フィリピンでのイスラム教のテロを心配する声が増えています。留学を検討されている方によく聞かれるので、現状を書いておきます。結論としてはフィリピン留学には影響はありません。
ミンダナオでイスラム過激派テロの戦争が勃発
2017年5月23日、ISに忠誠を誓う「アブ・サヤフ」幹部のイスニロン・ハピロンがミンダナオ島に潜伏しているという情報を得て、フィリピン政府軍が身柄確保に向かいました。そして、銃撃戦になりました。イスラム過激派「マウテ・グループ」と政府軍の戦いです。
フィリピンはキリスト教徒が90%の国です。でも、5%ぐらいイスラム教の方がいます。そして、ミンダナオ島という南のエリアにイスラム教の方が多いです。
ドゥテルテ大統領はミンダナオ全島に戒厳令を布告。フィリピン国内で戦争状態です。5月30日までに民間人を含む100人超が死亡しています。
ミンダナオのダバオに少し語学学校があります。しかし、ミンダナオ島のダバオ以外のエリアには語学学校がありません。マニラやセブの学校は普通に営業しています。ミンダナオ島に近いドゥマゲテからは戦闘機がたまに見えるそうです。それでも、ドゥマゲテ留学も普通に行われています。
ですが、ISテロに巻込まれないために、渡航前には最新の治安情報は入手するようにしてください。面白半分でミンダナオエリアに行かないでください。