夏休みのフィリピンのジュニア留学は団体の中学生男子が多い。年頃の娘は馴染めなかったです。

夏休みにフィリピンに短期留学をした中学1年生の女の子の感想です。団体の男の子が多くて馴染みにくかったそうです。

フィリピンのジュニア留学は団体の中学生男子

中学生、2週間

夏休みのジュニア留学は団体の中学生男子が多い

クラークのHELPに中学生の娘が通学してました。夏休みに2週間です。HELPは日本人生徒はあまりいなかったです。小さい子は、親子留学かジュニアキャンプです。韓国や中国の団体が多かったです。日本人が少ないと他の国の友達ができると思っていたんですが、馴染めなかったみたいです。

学生同士の交流を期待していたんですけど、それを求めてフィリピンに行くのはやめようと思いました。大人になると、たわいもない会話をしながら薄い関係を作っていけるじゃないですか。

でも、中学生って、親友か嫌いかどっちかなんです。極端なんです。そういう年齢なんです。親友以外とは話さないみたいなところがあるんです。いまの娘は旅行先でサラッと友達を作るのは難しいと思いました。中谷さんも、「初心者同士で会話は成り立たない」って言ってたじゃないですか。

ーー英語学習という意味では初心者同士は学びは少ないと思います。だけど、友達はできると思いますけどね。それに、娘さんは英語を話せますよね?

だけど、楽しい会話ってハートとハートがつながるような深い会話なんだと思うんです。娘は日本人の友達しか作れないんです。性格もあると思います。日本だとどこでも友達を作って帰ってくるんです。でも、絶対日本人なんです。

昔からそうなんです。英語環境では、自分の武器のしゃべりが使えないから苦しかったみたいです。今でもそうだというのがわかりました。

男の子が多かったのも大きいと思います。学校案内してもらったときに見たら、7割ぐらい男性だった印象です。日本人スタッフは「たまたま今は男子が多いんです。」って言ってました。団体はもっと男子が多いです。団体で来ている中国とか韓国のグループは男性ばかりだったので、男に投資するんだろうなって思ってました。

あるお母さんが、「うちの息子があなたと友達になりたい」って言ってきたんです。子供だと思ったら、成人だったみたいで。「めっちゃ気まずい」って言って帰ってきました。イヤみたいです。

別の男の子には、「昨日SMにいたでしょ」って言われて。「いやだー。」って言ってました。お年頃ですからね。

中国人の中学生の男の子の団体の中に、年頃の女の子が1人で入っていくのは難しいです。韓国人の24歳の女の子と13歳の日本人の女の子が仲良くなるのも難しいです。うちの娘は、学校でご飯は食べてないんです。午後から通学していたので、「食事どうしますか?」ってなって、初日に食堂を見学したんです。

HELPクラークの食堂

そしたら、男の人がいっぱいいて、圧があってイヤだったようです。短い時間でガツガツ食べているのを見ただけでしんどかったようです。「食べ方が汚い。もうイヤ!」って言ってました。

平気な人もいると思います。うちの子はダメでした。食事というより雰囲気がダメ。だから、ホテルの朝食ビュッフェを遅い時間に食べて。学校に行って、授業が終わったらすぐ帰ってきてました。だから、あんまり他の生徒と交流してないです。通学だったのもあると思います。

娘は、英語環境ではそこまで社交的になれないってことがわかりました。「今回は日本人の友達ができなかったから寂しかった」と言ってました。それなら、先生との関係を重視して、日本人経営で日本人だらけの学校でもいいのかなと思いました。

だから、また行くとしても、18歳ぐらいまでは、同世代の海外の友達を作ることは優先しなくていいなと思いました。いままで重要だと思っていたけど、もうちょっと先でもいいかな。

次は日本人ばかりの環境でもいいかなと今は思っています。でも、将来的には自分で外国の友達を作れるようになってほしいです。本当に試行錯誤です。いっぱい失敗してきました。でも、経験値になってると思ってます。

(2023年8月20日)

編集後記

夏休みや冬休みにジュニア留学する親子が増えています。(ジュニア留学は15歳以下の単身留学です。)繁忙期は団体客が多いです、女の子のグループもありますが、今回は男の子の団体が多かったようです。異性の友達ができて、留学生活が楽しくなることもありますが、それも年齢や性格次第です。子供の英語力や性格、年齢によってあう環境は変わってくるので慎重に学校選びをしてください。

体験談に出てくる学校

HELP クラーク校 (クラーク)

初級に教えなれた先生が多いスパルタ校

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トラブル体験談

中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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