少し前ですが、去年にセブの老舗学校のCPILS(シピルス)を訪問しました。平日の昼間は学校から出られないセミスパルタ学校です。この学校はIELTSとTOEICの公式試験会場なんですが、2023年にIELTS試験会場がリニューアルしているので見てきました。
CPILSはIELTS生徒が多い
コロナ前の定員は400人ですが、コロナ後はオンラインに力を入れていて定員が350人になっていました。
IELTS公式試験か模擬試験でIELTS6.0以上を達成した31人が張り出されていました。こういうのは刺激になるからいいですね。訪問したのは11月ですが生徒数は180人。生徒層を聞くと、以下のような回答でした。
- IELTS 50%
- TOEIC 15%
- ESL TOEFL スパルタ 35%
IELTSの受講生が一番多いけど、日本人はESLコースが多いようです。だけど、他の生徒の影響をうけて、途中でIELTSコースに変更することがあるようです。
フィリピン留学後はワーホリに行く生徒が多いそうです。
IELTS公式試験会場がリニューアル
IELTSの試験は複数の団体で運営されていて、運営大体ごとに試験会場があります。CPILSはBritish Council(ブリティッシュ・カウンシル)の試験会場です。
これがリニューアルしたIELTS公式試験会場。キレイでした。定員は120名。
IELTSはペーパー試験とコンピューター試験の2つの試験方式がありますが、ペーパー試験の公式試験は月1で開催。
コンピュータ試験は毎週金土日です。
学校内にIELTS Resource Centre(IRC)があるのも特徴です。IRCはブリティッシュ・カウンシルから試験情報や教材を入手し、学生に提供している機関です。最新のIELTS対策書籍や、リスニング対策用のCD、DVD、テープが置いてました。
CPILSの生徒は、学校スタッフに相談したら学校で試験の申し込みができます。便利ですね。CPILSの生徒でなければ、サポートしてません。
名門CPILSはIELTS公式試験会場に認定されており校内で受験が可能です。公式テストのスケジュールやお申し込み、お支払いは下記HPよりお願いします。当校ではテストを管理していません。(ご注意下さい)
https://cpils.jp/course-list/ielts/
IELTS点数保証コースもあります。これは条件を満たしているのに結果がでなかった場合、無料で延長できるというコースです。ただ、保証コースを申し込んで、結果がでなかったのに期間延長できなかった生徒って結構いるんです。条件の1つに公式試験を受けることがあったりするんですが、申し込み時にミスして受験できなかったりするんです。そういう点でも、公式試験会場になっているCPILSはいいなと思います。
TOEICの公式試験も月1で開催。こちらも生徒なら学校で申し込めます。
施設はやや古いけど、必要なものは全部あります。以下メモです。
- 2023年は1コマ50分、金曜日は40分。2024年から全部45分になる。
- 病院、モールが近くにあって便利。24時間クリニック受講可能
- 親子留学の生徒は部屋が別、部屋にテレビがあって、モニタとしても使える。冷蔵庫もある。今後は全ての部屋に冷蔵庫が入る予定。
- トイレに紙は流せない。
- 金曜日は授業後に、プール前でズンバ。平日3、4回運動がある。
- 学校内ではチャージ型カードで支払える。これは便利。
- ネイティブ講師が多い。7名。グループクラスを担当
- 日本事務所あり。
- 日本人マネジャー1人(シピルス卒業生)、日本人インターン1人
いまはIELTSの勉強はオンラインで学べます。だけど、海外に行って、同じ目的の生徒たちと一緒に切磋琢磨するのは価値がある。そういう意味ではIELTS受講者がたくさんいる大規模校のCPILSは学生にはすごくいい。
(2023年11月15日訪問)