HELP Englishクラーク校を2日間体験!英語学習に集中したい大学生にオススメです。

コロナ後の動きは学校のスタンスを表していました。フィリピンへ入国できるようになったのは2022年2月。すぐさま、「学校再開!」「留学再開!」と叫ぶ人たちがいました。一方で、「先生のトレーニングが終わるまで受け入れられない!」と真面目に準備を行う学校もありました。

2023年2月にHELPからメールがきました。5月21日からバギオのロンロンキャンパスを再開するというお知らせでした。クラークキャンパスは公式発表はなかったけど、もう生徒を受け入れていました。すぐにメールをして、4月に訪問しました。再開が遅すぎて気になったのです。

HELPクラークの校舎

HELPは1996年にはじまった韓国人経営の学校です。おそらく一番古い学校です。

久しぶりに訪問したので、授業を2日間受けました。結論としては、英語学習に集中したい大学生にオススメです。環境と生徒層がいい!だから子供にもいいですね。ジュニア留学です。

ということで、体験したことをまとめます。

体験授業のスケジュール

渡されたスケジュールはこちらです。マンツーマンレッスンを5コマ。1コマ40分です。昔は50分でしたが、数年前に40分になりました。

HELPの時間割

HELPは朝と夕方にフリークラスがあります。朝のMRCと、夕方のSpecial Classです。だから、7コマ受けました。

HELPの1日のスケジュール

TIMEACTIVITY
6:40 – 7:20朝食
7:30 – 8:10Morning Reading Class(MRC)
8:20 – 9:00
9:10 – 9:50
10:00 – 10:40
10:50 – 11:30
11:30 – 12:00ランチ
12:15 – 12:55
13:05 – 13:45
13:55 – 14:35
14:45 – 15:25
15:35 – 16:15
16:25 – 17:05
17:15 – 17:55Special Class
17:55 – 18:30夕食
19:00 – 19:40義務自習
20:00 – 20:30単語試験
20:30 – 23:30任意自習

MRCはリスニングの授業でした。音声を聞いて穴埋めをします。

HELPのモーニングクラス

ただ、新入生が多かったので、自己紹介で終わりました。

みんなの名前を一生懸命覚えようと頑張ってました。熱心な先生でした。

HELPのスペシャルクラス 発音

スペシャルクラスは発音でした。1ヶ月単位でテーマが変わるそうです。これらのフリークラスは最初の1ヶ月は義務参加です。ただ、厳しく管理している雰囲気はなかったです。セミスパルタですが、全体的に厳しい雰囲気はなかったです。

マンツーマンレッスンでは、経験豊富な先生が多い印象を受けました。この学校は、オンライン英会話やコールセンターを持っているので、コロナ禍でも先生の雇用を継続できたそうです。不便だったのは、教室でネットが使えないこと。授業中にネットで調べることはできません。

生徒層

僕が訪問した時、生徒は90人ぐらいで、そのうち70名が団体で来た学生でした。試験対策に取り組む生徒が多いそうです。真面目そうな生徒が多かったです。

生徒はほとんどが韓国人。ベトナム人、台湾人がいて、日本人生徒は3人だけ。大学生の男の子が2人、30歳の社会人女性が1人。コロナ後のはじめての日本人生徒だそうです。朝のモーニングクラスでご一緒しましたが、みなさん英語が話せます。他の国籍の方と交流しつつ、楽しんでいました。

学生をサポートするスタッフは、韓国人、ベトナム人、中国人、日本人がいました。

オーナー

僕が訪問したいと思う学校は、決裁者が常駐している学校です。できればオーナーが常駐しているほうがいいです。いろんな話ができるからです。

HELPのオーナーのハスキーさんと久しぶりに話しました。彼は集客を焦ってませんでした。学校を満員にする気持ちもなさそうでした。しっかり準備しながら進めています。オンライン英会話があるし、団体客が来るから、成り立っているんです。

マーケティングに振り回されたくないし、エージェントに時間を割きたくもないから、エージェントも厳選したいようです。こういう学校はエージェントからあまり出てこないです。

バギオに超スパルタ学校を計画

時代が変わり、生徒に厳しくするスパルタという考え方は時代遅れになりました。台湾人や中国人はスパルタのルールに従いません。だから、セミスパルタという曖昧な学校が増えています。HELPクラークもそうです。厳しい学校ではないです。

HELPはバギオにも校舎があります。「バギオに行くと、夜遅くまで自習室の電気が付いているんだ。みんな勉強を頑張ってるんだなと思うと嬉しくなる。だから、時代に逆光して、ものすごく厳しい学校にしようと思っている。」

バギオにあるHELPのロンロンキャンパスがオープンするのが楽しみです。

HELPにも韓国人学校特有の残念な部分はあります。2日間いるだけで、無駄だなあと思うことはあるし、細かいミスも気になります。韓国人経営の学校はどこも似たような感じです。でも、韓国の学校の中ではHELPはいいと思います。学校環境、生徒層、オーナーの考え方がいいです。勉強に集中したい学生にオススメです。

(2023年4月訪問)

体験談に出てくる学校

HELP クラーク校 (クラーク)

初級に教えなれた先生が多いスパルタ校

HELP クラーク校に関連する体験談
トラブル体験談

中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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