セブ留学した初心者の方の体験談です。DMEの授業がよかったようなので詳しく聞いてみました。英語学習には反復練習は効果的だと思います。
38歳男性、初心者、1ヶ月
英語でコミュニケーションできるようになりたい
田舎に住んでいます。仕事で英語を使うことはないです。最低限コミュニケーションが取れるようになりたくて留学しました。
フィリピンがどういった国かも知りたかったので、積極的に出歩こうと思ってました。だから門限もなくて自由な学校を探しました。治安が良くて、田舎すぎない場所が良かったです。外国の友達を作りたいので日本人の比率が低いほうがいいと考えていました。
リゾートバイトに行った際に、相部屋でストレスを感じたので一人部屋で考えていました。だけど、お金に余裕があるわけではないので、1ヵ月20万円以内で探していました。
若くないので、学生ばかりじゃないほうがいいと思ってました。いくつか学校を教えてもらって、CEGAを選びました。よかったです。朝まで遊んでいました。門限12時とかだと窮屈だったと思います。毎日勉強して、朝まで遊んですごく充実していました。ほんと疲れました。
DMEの英語授業は効果を感じた
6月に、4週間行きました。英語の勉強は高校以来です。マンツーマン6コマ受けたんですが、ちょうどよかった。8コマはとってる人もいたけど、しんどいって言ってました。日中は休憩して、宿題は朝にやってました。
授業は、DME2コマ。スピーキング2コマ、リスニング2コマでした。DMEは最初の1週間はキツかった。Book2なんですが、本当にキツかった。DMEは先生が質問して、こっちが答えるんです。繰り返すことで覚えていくんです。ちょっと機械的な授業なので、先生がどんな人かわかりにくいんです。最初は怒られている気がしてました(笑)。
でも、毎日やっていると、先生の人柄も見えてきて、だんだん楽しくなってきました。慣れるのに1週間かかりました。振り返るとDMEが一番僕にはよかった。繰り返しやってくれるので、力になった気がします。
DMEの質問って簡単な文章なんですが、最初は全然できませんでした。a theとか日本人の感覚では意識しないので、間違えるんです。前置詞も抜けるし間違える。onとかね。細かく指摘されるので進まなくて。最初はストレスがありました。でも、DMEはやめなかったです。最後まで2コマやりました。先生がよかったのもあります。僕みたいな初心者にDMEはいいと思います。
ただ、DMEの授業で発音に厳しい先生がいて、発音を毎回注意されるんです。でも、発音に意識がいくと文法に頭が回らなくなるんです。僕みたいな初心者は、1つずつ集中したほうがやりやすいです。だから、発音は発音で分けたほうが良いと思いました。
スピーキングの授業はLet’s talk about it.という教科書と、Speak your mindというディスカッションの教科書でした。自分の意見を言う練習になりました。これもよかったです。
リスニングの授業は1週間ぐらいでスピーキングに変えました。リスニングの授業は、先生と一緒に音声を聞いて、テキストにそって、先生と役割を決めて読んで。問題の答え合わせをするんです。自分でもできそうだったので、授業でやるのはもったいない気がしました。できるだけ英語を話したかったんです。
CEGAの先生はベテランが多くてみんな熱心でした。間違えると、文法から説明してくれたり、必要なことを状況にあわせて教えてくれます。
ただ、1人若い先生がいて、その先生は間違いは指摘してくれるけど、説明があまりなかったです。先生の差を感じました。結果的に、その先生は変えてもらいました。先生との相性もあると思います。若い先生より年配のほうが安定感がありました。
セブ留学は4週間でも成果を感じた
4週間で英語力の変化は感じた?
成長を実感したのは、学校外で会ったフィリピン人に言われたときですね。「最初より英語が喋れてるね」って言われたんです。嬉しかったです。自信になりました。
毎回授業の最初に「今日は何日?」って聞かれるんです。It’s the fifth of June.みたいに答えてました。毎日言ってると覚えるんですよね。食べたものも、I had a chiken for lunch.みたいに毎日言ってると、自然に言えるようになっていきました。DMEもそうですが、繰り返すことが大事だと感じました。
入学試験と卒業試験があるんですが、2つ上がってました。2H(エレメンタリーのHigh)から3M(プレインターミディエイトのMiddle)です。
自分ではなかなかわからないですね。劇的に進化した感じはしてないです。ただ、ある程度自分の意見が英語で言語化できるようになりました。先生が言うことも最初よりは聞き取れるようになりました。リスニングはあがってます。
食事は予想以上においしかった
食事は予想以上によかった。日本食でおいしかったです。食事はまったく不満はないです。こんなに豪華なんだって思いました。とんかつとか普通にでてくるんです。日本と同じです。一回何かのお祝いでレチョンがでてきたこともありました。
朝はちょっと質素なんですけど、もともと朝はパン2枚だけとかで、あんまり食べないんです。だから、朝食があるだけでうれしかったです。量もちょうどよかった。
しいていえば、部屋に冷蔵庫があったらうれしかったですね。
宿泊環境は古いけど慣れました
寮は第一寮のペンションです。最初はちょっと古いかなと思ったけど、すぐ慣れました。虫が出るという話も聞きますが、僕の部屋には虫はでなかったです。部屋によるのかもしれないです。
ただ、女性はちょっとしんどいかもしれません。カーテンが雑だから、外から少し見える部屋があるんです。それが気になる人もいるかもしれない。プライバシー的な問題ですね。
そういえば、1つ気になることがありました。エアコンです。最弱にしても、寒いんです(笑)。それに慣れるまで大変でした。それも部屋によるみたいです。でも、授業、食事、寮、全部よかったですよ。
日本人スタッフも常駐していていつでも相談できます。だけど、僕はあまり相談してないですね。もともと1人行動が多くて、自分で勝手にやるタイプなんです。授業を変えるときに相談しました。
もし英語力があれば、生徒が日本人だけじゃなくて、いろんな国籍の生徒がいる学校に行きたかったですね。学校内に違う国籍の生徒がいるのは興味がありました。
だけど、僕は英語力がないから、そんなにしゃべれないことも想像できました。年齢差もあるでしょうから。だから、セブでは授業に専念して、外に出かけようと思ってました。
セブでダイビングに行けなかった
生徒層もイメージ通りでした。20代もいますが、若い人で25、6歳。年上も多くて、40代、50代、60代もいて、僕が中間ぐらいでした。一人行動が多かったけど、たまに他の生徒と交流してました。
ハリソンパークに飲みに行ったし、マクタンニュータウンビーチにも1回行きました。
たまにクラブにも行きました。みんなで中華料理を食べに行ったこともありますね。生徒は日本人ばかりだったけど、修学旅行みたいで楽しかったです。
ダイビングは行けなかったんです。それはちょっと心残りです。あんまり海とか行ってないので、セブらしさは感じられなかったかもしれないです。だけど、4週間はものすごく密度が濃かったです。すごくいい経験ができました。
(2023年7月3日)
編集後記
DMEなどのメソッド授業は信じられるかどうかがすごく重要です。成果を感じたという生徒はたくさんいるので、メソッドで学ぶと決めたら、一定期間頑張ってみてください。