セブでパイロット・CAを目指す!国際航空キャリアの第一歩 | インディアナ・エアロスペース大学

インディアナ・エアロスペース・ユニバーシティ(Indiana Aerospace University、略称 IAU)を見学してきました!1992年に設立された、航空・宇宙分野に特化した高等教育機関です。場所はマクタン空港のすぐ裏手。日本の学校教員グループ「EDUCATION BRIDGE」の15名をお連れしました。

インディアナ・エアロスペース・ユニバーシティ

IAUは小学校から大学・大学院(修士課程)まで幅広い教育課程を展開していて、航空業界に直結する専門教育に力を入れているんです。

航空関連の学位としては、Aerospace Engineering(航空宇宙工学)、Aircraft Maintenance Technology(航空機整備)、Avionics(航空電子工学)、Airline Management(航空業務管理)などがあります。

パイロットになる夢も叶う

IAU自体がパイロット訓練を提供しているわけではないけど、提携するフライトスクールでパイロットライセンスを取得することもできるそうです。広いグラウンドにはプロペラ機も置いてあります。

パイロットの資格を取るためにマレーシアで学ぶ人も多いけど、フィリピンだとマレーシアより安いし、欧米の大学に比べると圧倒的に学費が安いのでニーズはありそう。英語圏なのも大きなメリットです。

学校を歩いていると、見慣れない風景にワクワクしました。

体育の授業と伝統武術アーニス

フィリピン人は体格が小さい人が多いけど、IAUの学生は体格が大きい人が多かった。フィジカルも重要なんでしょうね。体育の授業では、フィリピンの伝統武術「アーニス(Arnis)」をやっていました。見るのがはじめてだったので興味津々。

フライトアテンダントを目指す学生もたくさんいました。航空業界に興味がある小学生から大学生まで、みんな同じ空間にいるのが面白い。

ロケット開発

ここではロケット開発も学ぶこともできるんです。自分のロケットを作るワークショップも開催されていて、実際にロケットを打ち上げるときはセブ島北部のコンポステラまで行くそうです。

スターウォーズのマスクやライトセーバーがあったり、ドローンがたくさんあって、「おもちゃ箱」みたいでした。ドローンも制作するようです。

災害対策への取り組み

災害対策室には台風や地震を監視するモニターがありました。小さな地震を含めるとものすごい頻度で地震が起きているんですね。このシステムはフィリピン国内の状況をリアルタイムで把握できるそうで、災害時の迅速な対応に役立てているとのことです。

日本の地震頻度を見たかったのでお願いしたんですが、この地震マップが参照できるのはフィリピンだけ。日本は見れませんでした。

災害時の対策グッズも揃ってます。

フライトシミュレーター施設

フライトシミュレーター施設にも行きました。隣には先生がいて、生徒が試験を受けていました。ぱっと見はゲームをしているようだけど、本格的な試験です。

飛行機のシミュレーションを体験させてもらったけど、みんな大喜び。

「墜落して!」とお願いしたら本当に墜落してくれました(笑)。サービス精神、さすがフィリピン!

航空・宇宙に関心がある人は要チェック!

最近は、語学学校や留学エージェントがIAUの短期体験プログラムを販売しているので、日本の大学生や高校生がよく訪れています。僕に相談に来る方にもパイロットやCAの方が定期的に来ます。ほとんどの方の目的は英語力アップですが、今後はIAUの短期訪問も提案したいと思います。見学だけでも刺激的なキャンパスでした!

(2025年8月12日訪問)

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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