
小規模で落ち着いた年齢層
フィリピン留学で、セブにある小規模な語学学校に8週間通いました。4、5月だったんですが、生徒は50人くらい。大手校に比べたら、かなり人数は少なかったと思います。生徒の年齢層は20代後半から30代前半。若い子は少なかったです。大学を休学してきているような学生はあまり見かけませんでした。
日本人の生徒の中には、17歳の子や25歳の子といった若い層も少しいましたけど、全体としては20代後半以降が多くて落ち着いた年齢層でした。私は周りに比べるとかなり年上ですが、私だけが浮いているというわけでもなく、年齢差を気にせず居心地よく過ごせました。
狙い通り日本人生徒は少なくて多国籍な環境
日本人が少ない学校を望んで学校を選びましたが、実際の国籍比率は時期によってかなり差がありました。到着したときは、日本人は1人だけ。そこに私ともう1人の生徒が加わったので、日本人は3人だけ。狙い通りの素晴らしい環境でした。
最初のうちは、日本人の方ともあまり喋らないように意識していたので、日本語を使う機会はほぼゼロでした。ただ、その次の週に日本人が4人入校してきて、私が帰国する頃には、日本人留学生は10人くらいになっていました。
一番多かったのは圧倒的に中国人です。その次がアラブ系(中東)。モンゴルの生徒は常に4〜5人。台湾人は常に5〜6人です。
自由な学校でしたが、真面目な生徒もいました。中国人の生徒で、5時に授業が終わって、7時から夜10時までオンラインで英語の授業を受けている子がいるんです。頑張っている子が結構いました。
私はESLコースでしたが、IELTSコースの生徒は比較的真面目です。学校側も、点数保証コースの子にはいい先生をつけていました。だから、点数保証コースの生徒が多いと、ESLコースにいい先生がまわってこない印象があります。
授業外のリアルな交流と「会話疲れ」の壁
生徒交流はすごく良かったです。自分が望んでいた通りの多国籍な環境でした。国籍は関係なく、滞在期間が長い生徒がだんだんと仲良くなっていくんです。みんな顔見知りなので、廊下ですれ違ったら自然と喋ります。帰国間際には、中国人の生徒たちの部屋に何人かで集まって、夜遅くまでずっと英語で喋り込んだりもしていました。
ただ、常に人と喋って国際交流することに、少し疲れてしまった週がありました。その1週間くらいは、授業の休み時間になると、誰とも喋らずにすぐ自分の部屋に帰ってました(笑)。1人部屋にしていてよかったです。
出会ったばかりの頃の会話って、まず自己紹介から始まりますよね。それはスムーズにできても、その後に会話を続けるために、自分がそこまで興味のない話題に対しても無理に質問を掘り下げていかないと間が持たないじゃないですか。その作業が急に面倒くさくなってしまって…。
でも、滞在期間が長くなってくると、学校生活そのものが共通の話題になっていくので、後半は会話をすることが全く苦にならなくなりました。
少人数校ならではの光と影、逃げ場のない距離感
人数が少ない学校は、良い面も悪い面もありました。アットホームで楽しいんですけど、みんなお互いのことを知っているんです。ほとんどの人と一度は話したことがあって、「あの人はこのくらいの英語レベル」みたいなのがだいたい分かります。新しく来た生徒のこともすぐ分かるんです。
距離が近いので、噂話や悪口も多いんです。自分とタイプが違う人でも、完全に距離を置くのは難しい。勉強だけでも大変なのに、先生のことも考えて、人間関係も考えないといけない。そこは少し面倒でした。
大きい学校だったら逃げ場もあったと思うんです。食堂も小さいから、苦手な人とも顔を合わせますし。先生は生徒同士のことも全部知ってるんです、誰と誰が付き合っているとかも。噂話はちょっと面倒でした。
(2026年6月11日)
編集後記
小規模な学校はメリットもあるけど、デメリットもあります。留学に求めるもの、自分の性格をよく考えて、学校選びをしてください。