シャドテンのレビュー!英会話シャドーイングに特化したアプリでリスニングに効果ある

英会話シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」を使ってみたのでレビューです。シャドテンはプログリット(PROGRIT)が出しているリスニング強化の英会話アプリです。

英会話シャドーイングに特化したアプリ シャドテン

プログリットとは

プログリットは2016年にスタートした英語のコーチングサービス。昔、社長の書いた「英語学習2.0」を読んだんですが全然ピンとこなくて、興味を持てなかったけど、本田圭佑を広告塔にして2022年に上場しています。国内の英会話サービスとして社会人にじわじわ広がっていますね。

英語学習2.0

プログリットはこのシャドテンだけじゃなくて、スピーキング強化のスピフル、そして、AI英会話アプリのディアトーク(2024.07.01 リリース)も出してます。サービスを強化しているのがすばらしい。日本企業のサービスは改善されていくから面白い。

フィリピンのほとんどの語学学校は英語の授業が進歩してない。セールスに特化している学校が生き残ってるので、今後もあまり変わらないと思う。だから英語学習でいうと、アプリやオンライン英会話のほうがよくなってきてます。

なので、英語アプリやオンライン英会話はいろいろ試しています。これからもどんどん紹介していきます。語学留学は旅行と体験です。環境の価値はあります。授業密度の価値もあります。ただ、初心者が会話慣れするには英語アプリやオンライン英会話でできる。そして効率がいいです。

シャドテンの学習の流れ

発声できない音は聞き取れないという考え方の勉強法です。だから、シャドーイングで何度も発声して、音を完璧に再現できるようになることを大切にしてます。発声できれば聞き取れる。リスニングが伸びる。

トライアルで7日間やりました。アカウントを作ってログインすると、シンプルなメニューがあります。

僕は、WPM 150の教材。WPM (Words Per Minute)は、1分間あたりの単語数です。

学習方法を解説する動画を見たのち、自分のレベルにあった教材の音源を何度も何度も聞いて、何度もオーバーラッピングして、シャドーイングして、自分の音声も何度も聞いて、納得したら録音した音声を提出する。1日1回提出できます。そして、その音声を添削してくれます。

As a kid, I spent my summers with my grandparents on their ranch in Texas.

何回読んだかわかりません(笑)。ranch(牧場)という単語は知らなかった。フィードバックは、上手にできるところ3箇所、改善点があるところ3箇所が具体的に記載されたメッセージが届きます。1回目、ranch in を区切って読んでいたら、「リンキングしてない」と指摘されました。それを意識して、また同じ文章をシャドーイングして提出。これを4日間やります。これを繰り返す勉強方法です。

シャドテンのよかったところ

勉強方法が単純明快で、毎日習慣化できるのがいい。こういう教材は手を抜けば簡単。適当に録音して提出するだけで終わる。でも、モチベーションを高く保って、何度も繰り返すことで、最初スムーズに発声できない英文がスラスラ言えるようになる。みんなどれぐらいやるのかわからないけど、僕は英語アプリは移動中にやるので、毎日30分ぐらいやっていました。

シャドーイングは難しい。できているのかできてないのかわからない。だから、第三者がチェックしてフィードバックしてくれるのはすごくいい。

必要な説明は動画になっていて、システム化されている。繰り返すのは大事だから何回も繰り返すのはいい。

疑問もある。ネイティブの音声を再現できるようになって、リスニングアップするのは理解できる。ただ、僕のようなアジアで英語を使うことが目的の人にとってこれが効率いいのかどうかはちょっとわからない。

シャドテンの残念だったところ

  • シャドーイングは地味だから、モチベーションを保つのが難しい気がする。
  • 充実した英語教材が1000以上」と公式サイトに書いてるけど、ない。教材は少ない。
  • 例文がビジネス系だけ。日常会話しかやってない僕にはちょっと難しい。ビジネスマン向け
  • 中学英文法が曖昧な初心者にはむいてない気がする。
  • 音にこだわってるわりに発音記号がない。だから、フィードバックがカタカナ。これは衝撃だった。いいのかな?
  • 毎日フィードバックのメールが届きます。でも、カウンセリングや手厚いサポートがあるわけじゃない。LINEでメッセージは送れるので自分から質問したら返してくれるのかもしれない。
  • 月 19,800円(税別)というなかなかの値段

レビューまとめ

シャドテンが意味がないとは思わないけど、人を選ぶ英語アプリだと思う。モチベーションの高いビジネスマンにいい。そして、ネイティブ英語を聞き取る必要がある中級以上によいと思います。

自分にはちょっとあわない気がした。自分にとって実用性の高い日常会話でシャドーイングしたいです。あわないと思うからこそやるべきなのかもしれないけど、トライアルで終了しました。でも、アプリは強化されていくと思うのでどうなるか興味あります。自分にはAIのディアトークのほうがあってそうなので、時間があるときにディアトークを使ってみます。

無料体験で学習の流れが掴めます。リスニングに苦手意識があったり、シャドーイングに興味ある方は7日間の無料体験に挑戦してみてください。

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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