クラーク博物館にも触れておこう。クラーク博物館はクラークフリーポートにある博物館です。入場料は100ペソ。
クラーク博物館に行ったみた
大きく4つのフロアーに分かれている。
ギャラリー1から4までは歴史博物館。1991年のピナツボ火山の噴火に関する展示や、第二次世界大戦での展示もある。アメリカに統治されてからの展示が多くて、スペインの植民地だった時のものはほとんどない。日本との戦争の展示もあります。
クラークっぽいものでいうとこの儀式。パンパンガ州のサンフェルナンド市で、ホーリーウィークに開催される儀式。キリストの体験を追体験するそうです。どうしてこの場所なのか?詳しいことはわからない。実際に手足に釘をうつそうです。血だらけで痛々しい。一回見てみたい。
面白かったのはギャラリー4が終わったあと!
クラークフリーポートのビジョンが掲げられていた。
2030年までに、このクラークフリーポートをAerotropolis(エアロトロポリス)にすることを目指している。エアロトロポリスは都市空港という意味だそうです。
エアロトロポリスは、インフラストラクチャ、土地利用、および経済が空港を中心とする大都市圏です。それは「エアロ」と「メトロポリス」という言葉を融合させたものです。
ミッションも明確
フリーポートの都市計画も明確です。
アジアのハブになるイメージ図ですが、日本がいないですね。悲しい現実です。
この博物館は、歴史的な展示がある博物館です。だけど、それ以上に、クラークフリーポートのアピールがすごい!
マゼランやラプラプに関するものは一切ない。博物館で展示しているものは、エリアによって全然違うので面白い。
ちなみに、このクラーク博物館の横には4Dシアターがある。100ペソです。1日4回上映、時間は20分、黒いサングラスみたいなのをかけて、スクリーンを見ると3Dに見えるヤツです。内容はクラークの歴史、アエタ族についてです。
4Dなので、風が吹いたり、椅子が動いたりします。字幕はないので、英語力が全然ないと理解が難しい。僕は英語の勉強と思って見てみましたが、聞き取れない部分も多かった。4Dのクオリティはやや低い(笑)。終わったときに、爆睡しているフィリピン人がいました。
クラーク博物館とアンヘレス博物館の展示内容が全然違うのが面白かったです。クラークはやっぱりポテンシャルを感じます。火山がもう噴火しないことを祈ります。