ストーリーシェアのセブボーディングハウスで1日体験レッスンを受けました。ストーリーシェアはマンハッタン校、ブルックリン校、ロンドン校の3つの校舎があり、ロンドン校はEnglish Only Policy(英語しか喋ってはダメ)、あとの2つは日本語オッケーです。午前中はマンハッタン校、午後はロンドン校を見学させていただきました。
お昼にカレーライスを頂いているときに、横に座っていたトモさんに声をかけると快くインタビューに応じてくれたので、セブ留学について聞いてみました。
セブ留学でストーリーシェア体験談
フィリピンに来る前にこの留学ラジオを聞いてすごい参考になったので、こういうカタチで恩返しができて幸せです(笑)。
どうして英語を勉強しているんですか?
ずっとシェアハウスに住んでて、英語に触れる機会が多かったんです。でも工業高校だったので、英語の勉強を全くしたことなかったんです。海外の人って仲良くなると、家に招待してくれて、すっごい嬉しいんですけど、行っても話せないんです…。でも、今は言ってる事はほとんど理解できるんです。本当にセブに来てよかったです。
仕事というよりコミュニケーションのために英語を勉強しているんですね。なんでセブにしたんですか。セブって留学費用が他の街よりちょっと高いですよね?
なんでセブにしたか忘れちゃいましたけど(笑)、マニラは大都市で空気が悪いとかトラブルが多いと聞きますし、あまりに田舎に行くと出会いも少なそうなので、結果論ですがセブでよかったと思います(笑)。
確かに、アンヘレスと比較するとセブは何か企んでいる人と出会う機会は多い気がする。もう4ヶ月が過ぎましたが、モチベーションはキープできてますか?
いやー、難しいですね。半年いればそこそこ喋れるという幻想を抱いてたんですが、英語ってそんな甘いものじゃないですね。あと2ヶ月しかないですからもう恐怖です。悲しくなってきました(笑)。
留学者が凹む一番多いパターンですね。勉強していくうちに英語学習の道のりの険しさと、残りの時間を知って現実を叩きつけられる。短い期間でも英語は上達しますが、終わることはないです。過大広告を信じちゃダメ。
卒業生の満足度が高いストーリーシェア
セブにはたくさん語学学校があるのに、なぜストーリーシェア(セブボーディングハウス)にしたの?
実は僕の友達が7年ぐらい前に留学してたんです。彼の行ってた学校がエデンマイルスというストーリーシェアの前身で、オーナーのミオさんを紹介してくれたんです。それで日本の懇親会に参加したんです。京都と大阪でしたね。
そこで、いろんな生徒の話を聞いたんですが、勉強方法(メソッド)がしっかりしてるってみんなすごい満足してたので決めたんです。ネットもたくさん見たけど、よく分からなかったのでストーリーシェア以外の候補はなかったですね。
ネットの評判より友人の意見を尊重する人が多いから、サービスが良い学校や口コミが良い学校が最終的に残るんでしょうね。
あ、学校に申込むときは長期で申込まずに、まずは短期で申込んだほうが良いと思いますね。よかったら延長したらいいので。それとセブに来てから思ったんですが、こっちは1000ペソも出せば良いホテルに泊まれるでしょ。だからホテルに滞在して、いろんな学校の体験をしてみるのもいいと思いますね。
学校体験させてもらうと、学校の雰囲気が分かるのでオススメです。ただ、体験レッスンが出来ない学校も多いので事前に調べていたほうがいいですね。
ストーリーシェアのセブ校の授業
授業はどうなんですか?
マンツーマン8時間をずっとやってます。セブボーディングハウスでは8時間がスタンダードですね。グループレッスンも受けてるので全部で10時間です。
1日10時間はかなりハードですよ。午前中の体験レッスンで、マンハッタン校の3人の先生から学びましたが、先生が変わっても授業の質が変わらなくて安定してました。脱線させない感じがストーリーシェアっぽかった。
フィリピン人ってこんなに働くんやってビックリしましたね。新人の先生は土曜日も来て勉強してますよ。
ストーリーシェアは先生の教育に力を入れていますね。先生に聞くと、ここで教えると英語のスキルが上がると言いますよ。
たまに勉強したくない時があって、フリートークするんですが、ここの先生はお喋りしてる時でも、ちゃんと文法を直してくれるので結局授業になるんですよね(笑)。
ストーリーシェアの良いところですね。雑談でも、省略して会話するとコンプリートセンテンスを要求される。もちろん先生によってバラツキはあるけど、トレーニングされてるなと感じます。トモさんはマンハッタン校で勉強してますけど、ロンドン校との交流はあるんですか?
ないです。EOPなだけでなく、授業の種類も少し違うみたいです。交流がないのは少し寂しいですが仕方ないですね。
英語のスキルアップと、他の生徒との交流はトレードオフですからね。英語脳になるため、他の生徒との交流を断って必死に勉強してる人は当然他の生徒と仲良くなりにくい。どこにウエイトを置くかは各自が決めればいいけど、どちらも達成するのは短期間では難しいですね。
フィリピン留学検討者にアドバイス
フィリピン留学を検討している人にアドバイスありますか。
ここはバーですけど、お客さんってフィリピン人じゃないですよね。こういう場所にもネイティブはいますし、セブって本当に英語を学ぶのに素晴らしい環境だと思います。
(2013年7月15日 セブボーディングハウス付近のITパーク近くのバーにて。4ヶ月経過した時)
編集後記
体験レッスンでビックリしたのはセブボーディングハウスのロンドン校。完全なEOPで、学校の外や週末も日本語を喋ってない様子でした。生徒は全員日本人で6人ぐらい、一方でマンハッタン校はみんな日本語を喋っていてその違いに驚きました。もう別の学校です。
ネポボーディングハウスも同じように校舎で分けてますが、ここまで徹底はされていません。EOPの学校は多いですが、ここまで厳密なのは初めて見ました。たまたま今の生徒がストイックなのか、それとも完全にルールになっているかは1日見ただけなので分かりません。
今回のフィリピン旅行で知ったのですが、予想以上にこのサイトを見ている人が多いです。それで、急遽インタビューを再開したわけですが、やっぱり嬉しいですね。このインタビューがまた誰かの参考になれば幸いです。ストーリーシェアのセブ校に興味ある方は公式サイトへどうぞ。
Podcast: Download (Duration: 45:56 — 31.6MB)