フィリピンでアクティブラーニングで英語を学ぶ!豚の丸焼きのレチョンについてプレゼンしました

フィリピンでアクティブラーニングの授業を受けました。体験学習を大事にするドゥマゲテのDETiで1週間勉強したときです。英語でプレゼンしたのですが、テーマはレチョンです。

フィリピンでアクティブラーニング

この学校の英語授業はちょっと変わっています。体験による学習を通して、異文化と出会い、コミュニケーションすることを大切にしています。

授業は1週間単位です。水曜日をミッションデーと呼んでいます。月曜火曜でミッションの準備をして、水曜日にミッションを遂行して、木曜日、金曜で体験したことをプレゼンします。体験から学ぶアクティブラーニングです。

アクティブ・ラーニング(英:Active learning、日:主体的、対話的で深い学習)は、学修者主体の学習手法の一つであり、学修者が能動的(アクティブ)に学修(ラーニング)に参加する学習法の総称である。教育行政用語としてのアクティブ・ラーニングと、教育学術用語としてのアクティブラーニングは重なる部分も大きいが、異なる部分もあるため注意を要する。本稿は主に前者を念頭に解説する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アクティブ・ラーニング

ミッションはいろいろあるのですが、僕のミッションは近所のローカルマーケットで交渉することでした。どんなプレゼンにするかは各自が考えることになっています。

レチョンビジネスの考察をプレゼン

雑貨や野菜などのお店が立ち並ぶ中、豚や鳥も売買されているのを見て、僕は「レチョン」についてプレゼンすることにしました。

レチョンは豚の丸焼きで、フィリピンのお祝い事には必ずでてくる料理。フィリピン人は大好きです。ローカルモールで豚が売られているのを見て、豚を市場で買って、レチョン屋をやったら儲かりそうじゃない?と思ったので、レチョンについて調べました。

アクティブラーニングのプレゼン資料

フィリピンの田舎、ネグロス島のザンボアンギータ(Zamboanguita)のローカルマーケットで調べた情報です。レチョン1頭(40kg)の販売値は8,000ペソ(サイズによっては6,000ペソ)でした。(2017年9月)

原価・費用

  • レチョン仕入れ値:3,500ペソ
  • 調理/コック代:500ペソ
  • 2時間

販売方法① 丸ごと販売

  • 想定売上:8,000ペソ
  • 原価:4,000ペソ
  • 利益:4,000ペソ

販売方法② 切り分け販売(250gずつ)

  • 販売価格:250gあたり80ペソ
  • 総量:40kg → 160食分
  • 総売上:12,800ペソ
  • 原価:4,000ペソ・利益:8,800ペソ

まとめ 

同じレチョン1頭でも、丸ごと売ると利益は4,000ペソ、切り分けて売ると利益は8,800ペソ。

切り分け販売のほうが、約2倍以上の利益になります。しかし、販売員の人件費が必要で、販売に要する時間は長くなるし、売れ残りリスクがあります。そんなプレゼンをしました。実際に仕入れて販売してみたかったです。

フィリピン人からいろんなフィードバックを受けて楽しかったです。他の生徒の体験を聞くのも楽しかったです。体験学習に興味ある方はアクティブラーニングは楽しいと思います。要チェックです!以下は僕のプレゼン資料です。レチョンについてまとめてます。

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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