教員グループ「EDUCATION BRIDGE」の先生たちと一緒に行ったフィリピン教育視察ツアー。見学先は語学学校ではなく学校だったんですが、せっかくだしセブ留学で人気の語学学校のEVにも寄ってみました。

ちょうど僕のお客さんが夏休みにEVに留学していたので、その挨拶もかねてゾロゾロと訪問。忙しい中、スタッフさんが学校を案内してくれました。
ほとんどの学校が夏休みと冬休みがシーズンで大忙し。でも、EVは一年中ほぼ満員。だから「繁忙期」とか関係なく、いつ来てもらっても同じとのこと。

校内には電光掲示板があって、授業やアクティビティ、映画の上映スケジュールまで全部チェックできます。

さらに大型タッチパネルも設置されていて、ショッピングモールの案内板みたいになってます。

遅い時間だったけど、まだ授業をしている生徒もいました。

大教室は入学時のオリエンテーションや試験に使います。

自動販売機が設置されてました。水が20ペソ。ラプラプ大学にもこの自動販売機がありました。新しくできたスポーツセンターにも設置されていました。

学校内のランドリーは有料に変わったけど、出したいときに洗濯物を出せるようになったのは便利。

学校内のスポーツジムは無料で使えます。ヨガスタジオもあります。

外部寮の生徒が授業の合間に使用できるラウンジ。この空間は東京のコワーキングスペースより快適です。

ゲームセンターに興味津々の子供たち。ゲームは有料です。

学校の中に映画館があるので、無料で映画が見れます。映画館付きの語学学校は他にもあるけど、EVの映画館はキレイです。
もともとフィリピンの語学学校って、韓国人が韓国人の子ども向けに作ったんです。だから「ちゃんと勉強できる仕組み」と「安全に過ごせる環境」が大事にされてます。危険を避けるため、学校に監禁するかわりに、学校内に、スポーツジム、映画館、プールを完備したんです。
一方で、日本人が経営する学校は子ども向けに特化してなかったので、自由度が高くて門限もゆるめ。その代わり、学校内の施設はそこまで充実していない傾向があります。

食事はビュッフェスタイル。四つ星ホテルのビュッフェぐらい豪華。それでも、300人の食事を安定させるのは難しい。

ダイニングエリアの横にはカフェがあります。街中のカフェより値段が安いです。SIMカードの設定もやってくれます。

夜にはライトアップされるプール。子供たちはインフィニティプールの境界にも興味津々でした。

セブには語学学校がたくさんあるけど、その中でも「安心・安全・快適」といえばEVが代表格。その分、料金は高いです。とはいえ、フィリピンの中では高いけど、アメリカに留学するよりは安い。生徒の満足度もすごく高い。このときも僕が関わった学生さんが何人かいたので話を聞きましたが、みんな口をそろえて「満足してる」「英語の上達も感じている」と言っていました。
僕の個人的な感想としては、過保護な学校だと思います。でも、親からすれば「子どもの安心第一」「子どもの幸せ第一」。だからこそ、この学校が選ばれるのも納得です。利益を再投資するので他の学校との差は広がってます。生徒数300人、年間通してほぼ満員です。興味ある方は公式サイトをチェックしてみてください。
(2025年8月11日訪問)