【閲覧注意】親子留学でストーリーシェアに子供を連れていく時の注意点

ストーリーシェアのバギオに親子留学してる松井家族。世界一周の資金はクラウンドファンディング!137万も集めたんだからスゴイ!世界一周前にフィリピンで英語の勉強中

松井家族とは?
クラウドファンドで資金を集めて、子供2人と共に世界一周してる家族

松井家族は世界一周の前にフィリピンに来て、英語を勉強してた。そこで僕は出会った。すごい楽しい家族。子供は2歳と5歳。期待いっぱいでフィリピン来たけど、来てみたらイメージと違った部分がいっぱいあったそうです。話を聞くと、ストーリーシェアだけでなく、親子留学全体の問題も多かったので、親子留学の注意点を赤裸裸に語ってもらいました。

赤裸裸だよ。

松井家族の家族世界一周前のフィリピン留学体験談

松井家族(写真右がまっちゃん、その横が奥さんのカナさん)、期間3ヶ月

親子留学の感想

フィリピンの親子留学について収録させていただきたいと思います!

イェ~イ!(拍手)

僕は色んな学校に行って親子留学を見てるんですけど、日本の親子留学ってまだ成熟してないんですよ。親子留学って子供にとってすごい価値があると思うんですけど、その一方で、本気で勉強したい生徒にとっては、うるさい時もあって、それをまた気にしている親御さんもいます。

フィリピン留学って衣食住を皆で共にするので生活空間が一緒でしょ。だから、親子留学には注意点がいっぱいあるので、実態をざっくばらんに話したいなと。

イェ~イ!これはストー○ーシェアって言ったほうがいいんですかね?

いえいえ大丈夫です。ネガティブな事も実態だし。誇張して宣伝してもフィリピンに来てからの失望を生むだけなので。

間違いない。

正しく理解して来てくれたら失望しないですよ。それに、ストーリーシェアだけの問題じゃなくて、フィリピンの親子留学全体の話でもあるんです。

学校が「親子留学OKです」って受け入れてくれた時に、どれだけ学校が準備してくれているのかをクリアにするのは本当に必須だと思います。学校が受け入れてくれたからそれなりの事をしてくれるって思ったんだけど、蓋を開けてみたら特に何もなくて、こっちが全て用意しなきゃいけない状況だったんです。

それは子供に対する部分?

子供の教材も、子供が遊ぶ玩具に対しても。例えば、皆に迷惑をかけないように暑くなったからプールを買います、そのプール代を学校が出してくれるかっていうと、もちろんウチら。粘土があったらちょっと黙って集中できると思ったら、ウチらが用意しなきゃいけない。

最初は子供2人に対して先生が1人の体制だったけど、他の生徒さんに迷惑がかかるから、途中から子供1人に先生1人になったんだけど。だからといって、そこまで変化があったわけでもなくて。公園に連れて行ってもらっても、その公園に連れて行くタクシー代も我々が出すわけです。ウチらが連れて行くんだったら節約してジプニーを使うけど、先生だとタクシーで送り迎えするよねみたいな。

うちら極貧だから、飴ちゃんって1.5ペソでしょ?、って思うけど、8ペソのチョコレートやジュースを普通に買っちゃうし。とにかく先生は泣かれると困るから、泣かせないように頑張ってるけど。ベビーシッターじゃなくて英語を教える先生だから、子供慣れしてない。

だから、フィリピンの親子留学を薦めるのか?と言うと答えにくいけども、どれだけ学校側がやってくれるのかを明確にして、最初に学校側と約束をしておかないと、全てこっち(親)側が請け負わなければいけなくなる。

フィリピン親子留学でバギオに来た子供たち

このご時世、小さい頃から子供を英語の環境に触れさせてあげたいって思う親御さんはたくさんいると思う。だから、しっかり授業内容を確認しておくのは大事だと思います。

僕いろんな学校行ってますけど、親子留学なら、ストーリーシェアはダメですね。選択肢に入れない方が良いです。ストーリーシェアってメソッドにこだわりがあるけど、メソッドって大人向けなんですよね。子供でも集中力があって長時間座ってられる年齢に達していたら良いですけど。

だから、この学校が2歳や5歳の子供を受入れるのは、意味が分からないです。でも、これはストーリーシェアに限らずですが、最近色んな学校が「親子留学」の領域に踏み出してるんですけど、日本人経営の学校って、出来てまだ2年ぐらいが多いので、子供の実績は確認したほうが良いです。

韓国人経営の学校は10年ぐらい前からあるし、親子留学も昔からあるんです。韓国は英語が出来ないと就職できないんで、親が子供に英語投資するんです。子供を1人で行かせるのは心配だからお母さんも一緒に来て、それでコリアンタウンが出来ていってるんですよ。

日本人経営は、まだ子供カリキュラムが整備されていない学校もあって、親子留学は残念だったって感想も色々な所で起きてるんです。

状況を見る限りココはまだ全然ダメですね。もうちょっとちゃんとやればいいんですけどね…。

色んな意味で、私たち夫婦は「はしり」ってのが嫌いじゃないから、ウチら夫婦がキッカケになればいいか、ってのもある。先生たちが子供たちにどう接していいかわからないんだな、って最近やっと感じたんです。

フィリピン親子留学の先生たち

私たちがいない所で、子供たちが先生と英語でやりとりしてることもある。そういうのを報告してくれる先生もいるし、全く報告しない先生もいる。子供たちは私たちがいなかったら甘える環境がないから、自分でやるんだってのも分かった。いろいろ分かったんです。

それで、歌だったら飽きずにできるから、1週間に1曲でもいいから英語の歌を覚えさせてくださいって、こちらからお願いしたんです。

自分の子供が何が得意で何が不得意で、何が好きか嫌いかは親しかわからない部分もあるし、年齢だけじゃ決められない部分もあるから、親から提案するのも1つの手だと思う。

こういった声が今後来る親子に活かされれば良いですけど、いまの現状に反映されるかって言ったら…、難しいですよね。

フィリピンに来た時は、「俺も勉強できて、家族みんな勉強できて、家族留学を認めてくれてるんだ。」って想像していたから、すげぇハッピーだと思ってた。子供たちは俺以上に英語を勉強できて、俺はまったく英語しゃべれないから、子供にも教えてもらいながら、俺も子供に教えて、共に学ぶ本当の教育がこの3カ月間にあると思ったけど、そうじゃない部分もあった。

子供向けカリキュラムがあればなとは思う。「この時間は英語の絵本を読みます」「この時間は英語の映画を見ます」って仕組みになっていればいいんだけど。実際は、子供が欲しがるからオヤツをあげて…。それは教育とはかけ離れているから、すごい残念だなと思った。ただのベビーシッターになってる部分もある。

だけども!嫁が言うように、すごい期待もしているから俺らを研究材料にして、さらに改善改良を繰り返してもらえたらと思う。俺はストーリーシェアが好きだし、こうして面白いやつらと出会ったし、縁だと思ってる。だから、大人も楽しめて、子供も楽しめる場所として、ストーリーシェアがフィリピンでナンバーワンになればいいなと心から思いますけどね。

少し前まで現地のインターナショナルスクール(幼稚園)に通われてたんですよね。だから、分かると思いますが、時期によって金額差もあって、サマーシーズンは高いんですよね。それに、インターは午前中だけだったりするんで、午後は考えないといけない。けど、そんな情報もあまりオープンになってないですね。僕は知ってますけど、初めてだとわからないでしょ。

地元の幼稚園で色々な国の人に交じるのは個人的にはオススメなんです。日本では得られない体験をできますし、英語慣れもすると思います。時期によって休みだったり高かったりするのは、最初からわかってるんですよ。でもそれが来てから分かるってのが、僕は知っているだけに歯痒いんですよね。

でも、地元学校もウチらが探さなきゃならないけど、右も左もわからないから難しい…。ウチらはオススメしてもらったフェイシスって幼稚園に1ヶ月行ったんです。フィリピンの富裕層が通う学校で良かったです。

最終日の終了式にこっそり見に行ったんです。子供たちは私が行くって知らなくて。そうしたら、まだ2歳の子が自分の名前を呼ばれてステージに上がる時に、ずっとお姉ちゃんが隣にいてくれてるんです。ステージに上がる時もお姉ちゃんが一緒で。2歳だけど校長先生とみんなの前で握手をして、みんなの前で一礼して、列に戻っていってたら、お姉ちゃんが「よしよし」ってなだめてて。

フィリピン親子留学で現地の幼稚園での体験談

毎日泣きながら幼稚園に通ってたあの子のその姿はすごく誇らしかったし、同世代の子供たちと英語で触れ合った経験はあの子たちにとっても財産だと思う。だから続けさせてあげたかったんだけれども、金銭的な部分があってインターは続けられなくて。

親子留学も、語学学校で親とずっと一緒にいるんじゃなくて、同世代の子供たちと一緒のほうが絶対に子供にとってはプラスになると思う。だから、できる事なら現地幼稚園に行った方が良い。親子留学を斡旋している語学学校であれば、幼稚園とも提携しているパイプがあったらもっと安心できる。

地元の幼稚園に行けば、子供も良い経験ができるし、学校も秩序が保たれますからね。でも、一般的にはわからないでしょ。だから語学学校が「親子できます」って言ったら申し込んじゃうんですよね。それがすごく残念で。「あ~、その学校に行っちゃったか…。」「親子留学できるって宣伝したのか…。」と、イラッとくるわけですよ。

(笑)

今回も、すごい安いのを探したらローカルな学校があったんですけど、タガログ語で(笑)。タガログ語もありかなとは思ったけど…(笑)。

タガログ語はひっかかるかもしれないけど、子供にとっては同世代の子供と時間を過ごすことにすごい価値があると思うんです。小さい時に英語を学んでも、日本に帰ると忘れちゃうんですよ。でも、言葉は忘れても楽しかった記憶は残ってるから、大人になってから自主的に勉強する傾向があるらしいんですよ。

なるほど!おもしろい!

日本人って日本から出ることにすごくメンタルブロックがかかってると思うんです。幼少の時にいろんな国の人に触れた子供にとって、外人と話すことは普通の事なんですけど、日本で育った人は外人をビビっちゃうんですよね。だから僕はタガログ語だろうが英語だろうがどうせ忘れるんだから、肌の色が違う人、文化が違う人達と遊んで喧嘩することが、子供にとっては価値があると思ってます。

で、フィリピンの親子留学に詳しい人もいるんで、彼らのナレッジをもっと一般化させたいんです。みんなが正しい理解のもとに親子留学に来て欲しい。だから、敢えてこうやって収録してるんですけど。

ま、わかってて来てりゃ多少は違うからな。残念さが軽減される。

良いことしか言わないから期待値が高すぎるんですよ。でも実際、親子留学は、学校にとってかなり難易度は高いと思うんです。子供の英語教育と大人の留学は全然違うんで、先生にとっても別のスキルなんで。

カナさんは授業数を減らして子供にその分を振り分けてるから、やっぱり最初の見込みとは違ったと思うし、まっちゃんも、「家族で家族でスキルアップしていこう!」みたいな想いから、良い方向か悪い方向かはわからないけどすごい変更していると思うんですよね。

でも、留学前にちゃんと説明されたら、納得できると思うんですよね。

本当にそう!

納得の上で来たらまた違う。

他の生徒さんたちに対してもそうで、最初の1カ月はドラマチックな事がありすぎて、「これ以上は私本当にムリだ」って思って、スタッフの人に「新しい生徒さんに子供がいるってちゃんと伝えてくださいね」ってこっちからお願いしていたぐらいなんです。学校側が言ってないとおかしな話なのに。

僕が問い合わせた時は、まっちゃん夫婦はもう来てたと思うんだけど、子供がいるなんてことは一言も聞かなかった。もし、問い合わせした時に「子供いますけど大丈夫ですか?」って聞かれていたらストーリーシェアを選ばなかったですね。

そりゃそうだよ!私ももともと子供好きじゃないから、もし学校に子供いたら絶対に選ばない。英語勉強しにくいから。

カナさんが「子供がいますって言ってください!」って言っても、学校側としては、そんなマイナスな事を言ったら生徒が来ないかもしれないって思って言わないかもしれない…。

でも、子供がいることをマイナスだと思ってるんだとしたら、親子なんて絶対に受け入れちゃダメだよ!

ダメだよね。

規模にもよると思うんです。例えば、大きな学校で、3階は親子、4階はビジネスマンってフロアで分けてたり。宿舎自体を、この建物は本気の人、こっちの建物は初級とか分けたり。そういう管理の仕方はアリだと思うんです。

けど、日本資本の学校はストーリーシェアみたいに小さいボーディングハウスで始めることが多いんですよ。そうすると生活空間が一緒なので、本気で勉強したい生徒の邪魔になることはありますね。

ストーリーシェアは2つ校舎があるから、真面目にやろうと思ってる生徒にはEOP校舎で、日本語校舎は真面目じゃないって言ったら変だけど…。

そういう風に考えてるかもしれないですよね。

あるよね、先生のレベルもそうだよね。EOPのほうが経験豊富な先生が多いと思う。

でも…、どう考えても…、一番大変な思いをしてるのは、ソラちゃんとヒナちゃんなんですよ。誰も知らない、会ったこともないオッサン、オバさんに囲まれて…、そりゃ、気まずいですよね。日本と違って門の外に自由に遊びに行けない、同世代の友達もいない…。

大きい声を出して泣いたり笑ったりしても「シーッ!」って言われるしね。

子供って色々な欲求があると思うんですけど、そういうのを皆から押さえつけられちゃってる部分もあるから。

いいパパになるじゃん。

今は親も生徒も大人だからまだいいですよ。

ほんとうに。

僕が色々な学校で親子を見てますけど、子供のケアをあまりしない親もいます。で、子供はかまってほしいから、ず~っと泣いる。でも、親はぜんぜん相手せず英語の勉強してる。親がもうちょっとちゃんとしたらえぇのにって思う時があります。

一方で、イライラした感情で子供に接している生徒もいたりして、子供が可哀想と思う時もあります。

今は、お互い歩み寄ろうとしているからまだマシですよ。でも、日本人の生徒も色んな人がいるので、1人でも変な生徒がいると、全体が疲弊しちゃう。

本当にそうですね。

でも、これも本来は学校がケアすることだと思うんですよ。だって、サービスとして親子留学を提供してるんだから。お客さんが大人だからうまくいってるってのは、おかしいでしょ。だから、事前にちゃんと伝えるべきことを伝えて、環境整備して欲しい。そうじゃなければ、親子を受入れて欲しくないんですよ。

ちゃんとしたら子供にとってすごく可能性のあるものだと思うんで、ちゃんとやってくれよ…。って気持ちです。

ストーリーシェアには何かある!?

体験談に出てくる学校

ストーリーシェア バギオ校 (バギオ)

独自の英会話授業サイクルラーニングメソッドはスピーキングを伸ばしたい方にオススメ

親子留学の体験談

トラブル体験談

中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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