックスでアンプに繋いでもらって歌ってます。

語学留学の卒業式で歌を披露した時の写真

フィリピン人もカラオケが大好きなのでいいですね。タガログ語の歌を歌うとフィリピン人も嬉しいでしょうね。

基本的に練習なので一人で歌ってるので、付き合ってもらってる感じですけどね。

英語の学習にも歌う事はいいらしいですよ。

そうです。発音の練習になる気がしますね。英語の歌はできるだけキレイ発音で歌ってます。ある先生から発音がいいと言われるんですけど、発音は意識してます。特にアシスタントと話す時、発音を気をつけないと日本語の発音になってしまいます。以前に比べればずいぶんと発音は良くなってきたと思います。

カラオケで鍛えてるんですね(笑)。

そうかもしれない。学校の卒業式では皆の前で歌いますよ(笑)。

ご自身で作られた歌ですか?

英語の歌や、タガログ語の歌です。「いとしのエリー」をタガログ語で歌ったり。日本語と英語とタガログ語をミックスして歌いますね。CEGAにすごいお世話になったので、学校に貢献できたらと思ってます。自分の歌は日本語しかないので、先生に協力してもらって英語に翻訳して印刷して配ってます。先生にも理解してもらいたいから英語で歌ってますね。

障害者にフィリピン人は優しい

週末は何をされてるんですか。

結構フィリピン料理を食べに行きます。お気に入りのレストランはゴールデンカウリーです。あとはオスメニアサークルにあるラーシャン(LARSIAN)というお店は海外の雰囲気を感じられるのでお気に入りです。

オスメニアサークル辺りは交通量が多いので危ないですよね。セブは日本に比べると交通マナーが悪いですから。

たまに道路を横断してますけど、基本的に歩道橋を使っています。CEGAは寮と学校が離れてるので、間の道を絶対渡らなければいけないんですけど、アシスタントがいるので問題ないです。

セブで生活した時に、目が不自由なフィリピン人を見たことがあるんですけど、フィリピンの社会全体が障害がある方に優しいと感じました。

そんな気がします。アシスタントとどこか行くと、手を差し伸べてくれる通行人や警察官がいつもいます。障害者を見かけたら注意深くしてるんだと思います。

セブ島のマンダウエにあるAJCCという障害を持つ子供たちの通う学校を訪問
セブ島のマンダウエにあるAJCCという障害を持つ子供たちの通う学校を訪問

AJCCという障害を持つ子供たちの学校も訪問しましたね。

ボホール島にも行かれたんですよね。

はい。今回初めてボホール島に行きました。学校の生徒さんが誘ってくれたので、アシスタント無しで行きました。ボホールは早い船で片道2時間、遅い船で4時間ですね。ターシャやチョコレートヒルズと一緒に写真を撮れて念願が叶いました。世界一小さい猿のターシャは可愛いかったです。

海外留学生と念願のボホール島へ観光へ!ターシャと一緒に写真を撮影

日本ではできない体験ができるのも海外留学の醍醐味ですね。

障害があっても海外に挑戦して欲しい

セブの夏っぽい気候が好きなんです。海も好きです。今回はしてないですけど、スキューバダイビングもするので。

ダイビングもするんですね。海が好きならセブは最高ですね。

来年もまたセブに来たいですね。半分リゾート気分ですけど(笑)、マンツーマン授業は英語初級者には効果的だと思います。マンツーマン授業ができる国はフィリピンぐらいですからね。

障害があっても海外留学はできるんですね。

学校が支援してくれればできます。だから、まずは問い合わせして欲しいです。僕も一度は諦めました。でも、この機会を逃したら二度とチャンスはないと思って、思い切って問い合わせしたんです。それから何度もセブに来てますからね。

障害があるとアシスタントのお金が別途かかりますけど、フィリピンの物価や人件費は安いです。だから自分もセブに来れた。海外に一歩踏み出したいならぜひ問い合わせして欲しいです。支援内容を確認して、行けそうと思えばぜひフィリピンに来てほしいです。

フィリピンは楽しいですからね。英語の勉強もあと1ヶ月。手を抜かず宿題も頑張ってください(笑)。

そこは反省点と言うことで(笑)。

(2016年4月11日(月)セブのCEGAにて)

編集後記

取材後、メールを頂きました。体調不良の際に、フィリピン人のアシスタントが親身になって対応してくれたそうです。

実は、取材の後、高熱を出してしまい、寝込んでしまいました。自分の体なので、おおよそは分ってましたから、学校で体温計を借りてから寮に戻ったのですが、案の定、体温計は高熱を示していました。その時に献身的に看病してくれたアシスタントのパーリーについてお伝えしたいと思います。

彼女はケアギバー(介護福祉士)として働いていますが、中退したものの、大学では介護の勉強をしていたそうです。なので、冷静に対応してもらえました。最初は濡らしたタオルで頭を冷やすくらいだったのですが、彼女の提案で、薬や体を冷やすシート、スポーツドリンクなどを買ってきてもらいました。

そのうち、大量に汗をかいて熱も少し下がりました。体調もいくらか落ち着いたので、夕食が終わるとアシスタントのパーリーは、一度、帰宅したのですが、薬を飲む時間になるとまた来てくれました。

また、体温を測ると微熱くらいまで下がっていました。彼女が帰宅した後、しっかりと睡眠をとり、翌朝、彼女が来て体温を測ったら、ほぼ平熱でした。彼女が一生懸命看病してくれたおかげですね。これが、新たなアシスタントのエピソードです。

まとめ

交通事故で視覚障害を患ってしまったサーリさんが、夢だった「海外留学」を達成できたのは、諦めない強い気持ちと学校の支援があったからだと思います。障害者が海外留学するのはまだハードルが高いようですが、決して無理ではないことをサーリさんが証明しています。

CEGAのオーナーの小仲さんは日本で障害者施設や病院での勤務経験があるので、障害者の支援に慣れています。生活の困難さ度合で生活可能かどうかを判断してくれますので、障害があっても興味あれば是非相談してみてください。今回の学校の支援は僕も感動しました。興味ある方は公式サイトへどうぞ。

セブのCEGAはダイレクトメソッドを利用したマンツーマンレッスンが特徴。お得なクーポンは1日1コマ無料追加!
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CEGA公式サイト

このインタビューの生音声は下の再生バーで聞けます。

今後もリアルな口コミを掲載していきます。参考になったら共有してくれると嬉しいです。

セブ島にて語学学校のマネージャーとして9ヶ月赴任後に、もっと海外を知ってほしいと思い、セブ島に残って留学学校や観光資源の情報発信!渡航した国の数は40ヵ国を越え、オーストラリアのワーホリも経験あり!海外へ渡航する際の第一ステップとしてフィリピン留学は最適な道!

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