ドゥマゲテのインターナショナルスクールのファウンデーション!小学3年生の娘は1日で辞めました。

ドゥマゲテの大学付属小学校ファウンデーション(Foundation Preparatory Academy)に親子留学した方に話を聞きました。小学校の娘さん(9歳)と幼稚園の息子さん(3歳)、2人の子供を連れて、夏休みに1ヶ月留学したそうです。フィリピンのインターナショナルスクールの様子です。

ドゥマゲテの大学付属小学校 ファウンデーションを辞めた

40代女性、1ヶ月

ドゥマゲテの現地小学校に短期留学

ドゥマゲテのファウンデーションという現地学校に1ヶ月だけ子供を入れたことがあります。コロナ前の夏休みです。ドゥマゲテに住んでいる日本人男性に依頼しました。現地学校の入学をサポートしている方です。不動産屋でもなく、個人です。その人を通じて、全部お願いしたんです。アパート、学校の申し込み、シッターの手配です。

私が細かいことを聞くので、「それなら日本のほうがいいんじゃないですか?」って言われました。はじめてのフィリピンで不安だからいろいろ確認したかったんですが、そういうのはダメみたいでした。

いくつか学校を提案してもらって、自分でも調べました。でも、受け入れてくれない学校もあって、最終的に選んだのがファウンデーションという学校なんです。

滞在したアパートには別の日本人がいて、その方がとても親切だったのでサポートしてくれました。シッターもよかったです。

ファウンデーションは大学付属小学校

ファウンデーションは大学附属の大きな学校でした。小学校から大学まであって、幼稚園、小学校、中学校、高校は同じ敷地です。大学はちょっと離れています。敷地は広いです。娘と息子を入学させたんですが、当時、娘は小学3年生でした。生徒はみんなフィリピン人です。

ドゥマゲテの大学付属小学校「ファウンデーション

学校は素敵な場所でした。外から見た時に、フェンスが独特だなと思っていたんですが、あとでオーナーが建築家と知りました。だけど、設備がいいと言うと語弊があります。やっぱりフィリピンです。教室に入ったとき、暗いと思いました。日本と比べるとハードの差は感じました。

ただ、娘は1時間で辞めました。もともとあまり気乗りしてなかったんです。日本でも英語の勉強はしてましたが、あまり得意じゃないし。日本人がいない環境が不安だったようです。悪い予感はしていたので、「ちょっとトライアルさせてください。」とお願いして、最初の1コマは様子を見ていたんです。授業を受けている様子を見て、これはダメだと思って、辞めさせてもらったんです。

娘はストレスを感じると、爪を噛むんです。小学校2年までは私は働いていて。その時はずっと爪を噛んでいたんです。寂しかったんだと思います。小学3年生になって、私が仕事を辞めておさまったんです。

ドゥマゲテの大学付属小学校 ファウンデーションを辞めた

教室に入って、10分後には爪を噛んでいたんです。あと、ぬいぐるみを抱いてました。持っていないと教室に入れなかったみたいです。一番後ろに座って、授業にも参加してないんです。英語のレベルが高すぎて、授業が全く理解できない様子でした。それを見て、ヤバいと思いました。フィリピンで爪を噛んでいたら、バイキンが入って病気になるかもしれないですし。

フィリピンなのでみんなフレンドリーなんです。子供がよってきて、娘に話しかけてくれてました。だけど、バリアを張ってる感じです。拒絶感があった。授業でも声をかけてくれていて、みんな優しいんですが、本人はストレスを感じているようでした。言語の壁はあったと思います。

娘は幼稚園のときに、日本のインターに入れようと思ったんですが、その時も無理でした。日本人がいない環境はストレスみたいです。小学校3年生になってもダメだった。

息子は平気でした。幼稚園クラスです。インターの幼稚園に行っていたから英語はある程度できるし、社交的なんです。日本より学習時間が長い気はしましたが、まだ小さいので英語の勉強というよりは、塗り絵とかして遊んでいた感じです。

朝にスナックタイムがあって、みんなスナックを持ってくるんです。ジャンクなおやつはNGです。そんなシステムを知らなかったので、初日は持って行ってなかったんです。そしたら、先生が、他の子のおやつをさっと取り上げて(笑)、息子に分けてくれました。「あなたは二つもってるから、いいでしょ!」って。日本だと、誰のものかきっちりしているから、こんな風な対応はできないだろうな~と思って見ていました。

娘は初日に辞めたのですぐに家庭教師を探しました。運良く見つかって、家庭教師にホテルまで来てもらうことになりました。だから、2人を同じ学校に入れたけど、結局娘は部屋にいました。

裕福な子供が多いファウンデーション

ファウンデーションで楽しめる子もいると思います。一学年上に日本人の男の子がいました。その子は「英語できないけど、みんなフレンドリーだから大丈夫」って言ってました。毎年夏休みに短期で来ているみたいです。幼稚園は20人いないぐらい。小学校も20人いなかったです。日本の教室より人数は少ないです。1クラスの人数が少ないのはすごくいいと思いました。

ファウンデーションに通っているフィリピンのご家庭は、フィリピンの中でも裕福な方だと思います。みんな、小奇麗でした。優しい子が多くて、乱暴な感じの子もまったくいなくて、悪くない環境と思いました。娘が「授業は分からないけど、友達と話せて楽しい~!」って感じだったらOKだったのですが、そうではなかったので、「家庭教師で英語のレベルアップ」に舵をきったんです。

「英語のスキルアップを目指すなら、自分に合ったレベルの学習をすべきだ!」と授業に参加している様子を見て思いました。それも1日で辞めた理由です。

ドゥマゲテのときは2人が小さかったので大変でした。息子の送り迎えはシッターの方にお願いして。私はアパートで自炊してました。でも、大変だったけど振り返るといい経験でした。

ドゥマゲテのアパートのプール

シッターさんの家に遊びに行ったり、アパートのプールで遊んだりしてフィリピンの生活をイメージすることができました。ファウンデーションに興味がある方は学校に問い合わせするといいと思います。

(2023年8月25日)

編集後記

ファウンデーションはドゥマゲテの中心地にある大学附属学校です。ドゥマゲテの語学学校に親子留学した後に行かれる方も多いです。フィリピンでは現地のインターナショナルスクールに短期留学する方もいます。英語力や年齢や時期によって判断してください。

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中谷 よしふみ

中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になる。圧倒的に詳しくなったので書籍を出す。そして、留学エージェントになる。体験した学校は105校。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター

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