21歳女性 １ヶ月
２つの学校に留学するのはオススメ
フィリピン留学するときに中谷さんに連絡して本当によかったです。３ヶ月のフィリピン留学でしたけど、２つの学校に行くことはまったく考えてなかったです。そういう提案はすごくありがたかったし、留学中のサポートも助かりました。
似た学校じゃなくて、全く違う環境に行ったので、予想していた以上にいろんな経験ができました。セブで楽しく学んで、バギオで本格的に喋って、ステップアップして成長できました。
セブで友達ができて、英語を話すことにちょっと自信がついたんです。その後にバギオに行ったので、積極的に話すことができました。英語が話せたほうが深い話ができるので、友達にもなりやすいです。
ーーどれぐらい期間があったら複数の学校に行くのがありですか？
３ヶ月がちょうどいいと思います。1ヶ月。2ヶ月。1つの学校に1ヶ月はいた方がいい。1ヶ月、1ヶ月でもいいと思うけど。私は３ヶ月目で英語が定着してきた感じがしたので、トータル２ヶ月だったらちょっと物足りなかったかもしれないです。
安くて日本人が少ない学校でよかった
最初はセブのWinningという学校に１ヶ月留学しました。はじめてのフィリピンです。マニラ空港で乗り換えたんですが、その時に、アイブリーズに留学する人と、CIAに留学する人と一緒でした。
セブに着いてからもやり取りしていたんですが、向こうは日本人ばかりって言ってました。Winningは日本人生徒が少ないって言ったら、「日本人生徒がいないなんて不安！」って言ってました。学校に求めるものは人それぞれですね。
CIAの留学料金を聞いたらものすごく高かった。びっくりしました。セブ留学って学校によって値段もかなり違いますね。私は日本人が少ない学校がよかったし、値段も抑えたかったのでWinningでよかったです。
ーー初めてのフィリピンはどんな印象でした？
フィリピンってタイと似てると思ってたんですけど、ちょっと違いました。セブ空港は広くて綺麗だったんです。でも、ピックアップの車に乗って空港からちょっと出たら、景色がすごかった…。いきなり貧しいエリアがあって。差がすごくてびっくりしました。イメージと違った。
セブの自由な学校Winning
学校の部屋はシティホテルです。すごく綺麗なわけではないけど、普通の中国人も泊まっていて問題ないです。３人部屋で、最初ベトナム人の子がルームメイト、最後は日本人の女の子が来たので、日本人と日本人3人でした。
ーー食事はどうでした？
食事は台湾人のシェフが作ってます。台湾料理ですごくおいしかったですけど、１回だけ魚がおいしくなかった。フィリピンは魚がおいしくないだなと思ったんですけど、その次の日の魚はおいしかった。１ヶ月いたけど、１日だけビックリしました。その日以外はおいしかったです。
生徒は少なかったです。20人ぐらいかな。でも、夏休みになると、サマースクールで生徒がいきなり増えました。2、30人がバーンって来るんです。アラブの生徒が１番多くて、その次が台湾人。日本人は２人だけです。私を含めて３人だけ。
マンツーマンの英語レッスンで英語に慣れた
授業は毎日６コマ。４コマのマンツーマン授業、２コマのグループクラス。そして、自由参加のオプションクラスが２コマです。
ーー初めてのマンツーマンレッスンはどうですか？
最初、何を言ってるかわからなかった。アメリカ人とかイギリス人って繋げて話すけど、フィリピン人って区切って話すので、普段映画で聴いていた英語と違いました。でも、すぐに慣れました。聞き取りやすかった。言ってることはなんとなくわかりました。
でも、英語を話すのはダメでした。頭で考えてから話すから、話すのに時間がかかるんです。典型的な日本人ですね。でも、マンツーマンで話すことには慣れていきました。
ーーグループクラスは？
グループレッスンは緊張していました。私のクラスは、アラブが５人、日本人が１人、台湾人が１人、中国人が１人だったんですが、「この議題についてどう思う？」って意見を求められると、思考が固まって言葉が出てこない。日本語だったら答えられるんです。意見があっても、英語でどう言ったらいいかわからない。
ーーオプションクラスには参加した？
何回か参加してます。夜に自由参加のオプションクラスが毎日２コマあるんです。スポーツはズンバです。あとは、流行りのスラング英語とか、アメリカ人の発音授業とかです。私のルームメイトが参加しようっていうので、２コマのうち１コマだけ参加してました。楽しそうやったら参加する感じです。
ーー英語力の変化はあったんですか？
ありました。いっぱい喋ったので、喋る練習になりました。単語を覚えたら会話の中で使うようにしてたんです。そしたら、使い方が間違っていたら指摘してくれるんで、それがよかった。
１ヶ月でしたけど、話せるようになったし、聞きとれるようになりました。でも、フィリピン人の英語は聞き取れるんですけど、リスニングの授業で聞く音源はめっちゃ難しかった。全然違う。
英語で学ぶイスラム教の文化の違い
ーーセブはイメージ通りだった？
思ってたよりもみんなの距離が近かった。すごくアットホームな学校でした。生徒と従業員との距離も近いです。台湾人の働いてる男の子とも、２人で飲みに行きました。従業員同士も仲良しなんです。
多国籍な人が集まる環境で交流するのは初めてだったんですがとてもよかったです。アラブの男の子がいっぱいいたんですけど、最初はそんなに仲良くなかったんです。途中から仲良くなって、よく喋ってました。お金持ちの子ばかりです。アラブの文化がすごく面白いんです。
大学が男女で分かれてるんです。「顔が見えないのに、どうやって恋をすんの？」と聞いたら、目が綺麗だと思ったら、連絡先を聞いて、チャットして、恋愛するんです。デートに行きたい時は相手の親に申し込んで許可をもらわないとダメなんです。大変そうだと思いました（笑）。あと、一夫多妻制だから４人まで奥さんが持てるんですよね。
Winningは門限もなくて本当に自由な学校だから、朝帰りしてもいいんです。アラブの人はいつもクラブに行って遊んでいました。イスラム教は厳しいから普段は行けないんです。お酒も禁止だし、女性関係も厳しいんです。セブだと自由だから楽しいみたいです。
日本にいたら、文化の違いを知る機会もないから、知ろうとも思わないんですけど、実際に他の国の人に会って話を聞くと、文化の違いが面白かった。ずっと話をしてました。楽しかったです。
ーー英語のコミュニケーションは問題なかったんですか？
問題なかったです。アラブの人は文法がぐっちゃぐちゃです。とりあえず喋るみたいな感じ。だから、自分も間違いを気にしなくなりました。セブでは授業でも話したし、授業外でもずっと話してました。
ーーどこでも友達できるタイプなんでね。 日本でもそう？
友達を作るのは好きですけど、フィリピンに来て積極的になったかもしれない。英語で喋ってると性格がちょっと変わった気がします。
本当はフィリピンでは真面目に勉強だけしようと思っていたんです。でも、いろんな国籍の人がいて、みんなフレンドリーなのが予想外でした。すごく充実してました。
セブの１ヶ月は短かった。みんなと行ったオスロブもボホールも楽しかった。セブを去るとき寂しかったです。すごく楽しかったからバギオに行きたくなかった。バギオはすごくシリアスだと思っていたので不安でした。
でも、次はバギオで頑張ると決めていたので切り替えました。英語も話せるようになったし、友達もできたし、本当に楽しかったです。想像を超えた経験ができました。
（2024年8月28日）
編集後記
日本人が少ない学校を探しているならWinningはオススメです。セブで最安値とも思える格安のバックパッカー留学も始まりました。閑散期の割引プロモもあります。ただ、今後は日本人生徒は増えていくと思いますので、日本人が少ない環境を望んでいる方には、その時の生徒層を探ってから紹介したいと思います。友達探しではなく英語力アップが目的であれば、厳しいルールがなくても、自制できるタイプか、社交的で交流する中で英語力を伸ばしたいタイプにあっていると思います。試験対策したい方には向いてないと思います。
