フィリピン教育移住のデメリットを知っておこう

フィリピン教育移住について相談されることがあります。基本的には家族での移住はオススメしないです。フィリピンに家族で移住して、失敗した家族や、途中で帰った家族をたくさん見てきたからです。フィリピン移住のデメリットと思うことを紹介します。

フィリピン教育移住のデメリット

子供の学力低下問題

英語ができるようになることを期待してフィリピンに教育移住する親子が多いですが、算数、理科ができなくなるデメリットがあります。フィリピンに住んでいる親は、フィリピンの教育問題を語ります。教育とは言語だけではないです。日本の教育に問題はあると思います。でも、日本から出るといい部分も見えるものです。

所属する環境次第だと思いますが、英語も中途半端な子供が多いです。また、マナー意識が低くなって、子供が道端にゴミを捨てるようになって悩む親もいます。幼少期をフィリピンで過ごした子供はフィリピン人のようになっていくことがあります。ある時、子供の教育のために日本に帰国するわけですが、日本に適応するのも難しいです。

日本に適応できなくなる問題

フィリピンに馴染むと、日本に馴染まなくなる可能性があります。日本の大学に行ったけど、日本に適応できなくてフィリピンに戻ってくる方も多いです。

小さい子供が不登校とかで、もともと日本があわなくて、海外にでてきた方も多いです。もしフィリピンが肌があえばすばらしいことだと思います。フィリピンでイキイキしている子供も一定数います。でも、フィリピンでもあわない場合もあることは知っておいてください。

医療技術の問題

最後は、医療問題です。フィリピンで医療関係の仕事をしている人たちは、フィリピンでは手術はしないと言います。手術した人を何人も見てきましたが雑です。だから、年を取ると日本に帰国する人も多いです。

フィリピンは物価が安いと期待して老後生活にフィリピン移住を計画する人もいますが、僕はあまりオススメしません。お金があって拠点の1つとしてフィリピンを検討するのはいいと思います。

日本より物価が安い!みたいな安易な理由で移住するのは危険です。物価は上がり続けています。円の価値も弱いので年金で移住はやめたほうがいいです。フィリピンという国が好きで、フィリピンでお金を稼いで生きていけるなら検討しても良いと思います。

フィリピン移住したいならまず短期滞在してみよう

デメリットばかり書きましたが、もちろんフィリピンが肌があう方もいます。だから、興味あるなら短期旅行でフィリピンでの生活に触れてみることをオススメしています。自分の目で見てみてください。

子供の英語教育が目的の教育移住なら、現地の学校を見て、通っている人にデメリットを聞くのがよいです。ネガティブなことやデメリットを知ったうえで、それが許容範囲か考えるのがよいです。

エージェントや海外移住を商売にしている人の話は営業トークなので鵜呑みにしないほうがいいです。普通に生活している方々ならデメリットも教えてくれると思います。

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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